一年は早い、谷です。
「8月19日、バイクの日は俳句の日」。
今年もやってきたようですね。店頭でも、オンラインストアでもご参加いただけますので是非一句読んでください。参加賞、良い句には景品もございます。
あの伝説的イベント(上馬の中では)。去年を振り返れば、
店員もお客様もシャイが多い(らしい)上馬店にしては(妙に)盛り上がりました。そして
こちらのお客様より上馬大賞、伝説の一句も生まれました。(自転車俳句だ、って言ってるのに自転車ワードが入っていないのにこの素敵な笑顔。景品は無効となりました)
参加賞もあるので是非自転車ワード=輪語は入れてください。オンラインストアでは備考欄、店頭ではレジ前にてエントリー可能です。ふるってご参加くださいな。
話変わります。
しばらく売り切れてしまっていた、SWIFT INDUSTRIESの再入荷がありました。昨日も店頭ストックモデル見に来ていただいた方、カスタムオーダーをしにご遠方からいらしてくれた方がいました。嬉しい。
全てハンドメイドの小さなメーカーなので、一辺に全色ズラーリ補充!とはいきませんでしたが、続々入荷予定です。今回入荷したのは
初入荷時には即完売になってしまった“CASCADE COLLECTION”。深緑のコーデュラナイロンにリミテッドのワッペンがかわいい。
そして軽くて防水で格好いい生地、でおなじみブラックのX-pacの“Hinterland collection”。
今日はこの再入荷のあったSWIFTのPalomaハンドルバーバッグ、普段愛用しているのでご紹介、と思ったのですが、似たものでライバルがあるのでちょっち趣をかえて比較しながらご案内したと思います。
↓僕が愛用している”ハンドルバーバッグ”2種はこれら。容量はそこそこでよくって、ドロップハンドルに仕込めるものが好きです。
僕は基本自転車に手ぶらで乗りたい系の念能力者です。
まあ本当のこというと、昨今サコッシュに浮気をしていたので、シンプルなバイク+サコッシュというのが多かったですが、また基本に立ち返りました。やっぱ荷物は自転車に持ってもらうのが好き。最近またハンドルバッグ生活に戻っています。背中暑いですしね。
向かって右、ANT号。”ツーリングバイク”と呼んでいるバイクです。実際にそんなに頻繁にツーリングしないので、メインは通勤。年に数回の荷物たくさんなツーリング遊び。泥除けが付いているので雨の日バイクとしても乗っています。
これについているバッグは*SWIFT INDUSTRIES* paloma handlebar bagです。
対して左の赤いほうは僕のロードバイク、とはいえ”ロードレーサー”って類ではなくて、先日ウエンツも紹介していましたが、ロードっていえばロードだけどレーサーすぎない”クロモリロード”。こちらはANTよりタイヤクリアランスも細くキャリアをつけるダボ穴もないので、荷物の積載には向かないバイクです。
こっちには*OUTER SHELL ADVENTURE* drawcord handlebar bagが付いています。
どっちも大好きなブランド。SWIFTは言わずもがな、バッグも作ってる人たちも大好き↓
OUTER SHELL、作り手のカイル↓ 数年前にアメリカに行った時に偶然会うことができましたが、二言三言しか話せませんでした。でも僕の大好きなアメリカの西っ側のバイクショップやバイクシーンで、すごく格好良くてずっと気になってた人(多分だいぶ年下)。
https://www.instagram.com/p/BYbZJJ0BYfi/?taken-by=outer.shell
同じビルダーのハンドメイドバイクに乗っていて、昔の僕と同じくらいの腰くらいの長髪で、何か(一方的に)シンパシー感じていました。
この二つを比較します。
まず重量。小さい分左OUTER SHELLの方が軽いです。なので重くしたくないバイク=動きやすい格好で乗りたいバイク=荷物が少なくて良いバイク、なので自然と=ロードバイクにシックリきました。
容量の比較。僕の通勤以外での自転車の使い方は、ほとんど日帰り輪行でのショートツーリング。なので愛用の輪行バッグ*FAIRWEATHER* bike carry bagが入るのがまず前提。outer shellはこの輪行バッグ入れたら、あとは携帯財布鍵、工具やチューブを入れたらパンパンになるくらい。要するに小さめ。
対して SWIFTのpalomaは輪行バッグ入れてもまだこれだけ余裕あり。保険の衣類や、なんならバーナーとコーヒーセットも丸々入ります。余計なもの持って行って楽しいバイクにシックリ。先ほどouter shellより重い、って書き方しちゃったけど、こちらも裏地がX−PACですし、総じて二つとも全然軽いです、ハンドリングにも全く影響なし。
そしてSWIFTのpalomaの圧倒的メリットはこちら↓
ワンタッチでポコっと外せるところ。自転車降りて行動するときもポコっと外せばok。輪行時には貴重品を入れたpalomaを外して右肩に輪行バッグ、手元にはpalomaで駅内を行動します。
対してOUTERSHELLは、3箇所のストラップを外して脱着します。工具とかは要らないし、取り外し簡単、慣れればなんちゃないです。ただ出先でわざわざ外したりはしないで、基本付けっ放しにしています。
言い換えれば外したあとアダプタ等余計なものが自転車に残らない、っていうのが魅力。
容量について、どちらのバッグでもちょっと物足りないこと。それはどちらもA4は入りません。なので資料やカタログ、A4の荷物が増えても対応できるように中にコンパクトなサコッシュ1枚入れておくといいかもです。
(一応荒技で入らないこともない。サコッシュ忘れた展示会の帰りは大体このスタイル)
フロントバッグ、僕はドロップハンドルのバイクに使っていますが、基本どちらもフラットバーでも付きます(むしろそのスタイルイケてます)。劇的に愛車の役割が変わるので気になる方是非使って欲しいです。
もう一個比較。今話に出てきたサコッシュ、愛用品2種を比較したい悟空とベジータがいるので見てください。
最近ずっと使ってきたのはこちら。
*RIVENDELL* のsackville flatsack。
風合いの良いローテク生地でファスナーがついているのがポイント。あと大事なのがストラップの調整環が2箇所ついててストラップを微調整できるところ。
シンプルなサコッシュでストラップが調整できないものは自転車乗ってる時にグルンと前に落ちてくるのが僕は嫌です。
このRIVENDELLのサコッシュとっても気に入っているのですが一個弱点があって、かさばるし畳めないところ。上記ハンドルバーバッグに突っ込む時も無理やり丸めてガッサガサのブッリブリでした。
そこで比較するのがこれ。
*FAIRWEATHER*のpackable sacoche。スベスベのツルツル、超軽量。
見た目や生地はRivendellのほうが好きですが、こっちのサコッシュは
たたむとこんなに小さくなる。ハンドルバーバッグにポイっと入れておけばOK。そんでもって最強なのが、
ヘルメットまで入る大容量。これをポコンと持っておけば、輪行の時とか、ライドの帰りとかにめちゃんこ邪魔なヘルメットを収容可能。行きは手ぶらなのに帰りは荷物あるような時に最強です。(ビーサン持ってくようなライドの時は靴も入ります)
見た目は気に入ってるけどかさばる奴、お出かけする時の携帯性と容量で最強の奴。僕の中の2大巨頭です。
パーツもギアもついつい一択のベストを決めがちですが、正解なんてないし大概一長一短のライバルがいます、ネットに溢れるレビューが真理と思うことなかれ。店頭ではそんな2択を手にとっていただけるよう心がけていますので、是非ブルーラグ各店に実物触りにお越しくださいな。
合わせて俳句もよろしくお願いいたします〜