ある日の朝、いつものように商品の入荷とともにホイールの段ボールが届いた。
納品書はどこだどこだと探しながら箱を開けると、僕らのお店ではあまり見ないカーボンのリムがチラっ
スポークもチラっ「完組ホイールやん珍しいぞお」なんて思ってたら
track wheel
納品書の文字が俺の心をがっちりキャッチ
そんなこんなで突如として入ってきたのがコイツ*MAVIC* ellipse pro carbon ust track wheel
お馴染みのellipseじゃないんです。
ellipseはレース用ってよりも練習用のホイールとして作られてます。
練習用って言っても剛性は申し分なし
踏み込めばしっかり推進力に変えてくれる
そんなホイールでした。
トラック競技者の練習用ホイールだったアルミのELLIPSEをレベルupして、流行りのクリテリウムでも通用するモデルにするぜ！ってのが今回のホイール
鉄フレームにディープリム入れるの好きなんですよね
MASHのchasも付けてましたしね
っで！何が違うんやとゆう話をすると
ハブは同じ
スポークは特許申請した特別な物
リムがカーボンに変更
チューブレス対応
おまけ多数あり
ざっくりとこんなとこですわな
まず、ハブはアルミのエリプスと同じハブを使用
両切りなので、ハブの左右にコグ取り付けできるタイプ！
ここで注意点が！、ellipseのロックリングは僕たちが良く使う、phil・paul・dura-aceのロックリングとは互換性が無く、ネジピッチが違います！
実際合わせてみると、がたつきがでたり、そもそもスムーズに入っていかなかったりします。
必ず純正のロックリングをつかってくださいね～
ちなみに、今回紹介したホイールにはロックリングが付属してこないので別途お買い求めいただければと思います。
で、スポークがちょっと違うみたい
フラット、いわゆる平べったいエアロ形状から、楕円形で、エアロ形状になってます 写真だとちょっと分かりずらいかも
リムは3Kカーボン（お馴染みのカーボン繊維の束が綺麗に折り重なってるやつ）
気になる重量は
アルミのELLIPSE がF:905 R:990 ペアで1895g
カーボンのELLIPSE PROが F:865 R:950 ペアで1815g
その差80g
そうです、ぶっちゃけ80gしか軽くなってない
But （しかし）リムの高さが34mm分厚くなってるんですよ
単純にホイールとしての質量が倍以上になってるにも関わらず軽くなってるってゆう物理の法則を無視したホイール
リムの素材そのものが軽くなってるからなんですけどね
漕ぎ出した時の軽さってリムの重量が軽い方が軽く感じるんですよ
そして、ここまでリムハイトがあるとトップスピードの維持がかなりしやすい且つ風の抵抗を受けにくい
ホイールがどれだけいい物でも、タイヤがチープなものだと
車輪の性能を引き出せねぇ
ってことでタイヤが付いてきます。
前後でタイヤの向き(ローテーション)が違います
昨今流行っているチューブレスレディ対応で乗り心地UP
メリットはこんな感じ
○ ホイールの軽量化
○ 耐パンク性アップ
○ タイヤ性能の向上
ここでは、あまり深く書かないですが、ビードが上がった状態で納品されているので
付属のシーラントを流し込むだけ～
※MAVIC以外のタイヤに交換するとありえないぐらいタイヤはめるのに苦労します苦笑
用途的には、クリテリウムなどの直線、急な曲がり角を有するレースなどってとこですかね
そういえば2~3年前にダンカンさんやトミー君がRed Hook Critに出てましたね
こっから下は脱線します(笑)
レースのルールなど、詳しくはダンカンさんのブログをドゾー
Red Hookは細かなルールもあるんですけど、しっかり解説してくれてて分かりやすい
なんてったってめちゃくちゃおもろそうなのが伝わってきますね。
実は日本でもクリテリウムのレースが開催されてます※現在コロナで日程調整中ですが、、
まずは、フロム岐阜県からsfiDARE CRIT
レースの開催は勿論、初めての方にも嬉しい講習会も行ってるみたいです。
代表の児玉利文さんは現役の競輪選手なんです
大人になって自転車の乗り方を教わる機会って滅多にないと思うので興味のある方は是非
そして、僕の地元でもある大阪でも
こっちはゴーカートのサーキットを貸し切ってのレース
全長450mの短いコースですが、かなり深い角度のコーナーが沢山あるので走りがいありです
サーキットなので室内から観戦もあり、外で見るも良し！設備がかなり整ってます。
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これは、第3回の写真なんですけど、ホイールに注目
驚異のellipse率
因みに僕も出た事あるのですが、試走でパンク
その後、友人に車体だけ借りて奇跡の2位でした。次の日全身筋肉痛
後半はすっかりクリテリウムの話になってしまった、、、すんません（笑）
でも、それぐらいレースとの関わりが深いホイールなんです。
そんなホイールを普段使いするもよし、来たるレースに向けてグレードupするもよし
今日は個人的、胸アツホイールのお話でした。
ps.STEELの新色が発表されました。YOYOKOのTOMMY君もエンジン掛かってきているっぽいです。数日前のブログをチェックして頂けたらと、、、
ほなまた
