こんにちは。
上馬店より一周です。
今年も7月下旬に長野県白馬行われるOMMのエントリーがはじまったようですね。
年々定員埋まるのが早まっているようで、今年はエントリーから5日ほどで既にほぼ埋まりかけているようですよ。(あとがき:エントリーは既に締め切ったようです!)
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一昨年ぶりに参加させて頂くのでジワジワと準備を進めていこうかと。
↑こんな感じのイベントです。
かたっ苦しくない、非レース的自転車イベントなので是非一緒に遊びましょう〜
先日の谷さんのブログはご覧になりましたでしょうか。
最近Bluelugを知って頂いた方はご存知ないかと思いますが、私は過去SURLYのDISC TRUCKERに乗って日本一周をしたことから源氏名は「一周」です。たまに本名と勘違いされます(だとしたらよ)。
入社した初めの頃にそのことを綴ったブログなんかもあるのでお暇な方は見てみてください。
自転車重度中毒者の身で押し付けがましさ満点な気もしますが、ファーストバイクとあればSURLYを選んで頂きたいな〜と思っています。
SURLYをきっかけに人生が変わった(リアルガチ)自分なので全人類SURLY乗ったら良いのにと常日頃思っているのです。
CRUSTやRivendellといった、一人のカリスマ的オーナーの世界観を体現した魅力的なブランドもあるのですが、
SURLYというブランド?価値観というか概念?哲学?はこの手の自転車に興味を持ったのであれば触れて欲しいなぁと。
でもそれってここがこうで、こうしてこうこうだから良いんだぜ!って言葉だけじゃなかなか伝わらなくって、皆さんが日々ペダルを回して自転車と歩(タイヤ)を進めることでしか理解し得ないのです。。。
だからな〜んも分からない方「こそ」SURLYを手にして欲しい。。。
ただモノとして、お金を払って、僕ら販売者から右から左に渡っていく、それで終わりじゃないんですな。はじまりなんですな。
その歩みを進めるお手伝いを僕らメカニックは日々させて頂いていますし、それが生き甲斐でこうして日々生きています。
自分のポリシーはオーナー皆さんにズブズブっとコミットして1台を共に作り上げることなので、皆さんのバイクに思い入れがあるのですが度々思い出してはエモさ感じるSURLY2台をご紹介したいと思います。
midnight SP (46)
SURLYの掲げる「ロードバイク」ことmidnightSP、こちらのバイクを納車したのは1年ほど前でしょうか。
この純正カラーのメタリックライラック、登場当初は非常に人気の出たカラーですが時を経て再入荷してきました。
写真だとわかりにくいのですがラメが少し入っているのがこれまた良い。
ピンク系=ウィメンズなイメージありますが、メンズ人気が非常に高いカラーだったのも面白いです。
オーナーさまの同僚にSURLYを既に乗っている方がポツポツいらっしゃり、OMMやBike to Hikeというキーワード、街から自走で林道まで繋いでトレイル遊びを。。
なんて使い道ならコイツぁバッチリだなと思いmidnightSPをお勧めさせて頂いたのですが、まず先にカラーがブッ刺さったようで。
オーナーさんの用途とコレだ!なフレームのコンセプト&フレームのカラーって両方ハマることはあまり無いので、何もしてないのになんか良いことした気分になりました。
納車後は海の近くにお引っ越しされて自転車ライフを楽しんで頂けている様子。有言実行で昨年のOMMに出場、今年のOMMでもぶん回してくれるみたい。
ご遠方に自転車と一緒に引っ越しされる時は面倒を見てくれるショップさんを見つけるのが大変だったりするのですが、良いかかりつけを見つけたようで自転車ライフを快適に楽しまれていて一安心。
せっかく手に入れても調子見てくれるところも無しに悪い状態で乗り続けて壊して仕舞いにはポイ、、、では僕らも心苦しい。自転車に罪はないのですよ。。。
きちんと扱えば数十年保ってくれるのがSURLYの良いところでもあるので、たまに(マメじゃなくても良い)調子を見てもらえる環境というのは自転車に乗り続ける上で不可欠ですね。
歯と一緒で定期検診は欠かせません。総入れ歯プレイヤーでも生きていけるけど大変じゃないですか。自分の歯で美味いモノ噛み締めたくない?
STRAGGLER (52)
SURLYの系譜上、先のmidnightSPの先祖にあたるSTRAGGLER(別物ではあるんだけども)、名機CROSS CHECKのディスクブレーキverでもあります。
前バイクがしっくり来ない、姿勢が窮屈というのをはじめにご相談頂き、以前乗っていたバイクのサイズが体格に合っていないことを指摘したのをきっかけに手にして頂いた1台。
右も左もな状態で自転車に乗っていると、意外と気付かないものなのですが、街ゆく自転車を見ていると全然サイズ合っていないなぁ、、、と気づくこともしばしば。
格好がバシっとキマっているのに、自転車がアレレな人を見ると信号待ちの時に思わず言ってあげたくなります。1回言ったことあるけど、は?なんだこいつ?みたいな顔されて;;
身に着ける洋服や靴と一緒で身体とフレームサイズのお話って切っても切れないんですよね。
自転車を自立させた置物としての格好良さよりも自分が跨って乗った時の格好良さの方が大事だと僕らメカニックは常々思っています。
前バイクがカスタム幅の広くないバイクだったのでこのSTRAGGLERでやりたかったこと叶えた系です。全部のせ。
こんな欲張りセットが叶うのもSURLYの魅力のひとつ。チャーシューメンカツカレーミネストローネフランクフルト、と言ったところでしょうか。
ウクライナカラーなピースを願ったコラムスペーサーがよきですね。そのオーナーの人柄が見える小ポイントってだいすきです。
なんでも合理的にどんどんどんどん無機質になっていく世の中ではありますがそんなのばっかりじゃあおっ勃たないし、有機的にありたくない?テメェをブッ込めた自転車に私は跨りたいと常に思うのです。
皆さんもブッ込めましょう。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう