こんばんは、cookpaintworksより僕です。
あっという間にお正月も過ぎ、通常運転の日々を過ごしておりますが、お正月はいかがだったでしょうか。
冬休みを使って僕は息子のミニ四駆を組みました。
もちろんオールペンで。
下地のサフから黄色のベースカラーとフロントのグリル部分はマッハシルバーで塗り分け。
全体的にエイジングの塗料を加えて、若干砂汚れをつけました。
こだわったポイントはフロントガラスのワイパー跡。よく見ると砂埃の後が残っていますが、ここは艶消しクリアを吹いて再現。中々かっこよくなりました。
2歳の息子には全然伝わっておりませんが、お父さんは満足しています。
小さい物を塗ってみるのも面白く、おもちゃをリアルに作るのも勉強になりました。
そんなことより、今日はマウンテンバイクについて書いていこうと思います。
最近、上馬店ではマウンテンバイクがブームなのか、急にみんなが組み始めて来ました。
サンタのKRAMPUS
シャミのIndependent Fabrication DELUX
JKのDEAD SAILOR
みんなサスペンションが入っていたり、リジットフォークだったり、、かっこいいですね。
そして突如現れた深大寺のシックスチルドレン、ピークさんもIFのDELUXを去年組み始めた。しかもシングルスピード。
チョイスしたフレームが激アツだった。。。
元々僕もずっとマウンテンバイクを欲しかったのですが、なんかこう、、いつもタイミングを逃しては別の車体を買うという感じで、マウンテンバイクを所有しないでいたわけです。
しかし、最近みんなのマウンテンバイク熱がふつふつと来ているのを横目で見て、自分も居てもたっても居られなくなり、フレームを探し始めました。
<遡ること去年のMADEにて、一周とトムリッチー>
マウンテンバイクの歴史を調べてみると、始まったのは1980年ごろのカリフォルニア。
ビーチクルーザーに太いタイヤを履かせて山を走る遊びが流行り、その自転車を改良していって作られたのが現在のマウンテンバイクで、それらを作っていって発展させたがあのレジェンド、トムリッチーがその1人だったそうです。
1988年に発売されたULTRAは、TIG溶接されたハイエンドマウンテンバイクで、軽いけど頑丈というリッチーならではの理念で作られたフレームだそうです。
Ascentよりもレース仕様で、スピーディー。アルミのように軽量でありながらクロモリのしなやかさと頑丈さを兼ね備えたフレーム。
マウンテンバイクを調べているうちにRitcheyがどんどん気になり、フレームはそんな元祖MTBのULTRAにしようと決意しました。
RITCHEY ULTRA (Mサイズ)
最新のULTRAはフロントサスペンションフォークで、ジオメトリもモダンな仕様で生まれ変わりました。
トキントキンなMTBが完成しましたので、紹介していこと思います。
まずはフレームについて、色はマスタードハニーという艶消しのくすんだ黄色です。
組み付け前にペイントしようかな?と直前まで悩みましたが、純正カラーがかなりかっこいい。
なんでも塗ればいいってことじゃない、と改めて思ったのでこのままでいこうと決めました。
ただなにかしらしたいな、、と考えフレーム以外のパーツをペイントしようと。
comp trailステムをフレームと同色にペイントしました。
同色にすることによってフレームとの一体感、専用機感がグッと上がります。
本当は一緒にサスペンションも!と思いましたが、サス初めての僕にとってはまだそのい領域には達していなかったので断念。いつかサスも塗ります。
コンポーネントはSHIMANOの最上級グレードXTRをイン。
XTのRACE仕様でXTR。チタンとカーボンをふんだんに使っているので高級感とかっこよさが段違い。
これがSHIMANOの本気か、、と思うくらいXTとの違いがわかります。
レースバイクのULTRAにはピッタリ。夢のドリーム、いや力こそパワー。
(本当は上馬の連中にひよってないでXTRじゃないとダメだ、フルXTRを見てみたい!とそそのかれ、、、、で、できらぁ!と男気を出して決意しました)
ただ昔のXTRを見ていたりすると今でもその輝きはあり、むしろ輝きを増したりすると思うので、今後の長いMTBライフにも長く生きてくるなと思っています。
一周の言葉で言わせると“投資ですよ”ということです。
初めてのサスペンション、ドロッパーポスト、27,5プラスのタイヤ、全てが新鮮。
毎日の通勤バイクではなく、みんなと休日に山遊びできる、山専用バイク。
とても気に入っています。
そんな最強のバイクが組み上がったので、早速シェイクダウン。
この時期の山は登るにつれて、落ち葉から雪山ステージに変わって行きました。
気温ももちろん低いので寒いのですが、坂道を登っているとかなり暑いので、気がつくと雪道の中汗だくでした。こんな景色を見せてくれるのもMTBならでは乗り方です。(金子さんまた元気にマウンテンバイク乗りに行きましょうね)
なによりみんなで走っているとサドルトークも弾むので、楽しく走れます。道中の自転車を交換して、お互いのバイクの良さを感じたり、なにより僕のULTRAにみんなが乗ってくれるのが嬉しかった。奮発した甲斐がありました。
これがトムリッチーの言う”my bike is my office “かと実感。最高の雪山ライドでした。
泥汚れがつくとMTBのカッコ良さが引き立ちますね。かっこいいぜ。
まだまだ組んだばかりなので、これからも山ライドを楽しんで行こうと思います。
長くなりましたが、最後までありがとうございました。
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