こんにちは
上馬店より一周です。
や〜〜〜〜っと雨が明けましたね。うんざりし過ぎてうんざりを超えた境地の9月でしたが。
そんな辛い時期を超えた休日はもちろん走りに行かないわけにはいきませんよ。ええ。
というわけでBlackMountainCyclesのバイクチェックをしていきます。
monstercross (46)
こちらは最小サイズ46サイズのmonstercross、上馬店頭にて鎮座させている展示車になります。
本国ラインナップには存在しなかった46サイズはそれまでの最小フレームサイズの50よりも4cm小さくなり、
155cm前後の方からお乗り頂けるサイズ感となっています。
僕ら日本人体格では50サイズに乗れない!乗りたいのに!なんてお声がたびたびあり、
そんな方達のご希望を叶えるような形でマイクさんに特別に設計して頂いた46サイズ。
50サイズの時に諦めて、このフレームサイズだからようやっと乗れる!
なんて嬉しいお声も頂いていて、各店にて組み付けも鋭意進行中です。
この46サイズにのみ採用されるのがホイールサイズ650B、直径変われど太さは変わらず50mmのタイヤまでクリアします。
フレーム設計の整合性をとる為のホイールサイズの変更なのですが、従来の700x50Cタイヤクリアランスと比較すると、
650x47Bの通称ロードプラスサイズのタイヤ選択肢が非常に多いのがキモ。
46サイズのみの特権とも言えます。
こちらの展示車にはUltraDynamicoのCAVA robustoを履かせています。48Bと最大タイヤサイズ似寄りのボリューム感。
グラベルロードを意識したセミスリックの細かなダイヤモンドパターンは多摩川沿いくらいの少し荒れた道にぴったりです。
そしてULTRA DYNAMICOのタイヤどれもですがしなやかで乗り心地が非常に良い!
これは耐久仕様のROBSUTOにおいてもそう。
ultradynamicoの代名詞とも言えるグレーのRaceやJFFと比較すると流石に硬い乗り心地ですが、
それは前者2つが乗り心地が良すぎるだけなのでRobsutoも同様に乗り心地という面においては優秀です。
それで耐久性も高いとあっては。。。。って話ですよ。
そしていつも言っている気がする、むしろいつも言わせて欲しいで勝手にお馴染み、
カンチブレーキはPaul componentのNeo Retro x Touring cantiのミスマッチセッティング。
ともかくクラシックスタイルなカンチブレーキはモダンなブレーキと比較するとお淑やかめなストップパワーなので、
このフレームで45Cより太いボリュームタイヤを使うのであればセットで使ってほしいわけです。
ごくシンプルにシルバーブラックのモノトーンでつい攻めがちですが、展示車は少しだけいつもの趣向を変えてリミテッドのPewterカラーにしてみました。
この絶妙なグレーアナダイズドは登場当初は限定カラーリングの触れ込みでしたが、いつのまにかインラインになってない?笑
まぁ格好良い色なのでインラインでも大歓迎なんですが、おそらく予想以上に反響があり過ぎて生産を延長しているのかなと予想します。
いつまで経っても激しめのカラーリングで攻めれないのは性格でしょうか。
しかしどんなフレームカラーにも合わせやすい秀逸なカラーリング。

これはおおよそ身長155cmの方の適合サドル高の近い数値。
男性はもちろんですが、小柄な女性も無理なく乗れるサイズ感で設計されているので、
パートナーを自転車に引き摺り込みたい方は選択肢に加えていただけると。
monstercross (59)
はい、そしてこちらは一転、46サイズからの59サイズの1台。なんと13cm差!このサイズ感の差よ。
シングルギアのバイクを中心に組み立てご依頼をたびたび頂いているオーナー。
コミューターバイクとして、ギアードビルドのご依頼を頂きました。
小柄な46サイズのフレームが適合する方達との共通の悩みで長身のオーナーならではの悩みだそうなのですが、
意外と大きなフレームサイズでも馴染む感があるものとそうでないモノがあるそうで、
このmonstercross59サイズは長身のマイクさんがフレームを設計しているからか、非常に馴染みが良く感じるそう。
曰く「自分用に設計されているんじゃないかと思った」なんて、ハンドルとサドルとの落差の緩やかさや三角そのもののバランス感だったりパイプのチョイスなど複合的なものなのでしょうが。
その理屈で表現し切れない感覚的な”良さ”ってどんな分野であれありますよね。
このmonstercross、良いところはたくさんあるのですが、そのひとつとして旧来のフレーム規格が多く盛り込まれているところも挙げられます。
カンチブレーキ及びにVブレーキのリムブレーキにはじまり、
リアエンドはロードタイプもMTBタイプもハブの選択肢のある132.5mm、オーセンティックなオーバーサイズのヘッドチューブに、
クラシックな規格の盛り合わせだからこそな手持ちのパーツを活かしやすい1本なので、
パーツボックスで次の役目を待っているパーツたちを飲み込むパーツビンな1台として非常に優秀でもあります。
こちらのオーナーは上馬店公認の変態の方なので、その辺は抜かりなくパーツボックスに転がっているパーツ達で大部分を補いつつなクレバービルド。
こういう時に良いパーツってフレームを引き継いでいってもしっかり動いて役目を全うしてくれるから好きなんですよね。
ギア周りはクルーザー寄りな全体的には少し軽めなギア比。
stirdslandのチェーンリングをベースとしたギア比は街をマイペースに流すにはちょうど良い構成。
特にこちらのオーナーが使われている9速時代のXTRは特に自由度高くパーツを組み合わせられる優秀な世代、
この特有のガンメタは未だに根強い人気がありますね。PaulのPewterもいつかそんな感じになるのかも。
う〜む。
個人的にmonstercrossは2台持ちなので、もう1台はこんな感じの組み方でシングルスピードのコミューターなニュアンスでも乗り分けしているのですが、
このオーナーの1台の組み付けを経てギアあっても良いなぁ、、、とか少し考えちゃってるのですな。
乗りながらその時々の自分の生活のフィットさせていく過程が楽しいのも、こんなアナログなバイクならではでしょう。
“多機能で便利だから良い”のもそうですし、”シンプルだからこそ格好良い”も事実ですが。
“自分にフィットしているから良い”のが個人的なファーストであって、
そのゴールへの微調整のすったもんだを楽しむめるのは現代のスポーツ特化型のバイクには忘れ去られた要素であり、
このmonstercrossが担ってくれている大事な部分だと思います。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう














