今日の上馬日記です。

もうやまないんじゃないかってくらい降りますね雨。

明日は傘マークだけど多分日中だけなので、夕方自転車乗って遊びに来てください。なぜって??日曜久々の晴れマークだから、日曜にご来店集中しちゃいそうだからです。するとお待たせしたり、じっくりお話聞けなかったりするのが申し訳ないのです。

土曜日も雨止んだら是非自転車乗ったり、カスタムしたり、各店イベントも開催中なのでブルーラグで妄想時間をお過ごしくださいな。

今日はこのフレームのこと書きます。
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*FAIRWEATHER* track

フィクスドギアバイク、ピスト、シングルスピード、トラックバイクフレームです。

キャリアやラック満載のツーリングバイクも、ロードバイクマウンテンバイク、ギア付きのバイクも大好きですが、こういう引き算で洗練されたトラックバイクも大好きです。

最近このフレームをいい感じに組んで下さったお客様が続いたので改めてフォーカスしてみます。
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すきすきポインツ、1インチスレッドステム。

細身のヘッドチューブに差し込むクイル型の華奢なシルエット。たくましいアヘッドステムにはない美しさ。アヘッドばかりだと不意にこういうスレッドステム欲しい欲しい禁断症状がブーンと出ます。

そしてこのフレームすきすきポインツその2。
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シートクランプ周りのここのディテール。この交差点部分。トップチューブより高い位置より直線的に降りるシートステー。ここフェチのひと自分だけじゃないはず。フェチッシュ。あれフェティッシュでしたっけ。

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トップチューブにブレーキアウター受けがあるのも、今の日本の交通事情の中格好良くトラックフレームを組むときの重要なポイントです。巻いたり止めたり、プレートで挟んだり。したくない人は特に共感してもらえると思います。

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ドロップハンドルでマナーに組むのもいいですねー

細いチュービングで構成されるこのフレーム、ペイントによってガラッと表情を変えます。
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キャンディブルーだとこんな感じ。
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フェチっしゅのとこはこのように。

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ストレートフォーク。

手前味噌ながらキビキビよく走ります。軽くて、しなやかで、街中を小回り効かして駆け回るならシングルスピードでも十分。少ない力で風のように進みます。

もし新しく自転車をお探しの方がいたら、もしや自分にしっくりくるのはこのフレームなんじゃないか、と候補の一角に入れてくれたら嬉しいです。同じフェチっしゅの人がいる、信じてやまない。

最後に先日納車したお客様のFAIRWEATHER trackをバイクチェックします。
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(はいフェチッしゅ)
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COOK PAINT WORKSにて金属超塗料”マッハシルバー”にカスタムペイント。パーツも含め無機質無表情にシルバーで統一。
ロゴデカールもなし、真鍮製のヘッドバッジのみ。
パーツは街で酷使しきれるもの、クランクはBBに定期的なメンテナンスが必要な競輪系ではなくカートリッジ式のBBにRDメッセンジャークランクをば。ショートリーチのブレーキキャリパーはcampagnoloのveloceをお勧めします。このルックスなのにリーズナブルなプライス。バイクの邪魔をしません。
ここまでシンプルにまとめてハブはPHIL WOOD。アメリカサンノゼ製最強の品質、メンテナンスフリー。ほったらかしでも長く続く高回転、超屈強で美しい仕上げ。シンプルなフレームだからこそハブがより冴えます。ただ軽いレーシングパーツだけで構成するのではなく、シンプルだけどメンテフリーと高耐久にこだわったのでタイヤもタフなgravel kingに。
nittoブルホーンバー、RB-001に同じくnitto製のバーエンドは外形ぴったし、そのシルエットがより美しく見えます。
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僕らの中で定番であるこのフレームですが、そのかっこよさを改めて紹介したいな、と思ったので書いてみました。どうでしょうか。

この土日、ブルーラグ各店騒がしくしています。
幡ヶ谷店では新作BAGのカスタムオーダーワークショップが、代々木公園店では街乗りに馴染むメットBERNのポップアップ、我々上馬店ではSWIFT INDUSTRIESの自転車バッグに合わせてキャリアラック大充実大作戦で、ご来店お待ちしておりまーす