こんにちは、こんばんは。ヨヨコーのせんとです。
VELO ORANGEの新色フレームが続々と届いています。
PolyvalentにChessieと続いて、今回ご紹介するのは、その名もRando。

ランドナーのことをアメリカの方はRandoって言います。
ランドナー自転車といえば、フルフェンダーに前後キャリア、ドロップハンドルのクラシックなツーリングで黄金比的な美しさがあるスタイルですよね。
ちょくちょく聞く響きですが、フランス語のRandonneur(ランドヌール)が由来で、「小旅行」や「遠出を楽しむ人」というような意味。
VELO ORANGEのRandoはそんな基本型やストーリーは理解しつつ、VELO ORANGE流の自由なRandoスタイルになっています。

僕が組ませていただいたデモバイクは、そんなVELO ORANGEからのメッセージを自分なりに受け取ってのビルド。


*VELO ORANGE* rando (M)
このバイクのチャームポイントのひとつである、シングルスピード “にも” 対応というところ。とツーリングバイク的な要素としてフロントキャリア+パニアバッグ。ふたつの相反しそうなキャラクターを一台にしてみました。
(大事なポイントなので一旦解説。交換式のエンドが2種類付属していて、エンドが下に開いたギアード向け幅130mm、後ろに開いたシングルスピード用なら幅120mmとそれぞれの規格で一般的な寸法になる、天才的なシステムです。)
細身のクロモリチューブに、ゆるやかにカーブを描くフォーク。クラシックなランドナーを思わせる美しい佇まいですが、ホイールサイズだったりフレームのディテールはVELO ORANGE流に編集されています。

VELO ORANGEのフレームといえばのモノステーも特徴的で嬉しくなっちゃうディテール。見た目だけではなく路面からの衝撃を和らげてくれる機能もあり。
この横からの写真を見ると確かに。。と思うのですがRandoは、ぱっと見はクラシックですが、設計は実は現代的で、エンデュランスロードをベースにしたジオメトリーになっています、つまりロングライドはもちろん、毎日のライドでも自然なポジションを取りやすく、一日中走っていたくなる乗り味に仕上がっています。
タイヤは700×32Cを基準に設計されていて、軽快なロードライドから少し荒れた道まで気持ちよく走れるクリアランス。
エンデュランスロードのジオメトリーに32cタイヤは、最近のカーボンロードを思わせる、、笑 けどクロモリフレームだしリムブレーキというミックス感が大変面白い、設計した人自転車好きやな〜って。そしてタイトルはRandoですからね。
このNight SkyカラーのRandoは、パニアバッグで颯爽と通勤するイメージと、休日は軽く郊外へがイメージのアッセンブルでした。代々木公園店にあります。
このままもう一台。こちらは幡ヶ谷店デジさんが店頭展示用に組んだ同じくVELO ORANGE Rando。Bonfire Fade。
自分が組んだのとかなり違いますね、フェンダーレスのスポルティーフやランドナーといったスタイル。
古き良きスタイルを踏襲した、”丸ハン”ドロップとフレーム部分に取り付けた”ダウンチューブシフト”。
“エンデュランスロードがベースに〜”って基礎があると、パーツは旧式、フレーム設計は新式。温故知新で深いアッセンブルですね。
ちょい脱線、デジさんの私物のRandoはというとフェンダー装備、ドロップハンドルにバーエンドシフター。
スポルティーフスタイルだけど、どクラシックな合わせは避けてちょいスポーティな塩梅もまた良いですよね。
Bonfire Fadeカラーはアメリカンハンドメイドの始祖の一つであるSer◯tta社の伝統的なレーシングカラーをモチーフにされている様子、ハンドルに付いたOUTER SHELLのバッグも相まってアメリカの香りがするバイクに仕上がっています。
もう一台スタッフバイクRandoを紹介、
グローバルオンラインスタッフのタクマのRando。
旧カラーのBrook Troutですが、タクマの好きなメッセンジャーカルチャーを感じる一台。ベテランメッセンジャーが乗ってそうな雰囲気が漂っています。
シンプルなフラットバーにポーターラックはもちろん、さりげなくビンディングペダルだったり、セットバック無しのシートポスト、低く切られたコラム。と少しずつの積み重ねでストリートなテンションが表現されているのがストリートオタクなタクマらしくて誉れです。
色んなスタイルを紹介してきましたが、乗る人それぞれの”Rando”を楽しんでもらえるかなと。
フロントラックやフェンダーを組み合わせれば、クラシックなランドナー的バイクとして。
シンプルにロード寄りに組めば、軽快なオールロードバイクとして。
このフレーム最大の特徴の、シングルスピードエンドを使ってシングルスピードコミューターにも。
パーツ選び次第で、オーナーの個性がそのまま形になるフレームです。
荷物をたくさん積んで一日中走るのも、近所の川沿いでぼーっとするためにライドするのも、思い立って一本知らない道へ曲がってみるのも。
乗る人それぞれの”Rando”に付き合ってくれるバイクになるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!



