今日の上馬日記です。
３連休は良すぎるくらいの天気で最高でしたね。ブルーラグ的には新生LUGのリニューアルオープンや、CADENCEポップアップショップのイベント（こちらは7/23（日）までやってます！）と楽しいことづくめで、バタバタしたけど楽しかったです。
（↑オープニングパーティは嬉しいことに満員御礼で、自分はテンションがなんか楽しくなってしまい飲みすぎちゃったので、次はゆっくりランチに行きたいです）
あと連休となると、ご遠方から新車をお探しの方、中には県外からお越しの方が道を調べて来てくれるのが最強に嬉しいです。
経路調べて三軒茶屋で降りて暑い中歩いて・・本当に感謝の気持ちしかないです。
特にこの連休、新車をお探しの女性、そして女性オーナーへの納車が重なったので、本日は「上馬女子チャリ近況」をお送りします。
マイバイクをお探しの女子！彼女、奥様のバイクをお探しの男子！是非とも候補に入れていただけたら嬉しいです！
先日納車させていただいた*SURLY*long haul trucker。めちゃ素敵なので後日バイクカタログにもアップします。
女子チャリ、女性に組ませていただく堂々の使命ナンバーワンフレームはlong haul trucker。サイズ42から設定があるので小柄な女子にも格好いいバイクを組みやすいです。
泥除け、アルミフェンダーは至高の日本製HONJO、をフレームとマッチペイント。このフレームは泥除けやスタンドがつけやすいのも女子チャリに向いているところ。
コルクグリップやレザーサドル、雰囲気のあるパーツは女子ならではで、意外と男子より迷わずパッと決めちゃう方が多い。きっかけ、まずは見た目や色、「何このサドルかっこいい！」でも「コルクかわいい！」でもいいと思うんです。用途に合わせて細かなところはメカニックがアジャストいたします。
続きましても女子に是非乗って欲しいフレーム。
*RIVENDELL*clem smith Jr.”L style”。跨ぎやすいグイッと曲がったトップチューブが特徴。
RIVENDELLのクルーザースタイルのフレーム。大きめサイズが多いRIVENDELLだけどこの跨ぎやすい形と、「４５サイズ」というRIVENDELLのラインナップの中で最小の設定があるのが何より女子にオススメなとこ。
前回のロットではヒスイ色とマスタード色、今回のロットは人気のマスタードに加えこの青みがかったシルバー。この色超良い。
太いタイヤも履けるので、段差や雨の日も安定感バッチリ。スポーツバイクあんまり乗ったことないなーって女の子も楽々乗れるはず。
でももちろんRIVENDELL。現行のパーツでタフに組むので、オールドMTBなニュアンスで組んでアクティブに乗り回すのもいいと思います。バネ付きBROOKSでユサユサ乗るのとかいいと思うな〜
女子チャリとして紹介しちゃったけど、男子にも良いと思うんですよね。力まず、無理なく、気づくと自然と乗っちゃう、乗るのが億劫にならないバイクってきっとこんな感じ。
この上のサイズの５２だったら身長170〜後半までカバーできます。ホリゾンタルのダイアモンドフレームに疲れちゃった男子にも是非乗って欲しい。
次はもうちょっとだけキビキビな走りがお好きな方にぴったりなバイク。
*ALLCITY*space forceをベースに女子チャリに組ませていただきました。クラシカルな佇まいだけど、きちんと走るフレーム。具体的には上記LHTとCLEMは安定感のある26インチの太いタイヤの似合うバイクなんですが、これは700C、すっきり大きな径のホイールに、路面抵抗の少ないタイヤ。
HONJOの亀甲柄フェンダーも、ちょっと間違えるとおじさんぽくなっちゃうんだけど女性がこれ乗ってたら素敵ですよね。
タイヤはレンガ色。原色真っ赤なタイヤではなくてこういう隙間な色がポインツ。カモメ型のゆったりハンドルは甘すぎるって方はこの*NITTO* b812 handle barオススメです。個人的に好きなハンドル。（あとフロントのシングルにして、ギアの枚数、乗りながら操作するポイントを減らしているのが女子チャリとしてポインツ）
このフレームも本来の用途に『ツーリング』ってニュアンスを含みます。長い距離、長い時間乗るのに向いていて、まっすぐ走るのが得意、ってエッセンスが入っています。それを生かして女子チャリに。生活圏内を流すバイクとして、行動範囲をちょっとでも疲れないで広げる手助けをしてくれます。
そんでもって、もっともっとアクティブに乗りたい、速く走ってみたい、って女子には僕たちの考える”ロードバイク”っていうものもあります。
こちたは*SURLY*のPACERをベースに組んでいます。
“ロードバイク”ってキーワード、自分も使うのすごく違和感があるのですがこのキーワードだけで自転車を覗いてみると、だいぶスポーティなものや競技的、イメージと違うものがいっぱい出てきてしまうかもしれません。
ロードバイクって”長ズボン”くらい大きなカテゴリーで、その中に色々な種類があります。いろんな長ズボンがある。僕がロードバイクと呼んでいるものを、すごくスポーティな自転車屋さんからしたらそれはロードバイクじゃないかもしれないし、このPACERを組んでくれた子がバッキバキのカーボン戦闘機を見たらきっと「違うかも」と思わせてしまうかも。
なので用途！どんな風に使うのか、どのくらい速くて、どんな雰囲気の自転車がお好きか、たくさんインタビューさせてください。その上で、その人の頭の中にある「ロードバイク」がどんなバイクなのか、想像してご提案いたします。
変速レバーのつける位置からになにまで、これから始まる自転車生活に不便ないよう考えます。
そして女性に格好いい自転車に乗って欲しい、なんて下心のある彼氏、旦那さん（僕もその類ですが）。
「疲れるのや辛いのは嫌だなー」って多分女性は思っている。そこでちゃんと走るバイクは「速くて怖い」んじゃなくて、「疲れにくくて少ない力で遠くまで行ける！」ってプレゼンしてくださいな。
もし「操作が難しいんじゃないの？」って印象があるなら、遠慮なく言ってくださいね。操作が簡単なレバー、ヒラヒラクイックに曲がらない乗り味のフレーム、できる限りの選択、組み合わせでご用意いたします！
なんか書いているうちに大げさになってきましたが、満員電車乗らなくても自転車で行ける範囲がその人の生活圏で、その中を自分のお気に入りの自転車で行動しちゃう女子が増えた世の中は、我々自転車好きの男子にとってもめちゃんこ良いことだな、と割と本気で思っています。どうでしょうか。
今回ご紹介したバイク達、お店で女子サイズでご用意しております。試乗だけでも大丈夫ですので是非どんなものか、乗りに来てくださいー
