代々木公園の松本です。

 

ウエンツのブログにあったように先日のお休みは上馬店のダンカンとウエンツに誘ってもらってみんなでライドに行きました。

本編の方はウエンツが書いてくれたでしょうから、あまり本筋には触れずにアウトテイク的に失礼します。

 

一行は雨予報の日光に向けて車を走らせました。

着くとそこは大自然。

マイナスイオンより気温がマイナスな状況に表情が引きつる。

いやポジティブに捉えよう。

ドラマチックで幻想的な摂氏0度以下の世界が山の頂には待ち構えていてくれるだろう。

ついでにジンギスカンも。

 

もっとついでに日光市はデジタルの故郷らしいです。

23文字分のどうでもいい情報本当に申し訳ないです。

 

ジンギスカンの方が気になるっすよね?

 

ロードバイクで走る。

アームウォーマーを忘れた僕の太ももは寒さで硬直。茹でる前の大根のように硬い。

衣服の偉大さを痛感する。

ファッションを仕事にしていた時は、身を守るための衣服というあんまり概念は持ち合わせていなかったけれど、適材適所という言葉の重みを身に纏うもので痛感するのはスポーツならではの過酷な状況下にしか生まれないと思った。

角を曲がると次の上り坂。リピートしている映像を見ているようだけど、風景に目線をやるとだんだん映り込む風景が雲と同じ目線になっていくのは爽快だった。

 

あともうちょっと。

本当にもうちょっと?笑

自分のペースでゆっくりと登る。

変な声もでる。

登ったり降ったりを繰り返して写真を撮るダンカンの超人ぶりに引く。

 

iphoneを見ると残りの距離に目を疑いたくなるが、SNSをだらだらと見続ける休日とは打って変わって自然をサバイブする感覚。悪くないなんて思ってしまっている自分が不思議。

辛いんだけど楽しくなってくる。不思議な感覚。

三軒茶屋では味わうことなんてできるわけもなく。

東京または関東で、花粉症に悩むみなさまに朗報です。

日本中の杉はここにありました。

少なくともおそらく本丸がここにあります。

花粉は日光にあり。

親の仇ぐらい丁寧にびっしりとそれはそれは猛々しく生えていました。

 

結局何が言いたいかって?

 

TomiiのCANVASに久しぶりに乗りました。

Matsu's *TOMII CYCLES* canvas completebike

東京の生活、メカニックスタッフという自分の生活の側面から考えると肉体労働を終えた身体を癒すのは楽チンバイクにありと信じて最近はまた偏った自転車生活。

職業違えど身に覚えがある方も少なくないのでしょうか?

今回のロードバイクでのライディングはスポーツバイクの本質的なところでもある”スピード感”と”体力の限界を味わうスリル” を味わうことができました。

少々スピードが出るバイクがなぜ必要なのか?重量に拘る理由をどこから見いだすのか?

久しぶりに痛感したと言いますか。

 

CANVASは気持ちよかったです。

登りの進み方は遅くともしっかりと進む(そこは乗り手のアドバンテージ次第笑)し下りの疾走感はスポーツバイクとしての快感の一要素。

登り切るからこそ下りが楽しめる。ちょびっとキツイからいろんな些細な瞬間に喜びを見つける。自分のチャリがかっこいい事すらも勇気に変えてガソリンにします。これ借りたバイクとかだったらすぐタクシー捕まえたくなる。

 

総じてお伝えしたい事はシンプルで、気に入った自転車やもしくは手懐けた相棒を連れ出して自転車でしか味わえないスピード感と疲労感を気持ちよさに変換してそれぞれのささやかな挑戦をして見てはいかがかな?と思います。

 

普段Rivendellに乗る僕にとってのカウンターはロードバイクでTomiiのCANVAS。

楽とキツイ。

遅いと速い。

今はそんな構図でお互いを補完し合うのが僕的には調子いいです。

 

エブリデーバイクに乗ってるからこそロードバイク。

 

無くない選択だと思いますよ?

*TOMII CYCLES* canvas frameset

*TOMII CYCLES* canvas frameset

*TOMII CYCLES* canvas frameset

*TOMII CYCLES* canvas frameset

*TOMII CYCLES* canvas frameset

*TOMII CYCLES* canvas frameset

最後余談になっちゃいますが、TomiiのCANVASに新しいカラーが追加しました。正確に言うと僕の乗ってる明るいグリーンの代わりになります。

薄いグリーンはちょっと可愛すぎるかな?なんて思うこともあってこの色はちょっと嫉妬しました。笑

ハンドメイドのフレームなので価格は普通とは言えない価格ですが。。笑内容とプロセスを理解できたらこの手のバイクの魔力に取り憑かれるのは時間の問題だし、僕自身もこんなバイク買っちゃったから普段は味わえないことしようとか思って必死で坂道登るようになったので、価値観の変化と共に新たな自転車ジャンルへと飛び込む動機にしてもらうためにもいいかなと思いました。