僕はわりとアウトプットが苦手で、そもそもインプットとかアウトプットとか自分自身で完結しちゃうし、自分のことを人に伝えるのが裸を見られるよりも恥ずかしいけれど、この形だったら人にアタシを紹介できる、これなら自身をアウトプットして外の世界とつながることができる。そんなワザが多分みんなそれぞれあって、僕にとって自転車はそんな存在なのかもしれないです。
ということで、本日は僕の自転車をまた紹介しようと思うんで許してください。
CRUST BIKES 初めて聞いたのはいつだっけ。
2018年に初めての入荷があったみたいなのでそのちょっと前ですかね。インスタグラムや当時アメリカから帰国されたお客様のEVASIONが上馬にあったりして、ダンカンさんとCRUSTって知ってる?って話から取り扱いが始まった記憶です。
ブログを読んでる方だったらCRUST知らない方はいないと思うけど、当時はフロントシングル専用設計なんてのも珍しくて、ディスクブレーキでスレッドステムとか、スルーアクスルですら規格が多くてよくわからん。なんて感じだったと思います。ちなみに最初の入荷はLightning boltとRomanceurでした。
その後にEVASIONが入ってきて、どうやらこれが最初のフレームっぽい。CRUSTのMattがCROSS CHECKでのツーリングをもとに考えたバイクらしい。なるほどフムフム案件なフレームですね。気になりますね、かっこいいですね。なんてどんどん興味は湧く一方でしたがそのムクムクは展示車でいろいろ試して解消していたんですね。
そんなEVASIONをいま、手に入れました。
他のスタッフからなんで今EVASIONなの?とか聞かれると恥ずかしいのですが、結局組んで乗ってみたかったから。
僕が好きな”組むのが楽しい自転車”だと思ったし、正解≒選択肢がいくつもある自転車、そしてどこかCROSS CHECKに似てる。
今回も僕のムフフポイントはいくつかありますが、全部解説するのも野暮なんでそこは許してください。
そこまで言っておいて、気に入っているのはTHOMSONのステムとシートポストでこれは性能とか見た目じゃなくて、アルゼンチンで使ってたから。たまにはそんなエモいことも言ってみたいし、こうゆう性能じゃない愛着があるので僕は極力持ってるパーツで自転車を組もうとします。
でもリムは今回シルバーの良さげなのが入荷してたんで試してみました。USAデカールが◎
新しくリムの選択肢に加わったASTRAL、覚えておいてください。イイくさいです。
あと単純にCRUSTやっぱかっこいいですね。
Mサイズにするかちょっと迷いましたが僕の身長でもきちんといろんなポジションを出せるようにSサイズにしました。なんかこの前の一周ブログとおんなじようなこと言ってて嫌ですね。でもフレームサイズやポジションってとっても大事。パーツをブラックかシルバーどっちにするかよりもよっぽど慎重に選びましょう。
あと最近はハンドルの角度変えるだけでやっぱ乗り心地変わるなぁって思い、頻繁にハンドルの角度とブラケット位置変えているせいでバーテープずれてきちゃったしSRAMのバーコンが謎にカーボンでかっこいいけど、この間スネに突き刺さって悶絶したので、ダブルタップに戻そうかなってのが最近のカスタム妄想ですかね。
僕は自転車を組むという行為自体に意味があると思っていて、組んだ自転車を谷さんに「ウエンツっぽいチャリだなぁ」なんて言われると毎度嬉しいものなんです。そうやって僕のインプットとアウトプットは静かに完了します。
追記、そんなEVASIONでキャンプに行ってきました。
こんなに荷物を積んで自転車に乗ったのはアルゼンチン以来だったし、
なぜかアルゼンチンに行った時よりも荷物多くて笑いました。
荷物の重さに気絶寸前でしたけど、
「あの時の登りに比べたら大したことない」
不意にアルゼンチンを思い出すのがなんともおセンチな気持ちにさせてくれます。
なにより沢山の荷物積んでいてもめっちゃよく走るこの自転車に正直嬉しい気持ちになりました。EVASION好きくさい。
そんな最近の僕とEVASIONでした。
次はフェンダーがカッコよくつく自転車組みます。
あ、あとそろそろOMMもエントリーはじまりますね。今年は絶対行きたい。