どうもごきげんよう。道ログです。
あまり東京に馴染みのない人はごめんなさい。興味に引っかからないコンテンツかもしれませんね。。。
今回もブルーラグゆかり、という流れでまいりましょうか。
(そして、超ニッチなネタなのでご用心ください)
ゲン・幡ヶ谷店が面している道路!
「鮫洲大山線」
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この名、聞いたことがない人が大半だと思います。ブルーラグスタッフさえも。
幡ヶ谷周辺住民は、「中野通り」でようやくピンとくると思います。
中野通りはこの都道を成している一部の区間の名称をいいます。
では、なぜ、「中野通り」ではなく、「鮫洲大山線」を取り上げたかったか、
それは未成区間の残る、”都の悲願”的な道路であるからです。
まずは、Wikipediaから拝借。
東京都道420号鮫洲大山線
板橋区から品川区まで。意外と長ーい区間の道路ですね。
首都圏には、環状8号線や環状7号線など、もうちょいメジャーな環状線がありますが
この「鮫洲大山線」、位置付け的には環状6.5号線なのだとか。
東京都の都市計画道路として、構想が練られていたみたいです。
—そして、それはまだ2024年現在、完成していないのです。
ブルーラグ幡ヶ谷店を左に出て東北沢駅周辺に走っていくと、現在進行形で拡張工事が行われています。
ここ数年で用地買収が進んだのか、近年の下北周辺の小田急の地中化の影響なのか、2024年に変貌を遂げつつある場所の一つです。
(いつもチャリで通ると狭くて走りにくい場所の一つ(泣))
2009年の最古のストリートビューを見ると現在と印象が違います。
この辺までが近日完成予定の区間らしく、三角橋という場所で道は大きくカーブしていきます。
カーブの先は「航研通り」と呼ばれる、最高学府東京大学のキャンパスが門を構える閑静な通り。でもこれは別の路線(?)みたいです。
どうやらこの辺りから、本線の完全なる未成区間。
その先は、京王井の頭線を挟んで住宅地を抜けると
これも近年完成した三宿方面への広いバイパスが突如出現します。
これまでの部分は今も計画区間として、周辺住民との話し合いが行われてるようです。
そもそも今の(渋谷区)大山からブルーラグ幡ヶ谷店のある交差点方面も、ジャグさんが小学生くらいの時は道路が存在していなかった(?)とか。。
本当に、ジリジリ長期計画で道路建設が進んできたことが窺い知れます。
鮫洲大山線が全通した際には、幡ヶ谷店へ通いやすくなる人もいるのではないでしょうか。
僕も、近日完成のバイパスを自転車で流すのが楽しみです。
(あと出来立てホヤホヤの道路って、なんかタイヤの転がりが柔らかくて楽しくないですか?)
:
“路線開発”
利を得る人もいれば、立ち退きを余儀なくされる人もいて複雑な気持ちでもありますが
「過去と未来」それぞれの記憶と期待が、アスファルトに埋め込まれていることが道路のロマンでもあります。
そして、いまも変化しつつある、いましかない道たちをライドしてみてください。くれぐれも安全運転で!