今日の上馬日記は上馬的バイクカタログでーす
ここ最近上馬ピットで組み立てた自転車達をズラッとご紹介。
納車前に写真を撮らせてもらったお客様のバイク。それはオーナーの初めてのバイクかもしれないし、2台目のバイクかもしれない。
そしてぼくらからの提案、店頭展示車の写真も。これからお店で自分のバイクを妄想しに来てくれるお客様の五感に、ビンビン引っかかって欲しくて弊社メカニックが徹夜で仕込んだかわいい我が子達。
この春新しく自転車をゲットしたい方、くまなくバイクチェックして未来のあなたの自転車の参考にしてくれたら嬉しいです。
では行きまーす
*SURLY* cross check
SURLYの中で一番万能で、乗る人の用途やライフスタイルに合わせて姿を変えることのできるフレームCROSS CHECK。COOK PAINT WORKSの手により少しグレーに曇った雰囲気のあるメタリックブルーにカスタムペイント。
平日の通勤から週末のショートツーリングまで、週七日付き合えるエブリデーバイク仕様に組んでみました。
ドロップハンドルの間にスポッと収まる*SWIFT INDUSTRIES*のx-pac ozette rando bag。毎日の荷物もポイポイっと運べるし、今の時期ならネルシャツや羽織りモンもバサッと突っ込んでおけます。夕方寒いしね。
日本製の職人技が生み出す”世界で一番美しいドロヨケ”でおなじみのHONJOのフェンダー。雨の日もへっちゃらに乗れちゃう、という機能だけじゃない所有欲を満たす魅惑のポリッシュ。
サドルはおなじみBROOKSの一枚側サドル。乗れば乗るほど味が出る、というキーワードでコットンバーテープとリンクさせます。サドルとバーテープ、レザー合わせもいいけれどちょっと決まりすぎちゃうな、というときは異素材だけど本革の表情とリンクするコットンバーテープを候補に入れてみてください。選択肢の幅と一緒にバイクの表情がブワッと広がります。お試しあれ。
お次は先日コンノボーイも紹介していたお客様のバイク。
*RIVENDELL* Sam hillborne
カルフォルニアウォルナットクリークから届く僕らの憧れのエブリデーバイク、毎日乗って一生付き合えるバイクRIVENDELL。
オリジナルラグのカット、デカールやヘッドバッジのデザインやペイントのカラーまで恐ろしく高い美意識と、自転車生活を積み重ねて得られた”力まない”空気感とディテール、ジオメトリー。
ゆったりと大きく手前に曲げられた*NITTO*のB352 albatross barは自転車から見える景色をガラッと変えちゃう魔法のハンドル(大げさじゃないよ)。適度なしなりが生む快適性と余裕のある乗車姿勢は、「自転車を漕ぐ=一生懸命スピードを出す」ということだけじゃないってことを教えてくれます。今乗ってる自転車に窮屈感を感じるならぜひこのハンドルを試してほしいです。
走れば発電し、バッテリーを気にせず明るく夜道を照らしてくれるハブダイナモと、HONJOのアルミフェンダーは夜と昼、雨の日と晴れの日をシームレスにつなげてくれます。どんな日も時間も気にせず乗れちゃう仕様。
踏み面の大きなMKSラムダペダルは履く靴を選ばないし、合わせたバッシュガードはズボンの汚れや巻き込みを防止、これは乗るときの”ストレス”を排除する選択です。自転車乗るのに格好を選んじゃう、って構えがないので普段のまま、さっとまたがってすぐに走り出せるストレスフリー。
フロントのNITTOnのM-1ミニラックにはWALDのバスケットを乗っけてもよし、SWIFT INDUSTRIESのバッグを乗っけてもよし、です。
続きましてこのゴールデンウィークにブルーラグ上馬店で特集しているファットバイク。バイクの前にまずはこちらをご覧ください。
これ食ったことあります?超絶美味しいですよね。チョコがけオレンジ。ハイパー好きです。これを踏まえましてバイクチェックに戻ります。
*SURLY* ice cream truck
SURLYラインナップ上”最強”のファットバイクice cream truckを、オーナーに頂いたお題”チョコがけオレンジ”にて完全お任せカスタムペイント。
チョコ部はつや消しマットフィニッシュ、オレンジ部は透明化なるメタリックペイントで異様にリアル。本当に食べれそうです。
ファットバイクの特徴である幅広超ワイドリムも、オレンジ部と同じ塗料でマッチペイントしてあります。ファットバイクはここも塗ると一気にカスタム感でますね。
甘くなりすぎないようにパーツ構成はストイックなTHOMSONのブラックやCHRISKINGのヘッドセットでビシッと締めます。補習性、精度に強度が最高峰のMADE IN USAのパーツ達がペイントと相反していて面白いです。バネつきBROOKS B17 flyerでファットタイヤの浮遊感を倍増。
そんでもって極め付け、”世界で一番格好いい憧れ携帯ポンプ”*SILCA* impero ultimate frame pump もマッチペイントを施してもらいました。ちなみにこのポンプ、オーナーが所有する別のバイクにも装着できることを確認済み。お持ちのバイクどちらにも装着することができます。
そして先日もご紹介しましたがラストはこのチョコがけオレンジファットバイクと同時にオーダーいただいたオーナーの奥様のバイクもご紹介。
*SURLY* Pugsley
ice cream truckを駆る旦那さんの奥様は元祖ファットバイクのPUGを選択。”紺に近い紫”でツヤ消しマットペイント。
今や地球中にひろまったファットバイクムーブメントの開祖PUGSLEY。全てはここから始まった。普通のマウンテンバイクでは走れないところ(氷上、砂浜、雪上etc)も、その圧倒的エアボリュームでなんなく走る、走れないところなんてないモンスターバイク。そんな遊び心半分のコンセプトが今や自転車のカテゴリーのひとつになってしまった。
タイトなロードバイクもお持ちのオーナーですが、細いタイヤとそのスピード感を少し怖いと思っていたそう。このバイクなら路面や段差も恐れることなく走れるし、同じくファットアバイク乗りの旦那さんと同じフィールドに遊びに行けます。
小柄な女性にも合うサイズ設定があるのもSURLYの強み。ちゃんと足つきの良いサドル高を設定できるので、オフロード走行も怖くないと思います。手前にクイっと戻ったFAIRDALEのハンドルも余裕のある乗車姿勢を保てるし、旦那さんがビュンと先に行ってしまっても焦る必要がないようまったりポジショニング。
オーナーのご要望であえてのデカールは無しのシンプル仕様。アクセントにSWIFT INDUSTRIESのヘッドバッジとTOMIIのベル。こういう細かなところは女子ならでは。お二人でSURLY生活楽しんでくださいね。
そして納車当日、初めてのファットバイクランデブー。。
その帰路が初めてのライドになります!(楽しみつつ)お気をつけて!
そのルックスが話題に上ることが多いファットバイク。(見た目だけコピーしたパチモノも見かけるようになりましたが)でも中身はちゃんと”マウンテンバイク”だし、走って遊ぶことが目的の乗り味は”SURLY”。
きっとあなたの想像よりも軽くて、よく走って、グングンと前に進むその乗り心地は楽しいです。
こればっかりは乗らないと本当にわからないので、現在上馬店でやっているファットバイク大試乗会にて是非ともトライしてみてください。
冷やかし歓迎、買う気なくても怖いもの見たさでも、乗って楽しんで、僕らが大好きな「SURLY」ってバイクメーカーがいかに楽しいブランドかってことを知っちゃうキッカケになってくれたら嬉しいです。
明日からもまた連休!新しく自転車欲しい人も、ファットバイクで遊びたい人もブルーラグ上馬店に遊びに来てくださーい
そして随時更新のブルーラグ「BIKE CATALOG」、過去のバイクもチェックしてみてくださーい!