あのイベントが、今年も開催されます。
そう、Grinduroです。
開催期間は10月の3日-5日とまだまだ先なのですが、すでにエントリーが開始されています!
去年僕は初参加だったのですが、走りごたえ抜群でとても楽しかったので今年も参加しよう!と意気込んでおり、一人でも多くのブルーラグのお客様にもこの楽しさを是非経験していただきたい!と思い立ったので、改めてこのイベントを紹介させていただければと思います。
グラベルバイクというジャンルのバイクの隆盛と共にアメリカで産声を上げたGrinduro
グラベルとエンデューロの造語でGrinduro(グラインデューロ)な訳ですが、その語源となったエンデューロは、元々マウンテンバイクのレース。
コース全体に数箇所のセクションが設けられており、そのセクション毎のタイムの合計を競うのがエンデューロレースです。
エンデューロだとほとんどの場合セクションはハードなダウンヒルなのですが、Grinduroはグラベルの要素がミックスされているので、エンデューロのダウンヒルほどハードではなく、逆に登りのセクションも存在するので、MTBのエンデューロ以上に多くのバイクが参加できるイベントです。
各セクション前でインターバル式に一人づつスタートしていきます
大自然の中のグラベルでベストタイム目指してかっ飛ばすのはめちゃくちゃ気持ちいいし、楽しいです。
セクション以外の区間はリエゾン区間なんて呼ばれたりするのですが、その区間のタイム計測はないので、大自然の絶景の中で純粋にライドを楽しむことができます。
肝心のレースですが、コースの長さが50kmと80kmの2種類で、前述のタイム計測区間は50kmだと2箇所、80kmだと4箇所になります。(上のコースマップは去年のもの)
初めてこの手のイベントに参加し、かつ体力にそこまで自信ない方は50kmがオススメです。
表彰に関しては世代別、性別に分かれているのに加えて男女プロクラス、そして男女シングルスピードクラスが!!(いつか挑戦してみたい…)
そして、イベントはレースだけではないのが、Grinduroの楽しいところ。
イベントは全三日間で、その間様々なアーティストのライブや美味しいフード、そしてキャンプが楽しめますし、グラベルを走るグループライドなんかもあったりで至れり尽くせりの盛り沢山です。
一人でストイックに参加するのもアリですが、せっかくなら仲間とエントリーして、レースで火花を散らして、キャンプやパーティーで楽しい時間を過ごすのがオススメです。
エントリーはこちらから。
GRINDURO JAPAN 2025
イベント概要の説明がかなりざっくりですがこの辺にしておいて(より詳しく知りたい方は去年の僕のブログを参照していただければと)、ここからはよりイベントを楽しむためにどんなバイクやパーツがオススメか、去年の自分の経験を基に書いていこうと思うので、僕個人の主観になってしまいますがご興味ある方は参考にしていただければと思います。
この条件は外せないな!と思ったのは
①:ディスクブレーキ
②:ドロップハンドル
③:700cホイール&40c~のチューブレスタイヤ
④:ビンディングペダル
の4つです。
①のディスクブレーキに関しては、舗装路・未舗装路を問わず山の中を何度も登り降りするので、安心して攻めたライディングにトライするために、より制動力の高いディスクブレーキがオススメです。ハードな下りや長い下りもあるので、PAULのKlamperや、油圧タイプのディスクブレーキといった、より少ない力で高い制動力を発揮する高性能なものだと尚良しです。
②のドロップハンドルですが、Grinduroはショートコースでも50km, フルだと80kmなのと、登り降りに舗装路グラベルと、様々なコンディションのコースが混在しているので、シチュエーションに応じてポジションが変えられるドロップハンドルがオススメです。ハンドル幅は体格や好みにもよりますが440mm~480mmくらいが広すぎず狭過ぎずで丁度いいんじゃないかなと。
③に関しては好みもあると思うのですが、Grinduroは舗装路のヒルクライム区間も多く存在するので(体感60%くらいでした)、足切りタイムやタイム計測区間でのスピードを考えると700cホイールと、ダート区間もそこまでハードではなかったので、太過ぎず細過ぎない40c~のタイヤが丁度良いのではないかと感じました。チューブレスはハードなコースを走る際のパンクのリスクが大幅に低減されるし、低圧に出来るのでグリップ力が上がるし、乗り心地・転がりの良さが段違いなので良いこと尽くしです。
④のビンディングペダルも、コース全体でかなり登らされるので効率よくペダリング出来るビンディングペダルがあると最高です。
これらのポイントを踏まえて、ブルーラグの現在のラインナップでGrinduroに向いてそうだな〜と思う車種を挙げると
*CRUST BIKES* Bombora/Bombora Celos(イチオシ!!)
*CRUST BIKES* Evasion/Evasion Lite
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* Mod Zero
他にも向いているフレームはありますが、ざっとここら辺のフレームたちでしょうか。
勿論、上記の特徴に当てはまらないバイクでもやる気とガッツと体力さえあれば出れちゃいます。
ここら辺のバイクを既に組まれてて、尚且つ走ることや自分のバイク(そして自分自身)のポテンシャルを知りたいというオーナーの皆様は勿論、GrinduroやOMMといったイベントに出てみたいから!という理由でバイクを組みたいという猛者な方もいらっしゃれば是非店頭もしくはオンラインストアまでご相談いただければと思います。
(Photo by 茂田 羽生さん)
2025年のGrinduroはBlueLug各店にも出入りしてくれている仲の良い友人たちと一緒に参戦します!
彼らもバイクロアやOMM、ピストクリテにシクロクロスと多くのレースに参戦している中々の猛者揃いなので、今年の表彰台争いは激しくなりそうです…
僕は去年、Man 80km U-30クラスでまさかの優勝してしまったので、2連覇&全体10位以内を目指して頑張ろうと思います。挑戦者求む!
2025年に入ってから全然走りに行けていないので、まずはリハビリから始めようと思います。
半年後、みなかみの地でお会いしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。