この近況報告ブログも気がつけば、投稿数が100件を越えていたみたいです。

書いている自分たちですら実感が湧きませんでした。

各自が想い想いに好きなことを綴る、このブログコーナー。

テーマがそれぞれ異なりすぎて、皆様を当惑させてしまっているかもしれませんが、今後ともよろしくお願い致します。

ボスが許す限り(?)これからも変わらず近況報告モード全開で参りたいと思います。

 

では本題、

自転車に毎日乗ってる私たちさえ忘れがちですが、もっぱらシティサイクリストは道路に生かされております。

本当は、僕だって大陸のような荒涼とした広い大地 、いわゆる「道なき道」を自由に駆け巡ってみたい気持ちがあります

 

 

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Daryl Brown(@darylbrownmtb)がシェアした投稿

(私的トラウマ映画「127時間」、冒頭の自転車シーンはほんと羨ましい。。)

(最近だと、メカスタッフが探訪した、シェルリッジも羨ましい。。。。)

が、ここは日本列島。

険しい谷山に住み着く、生命力逞しすぎる国産の木々たちと

僅かにできたスペースさえをも埋めんと、青々と生い茂る草や薮。

これらに対しては、なす術がなく、ただ圧倒されるのみです。

(Swift Campoutで訪れた八丈島の生い茂るコレ怖かった)

鳥取砂丘だって手付かずのままだと緑化しますし、

北米では日本産の蔦、「クズ」 が外来種として猛威を振るっているみたいです
→ アメリカ合衆国におけるクズ

 

そういうわけで、まいにち自転車をコキコキ出来る環境を与えてくれている、「道路(舗装路)」に感謝しましょう。

道を知れば、道がきっと好きになるはず。

という押し売り営業で進めさせていただきますこの企画。

このまま進んでしまっていいのか、僕自身迷っていますが

「迷わず行けよ、行けばわかるさ」

、、そんな声が聞こえた気がするので勝手に進みます。

ありがとうございました。

 


 

まずはBluelugゆかりの道!

「水道道路」

幡ヶ谷周辺や沿線に住んでいる人は、9割がた耳にするはずです。それくらい馴染みのある道路です。

ブルーラグ幡ヶ谷店ができる前、ブルーラグが本町で営業していたのもこの水道道路沿いと聞いてます。

正式には、「角筈和泉町線」

角筈、 とは今の新宿一帯を表す昔の地名です。この時点でメラメラしてきます。

明治時代に遡ると、元々は玉川上水という本当の水道(水路)が通っていました。

まるで運河のように人口の川が整備されていたようです。(拾い画ですが「大正初期 笹塚付近」とのこと、すごい…)

幡ヶ谷周辺くまなく歩いているとわかるのですが、この辺だけ高く盛り土されていることが分かります。

それゆえ道路の下には、古いトンネルなんかもあったり、幡ヶ谷の街に根ざしているこの道路

トンネルではなく、隧道(ずい道)って表現なのが嬉しいですよね。

水道を通すためにできるだけ一直線で、高低差が無い作りになっているそうです。

なので、走ってて見通しが謎にいい。

そして、記念すべき都内で一番最初に自転車専用レーンが整備されたのも、この水道道路だったようです。スバラシイ。

まさにうってつけなこの地にBluelugが誕生したのは、偶然を超えた何か必然があるのでしょう。

この水道道路、交通量も激しくなく、ずうっと真っ直ぐな道が続いているので、のんびりツーリングするのにピッタリです。

皆さんもブルーラグ幡ヶ谷店に足を運ぶ際には、ぜひ水道道路に足を踏み入れてみて、

歴史に思いを馳せて自転車で流してみてください。