唐突ですが今年もやって参りました、この季節が。
もはや僕にとって夏で連想するのはOMM BIKEですね。
去年初めて参加させていただいて、そのイベントのすごさに圧倒されました。
普段では走ることのできないロケーションに、普段持たない物を持って走る。この非現実が二日間も続きます。
たまりませんでした。

 

今年はみなさんすでに知っての通りウエンツが参加を予定しています。
そして、大変喜ばしいことに僕も今年参加することができそうです。

 

今回同行を予定しているのは、幡ヶ谷店より「ダイチ」
そんでもって今回はもっとスペシャル。
「LUG HATAGAYA」からも5名参加することになってます!
昨年を超える大所帯(7人)での参加となります。

行く前からかなり興奮してしまっていますが、本イベントの状況やらはまたの機会にさせていただければと思います。

 

 

今回書きたいのはOMMのことではなくてですね、「ホイール」のことになります。
ブルーラグが手組みホイールを得意としてカスタムホイールなどを幅広く展開しているのはご存知でしょうか。→こちら
もちろんお客様のご要望に合わせてオーダーでホイールを組むのも得意でむしろそればかりですが、選択に迷うことだって少ないと思います。
そんな時はさっきのカスタムホイールを思い出して欲しいのです。

ブルーラグが用意しているカスタムホイールは、
「こんな組み合わせどうですか?」
「この組み合わせなら間違いありません。」
と、ホイールを組む上で要となるハブ、ホイールの性格を大きく左右するであろうリム、あと細かいところでそれらをつなぎとめているスポーク、ニップル。
これらをこっちである程度選定して一つの提案として用意しているホイールになります。

 

そんなカスタムホイールに新作を用意したのでメカニカルな内容になってしまうけど確認も含めて見ていただければとー!!

まずは、、、

*VELO ORANGE×VELOCITY* a23 road wheel



組み合わせに関しては名前の通りですが、*VELOCITY* A23 BL special rim と、*VELO ORANGE* road hubの組み合わせとなっています。
車輪径は700cとなります。
(また画像はブラックですがもちろんシルバーもご用意しております。)

このホイールが使える代表的なフレームは、


*SURLY* cross check frame&fork set

サーリーのクロスチェックです。

これまたメカニカルな部分ですが、このフレームはリアエンド(後輪が装着される部分の幅)が132.5mmとなっています。
この微妙な数字がかなり大事で、いわゆるロード規格は130mmで、マウンテン規格は135mmと決まっています。
クロスチェックはそのどちらでもないこの幅が実はどっちにも対応できると言う優れものなのです。

実際に車輪を入れるとこのような感じ。

そして、このヴェロオレンジのハブにはこのようなキャップが付属します。
このキャップはエンドキャップといって両端にはまっている部分なのですがこれを入れ替えると
130mmエンド⇄135mmエンド
と変換できてしまうパーツなのです。

なのでこのホイールの最大の特徴として、1本で130mmにも135mmにも対応できてしまうこれまた優れものです。(キャップを入れ替えるとホイールのセンターというのがずれるのでお買い求め、使う前にどっちのエンド幅に使うのか決めてください、微調整が必要となる場合があります。


このフレームは*BLACK MOUNTAIN CYCLES* monstercross frame setです。
こちらのフレームは先のクロスチェックとは違い、エンド幅が130mmとなっています。
この場合135mmエンド幅に設定されていた場合130mmに変換してあげることで装着可能になるわけです。

ー対応規格まとめー
車輪径:700C
固定方法:QR(130mm or 135m)
チューブレス化:可能

 

*VELO ORANGE×MAVIC* A1022 disc wheel



こちらの組合わせは*MAVIC* A1022 disc rimと*VELO ORANGE* disc hubの組み合わせ。
車輪径は700cで、さっきと違うのは「ディスクブレーキ専用」という部分です。


このフレームは*ALL-CITY* space horse disc frame setです。
このフレームの特徴として、前後の車輪の止め方が「スルーアクスル」という方法で止めるということ。
スルーアクスルというのは写真の通り1本のシャフトが通っていてそのシャフトがハブを貫通する仕組みとなっています。
ヴェロオレンジのディスクブレーキ用のハブはこのスルーアクスルにも対応しています。


さらには、これまた付属のエンドキャップがあって、12mm用スルーアクスル、15mm用スルーアクスル、クイックリリース用と一つのハブで3種の止め方に対応しているのです。

 

もう1本ご紹介します。


こちら店頭にて絶賛抽選受付中になります、*MASH* road frame set、これはトミーのブログをチェックしてもらえたと。

これもさっきのスペースホースと同じくスルーアクスル対応となっております。

こんな感じでMASHのロードにも対応しております。

もちろんこのディスク用のホイールもブラックとシルバーを用意しています。
シルバーの方は組み合わせが若干変わります。
それが*VELO ORANGE* voyager disc wheelこちらになります。
バイクの雰囲気がガラッと変わるのでお好みでどうぞ。

ー対応規格まとめー
車輪径:700C
固定方法:12mmスルーアクスル、15mmスルーアクスル、 QR(クイックリリース) disc
チューブレス化:可能

 

*VELO ORANGE×VELOCITY* blunt ss disc wheel 650B



先程のディスクブレーキ用のホイールとほぼ同じなのですが、異なる点が1点。車輪径が650Bとなります。
今では主流のサイズとなっています。700cよりも若干小径となります。

このホイールが装着できるのは、、、
*VELO ORANGE* polyvalent frame setこちらです。


細かい規格はスペースホースや、マッシュのロードと同じくです。
ただ主流になりつつある650Bも用意しないとでしょ!ということで。

ー対応規格まとめー
車輪径:650B、27.5インチ
固定方法:12mmスルーアクスル、15mmスルーアクスル、 QR(クイックリリース) disc
チューブレス化:可能

 

*VELOCITY×SRAM* blunt 35 disc wheel 650B



リムは先程も出てきた「BLUNT」ではあるのですが、こちらがオリジナルのBLUNTになります。
「SS」と比べるとよりワイドなリム幅となっていますので太めのタイヤを装着するのに向いています。
*VELOCITY* blunt 35 rim

*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra frame set


このラカブラに関してはちょっと特殊です。
エンド幅が通常のものより広く作られています。いわゆる「ブースト規格」
決して覚えなくてはいけない名前ではないけど世の中にはこういう太いタイヤに特化したフレームもあるのでそういったものを選ぶ際は注意が必要になります。

フロントが通常100mmなのに対して、ブーストは110mmとなります。
そして、スルーアクスル仕様であること。そのスルーアクスルにも太さの規格があり、15mmのアクスルに対応しています。
15mmTA×110mmとなります。
でもってリアは、通常スルーアクスルですと12mmTA×142mmですが、ブーストとなると、
12mmTA×148mmとなります。
難しいですね。そんなものもあるんです。



フロントに関してはエンドキャップを15mm用に差し替えることで装着が可能です。付属です。
リアはそのままお使いいただけます。
昨今の太タイヤフレームに使い方にはぴったりの規格となっているはずです。

ー対応規格まとめー
車輪径:650B、27.5インチ
固定方法:FRONT:15mmTA×110mm/REAR:12mmTA×148mm どちらもスルーアクスルにのみ対応
チューブレス化:可能

 

 

そんなところで、終盤ややこしい規格の話を織り交ぜてしまいましたが、最近のフレーム事情に合わせてカスタムホイールもリニューアルしました!!
というお知らせでした。
言わずもがなですが、必ずしもこのホイールたちでないというわけではありません。
あくまでもイチ例としていただければとおもいます。

 

ご参考になれば!!

 

 

シャミセン