上馬店のシャミです。

前にあがったのサンタくんのブログは読まれましたか?「少し硬くて軽くて速い バイクの話

少し前に入荷した*BEACH CLUB* al dente frameのご紹介を僕からも。
というのも、実は僕も初のオーダーの際に自分用にオーダーしていたのです。
自分用のパーツの入荷やらで完成がみんなより遅れてましたがついに完成して乗ってきたのでその辺も含めてご紹介します。

そして、そして追加のストック分が間も無く入荷の情報をキャッチ。
色なども含め時がきたらその時またご紹介します。刮目せよ。

 

そもそもBEACH CLUBとはThe Cub Houseのオリジナルフレームになります。
モデルは、過去にミンミンのブログにもあったように、
・アルミグラベル
・アルミトラック
・スチールグラベル
・スチールロード(ディスクorリムブレーキ)

になります。
それぞれに特徴がありすぎて全て説明しているとそれだけでブログ書き終えてしまいそうですがかいつまんで。

・アルミグラベル<Al dente>

 

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アルミフレームに関してはイタリアの名門フレームマテリアルメーカーである「de dacciai」製です。
オリジナルのアルミパイプを使ったフレームになります。
フレームの制作自体はイタリアで行い、特徴的なアルマイトカラーをアメリカで行っているのです。
そのアルマイトの工程を担っているのは、「@ashley.anodized.it」のアシュリーさんが行っています。
彼女はこのアルデンテ以外にもさまざまなアルミ製品のアルマイトを行ういわばアルマイト屋さん。

彼女のインスタグラムを見てもらえれば分かる通り、控えめに言ってもえげつないですよね。よくわからないパーツですらかっこよくて欲しくなる。
(車のホイールもアルマイトしてした・・・)

スチールフレームに関してはUSA製。
こちらもスーパー有名なビルダーが製作を手がけています。
・スチールグラベル<GRAVIOLI>

 

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こちらはスチール製のグラベルバイクになります。グラヴィオーリ。
この制作を務めるのは「オスカーさん
知らない人のために説明すると、彼は@simplebicycleco、「シンプルバイシクル」の主宰でありフレームビルダーを務めています。
その昔、伝説級のcieloといフレームを作っていたのも彼。
cielo(シエロ)って名前を聞いたことある人も少なくないと思いますが、シエロとはヘッドセットやハブで名を馳せているCHRIS KING製のフレーム。
現在は作られていませんが実物は見るとテンション上がってしまうものばかりでした・・・。
最近も超稀に生息しているシエロをお店に立っていると見ることがあるのですが一見シンプルな見た目に他ではみないディテールとかやはり見入ってしまう。

・スチールロード<DISCLESS ROAD>

 

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このご時世にリムブレーキロードなんてとても輝かしくてやっぱりキャリパーブレーキのロードって佇まいが美しいよな。と思いまくります。
ディスクレスロードという名前のスチールロードフレームを手がけるのは僕らも馴染みの深い「@larkin_cycles」ラーキンサイクルスことダレン・ラーキン氏が手掛けています。
CRUSTBIKESの*CRUST BIKES* the dreamer frameを作っているのも彼。もちろん個人名義でもフレーム制作を行なっています。

そんな彼らとタッグを組み高品質かつ高性能でもありどこかオーセンティック味もあるこれまでになく贅沢なCUB HOUSEのオリジナルフレームが「BEACH CLUB」なのです。

これら以外にも別のモデルがありますが、それの紹介はまた今度。

ついに僕も組み上げたのでやっとご紹介できます。

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

めちゃくちゃカッコいいですね。よくできてる。
僕のカラーはみんなの乗っているスプラッシュアルマイトではなくポリッシュフェードになります。
わざわざフレームをポリッシュ仕上げした後でアルマイトをかけています。
そのおかげでアップチャージはかかってますが並べてみるとアルマイトの綺麗な発色が目立ちます。
ゴールドからピューターにフェード。
フレームで見た時の存在感はとてつもないものでしたがこうして組み上げてみると一番いい色してると思ってます。

ステムは実は*ENVE* carbon stemなのですが、めっちゃスペシャル仕様になってて・・・
COOK PAINT WORKSの今野さんにお任せで頼んだらペイントなのにアルマイトに酷似したマッチペイントを施してくれました。
パールでもメタリックでもないさらに細かい粒子でよりきめ細かくアルマイトによく馴染む。

ハンドルは前に使っていた*RITCHEY* evo curve handlebarの*RITCHEY*×*CADENCE*の限定モデル。先輩に同じ形持ってるじゃんと言われながらも先輩から買った自分を褒めたい。
パウダーのホワイトで塗装されたハンドルも最近は見なくなりましたね。

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

コンポーネントは「SRAM apex 12s」で統一。
ハブは今まで使ったことのない*ONYX RACING PRODUCTS* vesper disc CL hubを使ってみました。
最大限の恩恵を受けれるシーンは乗ってみて使ってみて初めてわかった気がする。
前情報だけだとクランクのエンゲージメント角なるものが存在しない作りでどこからでもペダリング時のトルクがかかる。つまり踏み込んだ瞬間に進む。
ってのはわかっていたし、初めて触った時はぶっちゃけ今までのフリーに慣れていたので違和感しかなかった。
乗ってみるとその違和感はなくごくごく自然にペダルを回している自分にびっくりしたし、荒れた路面、スピードが窪みなどで急に死んだ瞬間今まで足をついてしまっていたのが即トルクが伝わるので一気にクリアできてめっちゃ気持ちよかった。表現力が乏しくて残念だけどあの気持ちよさはすごい。

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

*BEACH CLUB* al dente (48)

久々にしっかりとした速いバイクを拵えました。
今までなんとなく自分の中で濁していたジャンル。実はピュアなこのグラベルバイクを所有していなかったのでとても気に入っている。
人生で初めてのアルミのフレーム。初めての電動シフト。僕のヴァージンが多く詰まった乗り物なだけに新鮮な情報がたくさん飛び込んできて乗るたび発見と驚きの連続で病みつきです。
たくさん乗りに行きたい所存です。

 

シャミセン

~BONUS TRUCK~