暖かくなってきましたね。
僕の顧客様が昔このくらいの時期に「自転車が欲しくなる季節ですねぇ」とおっしゃっていたのがずっと頭から離れず、いまだにこの時期になると僕も自転車が欲しくなる病気にかかりました。
オンラインストアよりウエンツがお送りいたします。
先日はキャンプのお話させてもらいましたが、本日はバイクチェック。
最近改めて注目度が上がっている?CRUST BIKESにまつわる2台をご紹介させてください。
一台目はこちら、CRUST BIKES BOMBORAです。
僕は基本的に遠方のお客様に自転車をお組みしているのですが、こちらのオーナー様は四国から僕の古巣である上馬店まで何度かお越しいただき、直接お話しして組み上げました。
僕は通常日曜日に上馬店におりますので、店頭でのご相談も何なりと。なのです。
組み立てるにあたり、いくつかポイントがありましたのでご紹介していこうと思います、ブログご覧になっている方の参考になれば幸いです。
まずは大容量フロントバッグを付けたいとのことで、ドロップハンドルでも幅の広いものをチョイス。
今回はハンドル幅460mmです。このバイクにもついている*FAIRWEATHER* handlebar bag ADVを無理なくつけるには体感460mm以上のハンドル幅がおすすめです。
今回のフレームはXSサイズで、大きなハンドルバーバッグがタイヤと干渉してしまうのを防ぐために*NITTO* M-1B front rackを追加して、下から支えています。
こちらのフレームはローカラー、つまり溶接痕が見えるフレームですので、雰囲気を合わせるためにゴールドカラーや真鍮のパーツをいくつか散りばめています。
この辺の色使いはやりすぎちゃうとやらしい印象になってしまうのですが、今回オーナー様のセンスもあって上手くまとまりましたね。個人的にはゴールドのリムの魅力を再発見できたと思っていて、勉強になりました。かっこいい。
ギア周りはフロントシングル×リア11速にて。
フロントの変速がないだけで直感的なシフトチェンジが行えますし、リアメカをMTB用のものを採用していますので、かなり軽いギアまでカバーしています。たくさん荷物つんでツーリングに行かれるとのことで、上手く使いこなしてくれるでしょう!
こちらのオーナー様、近々九州へのツーリングを計画中とのことで、ぜひBlue Lug 鹿児島にも遊びに行って欲しいところです。その際はアゼミさんよろしくです!
はい次!
こちらはSURLYとCRUSTの合わせ技、名作バイクと名高いDISC TRUCKERへCLYDESDALEフォークを装着したワンちゃん号となります。
こちらのオーナー様も上馬店へお越しいただき納車させていただきました。
ありがとうございます、詳しくみてゆきましょう。
まずはやはり特徴的な前輪部分でしょうか。
フロントのホイールを小さいものに変更することで、異次元の積載量を実現できます。
(ちなみに今回は20インチ×26インチ)
今回のオーナー様はワンちゃんと一緒にお出かけするためにこの組み合わせを選んでいただきましたので、その様な使い方はもちろん、僕で言うとキャンプの時に持って行く荷物のこと何も考えずに積めそうですよね。無駄なものたくさん持っていけそう。そんな可能性も秘めたフォークなのです。
街乗り仕様ということで手元に大きく戻ったハンドルを選んでいただいて、まったり乗車姿勢のバイクに。(今回のハンドルはLOSCOバー)
そして街中に駐輪する際に便利なセンタースタンドもバッチリ。駐輪場所を選ばないのはかなりストレスを軽減できますね。たくさん荷物積んでいる時やワンちゃんをのせたりする時にも、スタンドがあるとないとで大違いです。
ギアの枚数も必要最低限にしてあげて、チェーンはゴールドで特別感プラス。
こうゆうちょっとしたことでお気に入り度がグッと増すので、大事な部分です。
過去にMTBに乗られていたオーナー様らしいTHOMSONのシートポストのチョイスと合わせたBROOKSの皮サドルなど昔からの自分の好みと今必要な自転車や今の気分に合わせて組み合わせたパーツたち、
一見ごちゃっとしそうなところをうまくまとめるSURLYの寛大さ、そしてそれにストンとハマるCRUSTフォークの最高の例としてご紹介できるバイクになったと思います。
ご依頼ありがとうございました。
本日はCRUSTにまつわる二台をご紹介。
自転車最高な季節きちゃっているので、店頭でもオンラインストアでも皆様ぜひなんでもご相談ください。
本日はそんなご紹介でした。