今週末、GRINDUROというイベントに参加してきます。
自転車をもっと使ってみる、ポテンシャルを感じてみるにはこの手のイベントはうってつけで、自分の愛車をよく知ることができる機会なので僕は興味のあるイベントには極力参加したいと思っているのですが、都度立ちはだかるのはエントリーに対するハードルだと思います。
やっぱ会場に行けばジャージを着た人が多いし、自分は場違いかも、そんなにガチじゃないから。なんてよく聞くのですがそんなことないぜ、誰だって出られるし楽しめる。
この手のイベントの参加ハードルを少しでも下げることができたらなーと思ってご紹介させてください。
僕がグラベルバイクなんて言葉を聞き齧り始めた2018年頃、なんかアメリカですごいグラベルバイクイベントがあるらしい。
程度の知識だったと思うけど、それが日本に来る?!ってことで参加した記憶で、この第1回GRINDURO JAPANでロニーとパトリックに初めてSay ハロー。まだ彼らが神話上の人物だと思っていた頃で、はじめましての印象は「この人たち本当に存在するんだ」だったけれど、彼らのバイクナードさと人柄に瞬殺でファンになったのを覚えてます。
そんなGRINDUROに今回改めて参加してみたいなーと調べていたら隣で一周が「行きたいねぇ」なんて言い出して。
珍しい。コンペティティブな乗り方が好きじゃない一周が興味を示すのはなんでだろう、考えてみるとGRINDUROというイベントの魅力を再確認するきっかけになったのでぽちぽちを進めます。
元々はカルフォルニア クインシーで始まったイベント、今や北米やヨーロッパを含めた全世界規模のイベントとなっていて日本で参加することができるのです。
今回の日本の会場は群馬県みなかみ、大会通してのコンセプトは「楽しむこと」とても単純でよいです。
レース自体も少し特殊で、全長約80kmのコース状に4つの計測ポイントが用意され、その計測区間のみのレースとなっています。
その他の区間はただ乗るだけ楽しむだけ。というコースレイアウト。
ちなみにGRINDURO初期では会場でハンドメイドバイクショーも行われていて、日本での開催は叶っていません。
僕がGRINDUROに興味を持ったきっかけはそれでしたが。。
ちなみにコースはこんな感じ(わかります、わかりにくいですよね。)
午前のパートは50kmほど、STAGE1とSTAGE2が割り振られています。
午後のパートは30kmほどでSTAGE3とSTAGE4があり、全4つのSTAGEタイムで順位が決まります。
これも面白い点です。基本レースで午前午後と別れることは少ないと思いますが、お昼はみんなで一回気持ちもリセットして美味しいものでも食べて楽しもうぜ!ってことだと思います。こうゆうノリが好きです。
僕はもちろん表彰台には絡めないので、いつも通り思い出1等賞、というかそもそも完走を目指します。
どこか普段のライドの延長線のようなイベントな気がしていて、それがハードルを下げるきっかけになれば。そんな気持ちです。
ただ、1日で計80km以上走るイベントなので、このイベントはその程度の経験がある方におすすめかもしれません。こればかりはたくさん自転車乗ってみて自分がどのくらい長い時間自転車に乗れるのか把握する必要があります。速い必要はありません。長時間自転車に乗ることに慣れておくと参加しやすくなると思います。
今回は僕と一周、そして代々木公園店からタクマが参加します。
僕はLAも共に走ったBeach Club Al Denteで。このようなライドの為にあるような自転車なので楽しみです。心配は僕の体力だけ。
スタッフの所有率もだんだん増えてきて、今僕達がご紹介できるいわゆるピュアなグラベルバイクとして僕はこのフレームがサイキョウだと思っています。
一周はMonsterCrossかMod, Zeroのどちらかで迷っていましたが、ビンビンの一周に山道で置き去りにされたくないのでWombatのシングルで来るのがおすすめだよって嘘言っておきました。
タクマはまだお披露目してないおNEWバイクで参戦とのことで写真はおあずけ。帰還後にバイクチェックも兼ねて紹介してくれるので、僕も楽しみに待つことにします。
彼は自転車に乗るのが速くて上手なので、会場で目立って目指せポディウム。頼んだよ!
昨年のGRINDURO映像も合わせてどうぞ。
参加経験のあるスタッフも各店多いのでぜひスタッフに色々聞いてみてくださいね。タイヤはやっぱDYNAMICOがおすすめですかね。
以上、今週末に開催のGRINDUROでした。
僕がBlue Lugの存在を知ったのもレース文化に疲れて違う楽しみを模索していた頃だったので、「これが自転車の楽しみ方です!」なんていう気はないですが、今改めてこの手のイベントは魅力的だなーと思うし、参加してみたらやっぱりきっと楽しいので、頭の片隅に覚えておいていただけたら嬉しいです。
ちなみに12月にはもっと参加ハードルの低いバイクロアというイベントもあって、合わせてチェックしてみてください。
(これから↑サイト順次更新されていくはず)
結局いくつになっても外遊びが好きみたい。
普段足となってくれている自転車を遊びに連れ出してみると、もしかしたらもっと自転車が好きになるかもしれない。そんなご紹介でした。