こんばんは。
ヨヨコーサンバです。
古い自転車、今お乗りの自転車からパーツを新しいフレームに移して組み立てることを俗に”載せ替え”と呼びますが、今回はそんな載せ替えオーダーのご紹介です。
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* la cabra V2 (16inch)
既にお乗りのサスペンション付きMTBからの載せ替えでご依頼いただいたLa cabra。
元々はこんな自転車でした。
(image from: int.mongoose.com)
アルミのフレームにフロントサスペンション、ドロッパーシートポストのしっかり山仕様のマウンテンバイク。
特定の乗り方では必要になる性能ですが、街乗りがメインのオーナー様の用途的にはオーバースペックだったよう。
ザ・MTBな乗り物は確かにカッコいいんですけど、使い方を間違えると乗り辛いと感じてしまうこともまた確か。
「なんか自分のバイク遅いんです、、、」とお持ち込みいただいて、ご利用シーンと載せ替えできる規格のフレームを照らし合わせてLa cabraに着地しました。
各部に一般的なマウンテンバイクの規格を採用しているLa cabraは実は乗らなくなってしまったマウンテンバイクの引っ越し先に最適かも。
今回は使えるパーツは使い回してご予算を抑えるべく、ヘッドセット、ハンドルバー、シートポスト以外は丸っと元のバイクのパーツを使いました。
アップライトなポジションで乗りたいというところで、見た目以上に手前に戻ってくる日東のB802を。
ドロップバーMTBとして設計されたLa cabraですがフラットバーもとっても調子良いのが好きなところ。ヨヨコーはフラットバーLa cabra推進派と勝手に思ってます笑
BMCとChris kingは白米と梅干しのような親和性。
ヘッドセットは規格が変わるのでせっかくならと良いものを。ここをこだわっていただくとバイク全体がシャキッとしますね。
チューブに圧入して(めり込ませて)お取り付けするのであまり頻繁に付け外したく無い部分。フレームとセットぐらいに思ってもらえたらデス。
クランク、ホイール、ブレーキ周りは元のバイクのものをお掃除してからチャチャっと取り付けて。
ドロッパーシートポストは不要だったのでThomsonに変更。細かくサイズ展開があるのがありがたいです。
サドルはOld MTBニュアンスも感じるPure-Vラスタで。一見派手ですがバイクに合わせると渋さを感じる不思議なサドル。
BMCとWTBはナポリタンとタバスコみたいに相性良し!
特に捻ったことはしていないですがとても佇まいの良いバイクになりました。
ルックスが良いだけじゃなくて乗って気持ちいいのも大事なところ。見た目以上に走るLa cabraのスピード感にご満足いただけているはず。
納車の時には早速前のバイクではできなかったWaldの前カゴをお取り付けしていたのも印象的でした。ラックもフェンダーもなんでもござれなBMCを楽しみ尽くしていただければと思います。
お家に乗らなくなって眠らせているマウンテンバイクがあるよっていうそこの貴方!もしかしたら良い引越し先があるかもですよ。
La cabra、やっぱ好きだな〜!
サンバでした!