あっという間の2022年でした。
今年も宜しくお願いしますm(__)m
去年末でウエンツが卒業。あんなに賑やかだった上馬ピット、笑い声や呼吸のようにしていた猥談。
当たり前だった毎日がなくなり、みんなちょっと寂しい気持ちもあります。
本当アルゼンチンでは無事に帰ってきてほしいですよね。
色々なことがあった一年でしたが、忘年会では普段ではあり得ないツーショットがとれたり、僕にも家族が増えたりととても良い一年だったなと思います。
今年も宜しくおねがい致します🙏
早速ですが、こちらから〜。
デジくんがハンドメイドの新車を組みました。
実は僕も一緒のタイミングでフレームをオーダーしていて、今日はそのバイクチェックをしていきたいと思います。
バイクチェックの前に、僕がフレームをオーダーした経緯と、Frances Cyclesについてのお話から。
改めて、僕らがオーダーしたのがFrances Cyclesという、カリフォルニアはサンタクルズのビルダーさん。
象徴的なのがこんな感じのカーゴバイク。フロント部分にドカン!と空いたラックがあって、ワックスのバッグがついています。
大きな自転車メーカーではまず見かけない特徴的なバイク。職人さんがつくるハンドメイドバイクならではのバイクです。
これを見た時に「なにこれめっちゃかっこいい!」と衝撃が走ったのを覚えています。
ビルダー本人が自分の赤ちゃんを自転車に乗っけて走ったりしてて、タウンユースで使ってる姿が本当にかっこいい。
とてもロマンあるし、これでちょっと公園でピクニックとかいきたい!って思いますよね。
そしたらなんと僕の師匠の料理長がMixteHaulをオーダーして購入。
(この人は本当にぶっ飛んだ買い物をするので、本当にいい刺激と参考になります)
この組み付けは僕がやりましたが、やっぱり実物見ちゃうと欲しくなっちゃいます。。
料理長からも「お前も同じの買え!」の一点張りで、前向きに検討。。。
めっちゃ欲しいけど、正直でかくて家に入らないなーと悶々していました。
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遡ること2019年。サクラメントのNAHBSにて、谷さんたちがFrancesの吊るしフレームを仕入れました。
実は上馬店に吊ってあって、これならコンパクトでいい!と思ったのですが、ちょっとサイズが小さいっていのと、どうせなら自分のオーダーしちゃおう!ということで、体の採寸と細かい仕様を決めてフルオーダーをしました。
前置き長くなりましたが、そんなこんなで出来たのがこちらですm(__)m
*Frances Cycles* Platypus
Platypus(カモノハシ)と呼ばれるフレームは、カモノハシのような大きな口ばしみたいなラックがついているカーゴバイクです。
フロントタイヤは20インチで、フレームに大きなラックが溶接されています。
ラックにはダボ穴が6個あって、バスケットつけたり使う人によってなんでも載っけて運べるようになっています。組んだばかりの僕はまだ、正解が見つかってなくてその時につかうバッグをストラップでくくって載せています。
フレームの細部も本当にカッコよくって、ディスク台座やパイプの先にはヒゲみたいなラグの装飾がついています。
ラックの下にはにゅっと出たライトマウントがついているので、もちろんダイナモライトもつけました。
こういったフレームの細部がハンドメイドならでは、、、かっこいいぜ。
色について。
塗装屋の僕ですが、このフレームはビルダーのジョシュアさんに「グリーン系なら何色でもいいのでお任せします」とだけ伝えてパウダーコートにて塗ってもらいました。
もちろん自分の好きな色を細かく指定するのもありなんですが、Francesが作るフレームの感性とかがカッコよくて好きだし、ビルダーが好むバイクに乗りたいなと思ったので、その雰囲気を壊さずいきたいなと思ったので、お任せにしました。。
結果とても良い色なのでとても気にいっています。ちなみにWhiteのトップキャップは墨入れ。コラムスペーサーはマッチペイントをしました。
こんな見た目なのでめっちゃ重いのでしょう、、と思われるのですが、意外と持ち上げるとそんなことないっていうのと、結構スイスイ走ります。
言葉で伝えるのが難しいので、ぜひ上馬店に展示してあるので試乗して見てください。本当街乗り最強バイクです。
個人ビルダーのため、オーダーが基本のフレームになります。完成するまでにもお時間がかかりますが、フルオーダーならではフレームだし、本当にかっこいいビルダーさんなので、ご興味ある方は是非上馬店にてお話しましょう。
そして最後に、、個人的にいつかはこんなスタイルに憧れるってやつの紹介です。
フランセスと同じく、カリフォルニアはサンタクルズのバッグメーカー、StrowFootのギャレットさんもPlatypusに乗っています。
フランセスのカーゴバイクについているワックスのバッグはStrowFootで作られています。こういったお互いの関係性がとても良いですよね。
この写真は2015年のRADAVISTから。娘と一緒に自転車に乗る生活について書かれていて、とても面白いのでよかったら見て下さい。
まだまだ組んだばっかりで、大きなラックの使い方も正解が見つからないまま使っていますが、いつかこんな風に自転車で走れたらと思って、今年の夏くらいにはこんな感じで子どもと一緒に乗れたらいいなと思っています。。
長々となりましたが、今年一発目に組んだ愛車紹介を以上にします。最後まで読んで頂きありがとうございました。
自転車は上馬店に展示してありますので、興味ある方はいつでもバイクの試乗に来て下さいm(__)m
それでは今年も宜しくお願いしますー!!!