今年は有難い事に怒涛の海外出張の機会を得て、早くも懐かしい感覚になりつつあるLA Invitational。
ですが、僕にとってはままだまだ鮮烈な体験として鮮明に記憶にあるので、ちょっと落ち着いたこのタイミングで書いてます。
振り返ればどの海外出張もそうですが、いつも強く記憶に残るのは現地でのライドなんです。
言葉が分かんないとかどうでもよくなって、考えることを忘れて体で楽しい感じ。
瞬間的には言葉にならない現場の空気を五感で感じられるんだと思います。今日はそれを言葉にしたい。
そんなわけでタイトルの「LA Invitational B面」の話し。
A面は冒頭の動画、出張のメインイベントであるLA Invitationalだとして、B面はその周辺で行われたグループライドについて。
ひと言で言うと、「アメリカのグループライドはBIKEも服装も超自由で気楽」って事。この感じめちゃくちゃ良い!
例に2つのグループライドを見ていきます。
まずはLA Invitationalの前日に行われたThe Cub House主催のサンセットライド。下の動画の終盤部分です。
「ブルーラグが来るからライドしよう!」
ショーンの一声で急遽イベント前日にも関わらず沢山の人が集まってくれた。その光景に感動。
ショーン率いるThe Cub Houseのファンの多さを目の当たりにする。愛されてる。
※The Cub Houseオーナーのショーン(左)、The Cub House店長のダニー(右)。(更に右後ろにAllez ALのショーンも写ってます)
ショーンは若かりし頃レーサーになる為イタリアでバイク修行をしてたり、ダニーもトラック競技でUSAナショナルチームで走ってたり、ガチレーシーなバックボーンを持つ彼ら。
だけど、そのガチさを感じさせない明るく陽気でFunな自転車の楽しみ方を提案できるのがThe Cub Houseの魅力なんだろうと感じる。カッコよさと可愛さのバランスが凄く良い。 ほんとうに分け隔てなく自転車を楽しんでいる人達です。
で、こんなバイク作っちゃったりするんですね。
お店の周辺までを含めてとっても開放的でゆったりした空気が流れるお店はほんとに陽のオーラ出まくりで居心地がよかった。
TeamDreamや Beach Clubは正にそれを具現化する存在なんだと現場を見て頭の中で繋がって、僕たちが自然と惹かれていくことに納得。
特に Beach Clubのバイクは、シュッと速い気分の時のスタイルある選択肢として今後超有力になってくると思う。
ショーンのパートナーであるカーラ(右)の陽気さも無くてはならない一因で、ダニーが絶対に必要な人と言っていた。本当に陽気。すぐ踊る。
脱線しましたがライドに戻って。
サンセットライドは、The Cub Houseを出発して20分ほどで途中の売店に立ち寄り、好きなお菓子とドリンクを補給して、そこからLAの街を見渡せる丘の上を目指す。ちょっとだけ登るライドでした。
時間にして往復2時間足らずだけど適度に遊べるダート区間あり登りあり、丘の上は絶景で、みんなとワッサできてコンパクトなのに凄く満足感高いライドだった。
沈んでいく夕日と共に走るサイクリングロード気持ちい。終始めちゃくちゃ優しくしてくれたマティの背中。LA Invitationaでも補給食分けてくれたりめちゃ助けられた。
途中立ち寄った売店。改めて凄い人数。東京でこの人数で走るのは難しいかも(汗)。
カメラに気づきちゃんとショーンが手を挙げてくれてる。
お菓子を選ぶダニーとウェちゃん。袋が全部デカイ。
ちょいちょい見切れてる、赤髪の人は、The Cub Houseメカニックのエリック。この人もなかなかガチ。⇓
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もう一人、The Cub Houseメカニックのサイモンは電動バイク。レースシーンとは真逆の電動もアリで垣根無くこの場にちゃんと溶け込んでるのが凄い。
REALMのバッグが凄くチャームポイントになっていて、お菓子いっぱい入るし最高。どんなバイクも可愛くしてくれるトッピングとして1番かも。
補給を終えて、ちょいクライムに向かう。
ダニーもREALM使ってる。
たぶん15-20分くらい登って目的の丘の上に到着。
スゴー!このイージーさでこの景色に到達できるのはホントに良い。
LA Invitational自体もそうでしたが、マウンテンバイクもいれば、グラベルもいるし、ハンドメイドもRIVENDELLもCRUSTもいるし当然マスメーカーもいるし、車種もバラバラ、服装もバラバラ。
レーパンにテックTeeとか普段着のまま短パンとTeeとか。ドレスコードみたいなもの皆無で自由。
自転車乗るから集まろー!でみんなそれぞれ好きなバイクで好きなペースで走ってるこのムードがとても良い。
ライドイベントだから上下ジャージで揃えなきゃとかないし、逆に揃えても良いし。
サンセットライドは日没とともに散り散りに解散し終了。
続いてが、Allez LA主催のモーニングライド。下の動画の終盤部分。
こちらはもうちょっとハードなコースで、やや難易度高いゴツゴツのガレ場や細い川を何度も越えて小さな滝をゴールとするコース。なんだかんだ3-4時間走ってたかも。
Allez共同経営者の一人で元KINGKOGのオーナーShawnに引っ張てもらってのライド。こちらも登場人物がショーンで混乱しないでください。(発音は違うんだろーけど、わからん。)
絶対無理なところ押して登ったり。
川渡ったり。
川渡ったり。
川渡ったり。
何本もの川を渡ってるように見えますが、1本の川を上流へ上る為にクネクネと同じ川に何回も入ってます(w)。
これがAllezのお決まりのコースらしい。
(LA InvitationalでAllezのライドに参加したことを話したら、靴下濡れたでしょ!って言われた)
ショーンのレフティ。
Allezメカニック タイのWILDE rambler SL 。
このライドにトラックバイクで来るツワモノも。
sam hillborneも。
フルサスもいたり。
ちゃんとSURLYもいて車種はほんとバラバラ。
NASA見れて嬉しかったりでライドは終了。
Allezの場合、途中で離脱する人がいたり、途中で分かれて違うルートに行く人がいたり。こちらも超自由。ほったらかしとも言えるかもしれないけど、お互い無理することもないし、それでいいじゃんっ!って感じかな。
因みにサブは途中借り物バイクでチェーン切れ、ウエちゃんはパンクもしたけど、トラブル時はしっかり助けてくれました!
Allezのお店自体は、コンパクトな中に所狭しとオリジナルの可愛いアイテムが並んでて、お土産ショッピングがはかどっちゃいました。
残念なが一緒にライドは出来なかったけど、お店にて全力のサービス精神で迎えてくれたカイル。カイルも陽気でフレンドリーでめっちゃ楽しい人。
ウエちゃんがBlogで紹介してくれてたテックTee。めっちゃいいやーん!てなりその場でも即購入。その後仕入れてもらうことに。
レーパンにテックTeeスタイル多かったので、人気ありそう。
もうくどいですがアメリカでのライドをいくつか経験して、本当に車種や乗り方、好きなモノ、レベル、関係なく分け隔てなく集まれるそのムードがステキだなと強く感じたのでした。
みんなどんな格好でくるのかな?自分は間違ってないかな?なんて心配は不要ってこと。
ここで敢えてグラントさんの言葉を借りるなら「Relax」。
(YouTube担当サブ)