こんばんわ上馬店より谷です。
今日は”輪行バッグ”について書きます。
輪行。皆さんご存知かと思いますが改めて、”輪行バッグ”に自転車を入れれば電車等に自転車を持って乗ることができます。
そうなの?やったことないよ!って方や、やったことあるけどシックリ来なかったな〜って方におすすめしたい僕のお気に入りがあるので本日はそれをご紹介します。
それはこちら↓
*FAIRWEATHER* bike carry bag
今まで僕らもいろいろな輪行バッグ使ってきましたが、その上で色々考えて「こんな輪行バッグあったらいいなー」ってのを形にしました。
手前味噌ですが本当にこれがいい感じなので、先日この輪行バッグをもって夏休みに出かけてきました。今日はその本番前にどんなもんか使ってみたときの話です。
ぶっつけ本番で使うのはアレかなーと思い、弊社若手ウエンツくんに実践してもらいました。写真で見る取説として見ていただけたら嬉しいです。
駅に到着したウエンツくん。輪行は基本乗る交通機関のルールを守る必要があります。電車でもフェリーでも。梱包後の大きさ等の制限があることがあります。
愛車FAIRWEATHER CXのフレームバッグより輪行バッグを取り出します。
畳んだ状態のコンパクトさ、これがまずポインツ。
他の輪行バッグを使ってる方は実感してもらえると思う。頑丈さを重視したものだと、畳んでも大きい、そして重い。小さくなるのでフレームバッグに入れても横幅がかさばらないので脚に干渉もしにくいです。
僕は最初に前輪外す派ですが、ウエンツくんはまず自転車をひっくり返します。
「僕もひっくり返った画が要りますよね!!!」いえ、要らないです。こうした方が自転車が自立するから、立てかけるところがない場合や車種によってはそうです。
ブレーキを解除して、前後輪を外していきます。
クイックリリースのバイクなら工具いらずに手で、トラックバイクピストの方は15mmのスパナなんかで作業します。
外した前後輪で、フレームをサンドイッチします。
このときハンドルを90度切った方がドロップハンドルなどはコンパクトになります。
ここで登場、付属のオレンジ色のストラップ
この発色のいいオレンジ色、っていうのがポインツ。大概こういう付属のストラプ、色は黒でヘロヘロ。どこかになくしてしまったり、バイクに巻きつけてからも目立たなくて探すのにイライラしたり。
このストラップをビヨンと伸ばして、前後輪、フレームを固定していきます。
ストラップごとき無くしたりイライラしたりしなくない?と思うことなかれ。駅前や船の発着場、周りの人に迷惑にならないように素早く作業することが肝心。雨の中の作業かもしれないし、極暑汗だくでの作業かもしれません。なので無くしにくい見つけやすいはかなり重要。
デデーン こんなにコンパクトになりました。
そしていよいよ本体袋の登場です。
ガバッと広げて、
バサッとかぶせる。
この”直感的”な簡単さが肝です。いろいろ機能が詰まった輪行バッグは説明書見ながらあーでもないこーでもないしなきゃいけませんが、「袋を、かぶせる」という行為。
袋は扱いやすく車種も選ばない大きめのサイズ。
大きめサイズ、だと先述の規定サイズが気になりますが、
ピュピューっと下部のヒモを引っ張ります。
巾着状になった袋はコンパクトにまとめた自転車のサイズに合わせて小さくなります。
そしてあとは肩掛けのストラップをつけるだけ。
袋に開いた窓からストラップをかけます。この窓、よくあるファスナー開閉式ではなくマジックテープってのもポインツ。ファスナー部が袋の寿命より先に壊れてしまった経験がある僕はこれは超嬉しい。
肩掛けストラップも、ループになってる端っこに通すだけ。スポークとかではなく荷重がかかっても大丈夫そうなフレーム部につけるのがコツです。
簡単!これで準備OKです。慣れれば10分かからないかな??
旅先に自転車を持っていく、旅自体が別物になるし、見知らぬ土地をはしれば愛車を一層好きになります(大げさでなく本当です)
夏休みでもちょっとした休日でも、いつもの自転車持って遠出してみましょう。きっと楽しいです。
他の輪行バッグをいままで使っていたウエンツくんもご満悦。今日は撮影だけだから電車乗らないよ。あと後ろのお姉さんが笑ってるからもう行こうよ。
お姉さんに軽く会釈をして、自転車を再度組み立てます。
「生地自体がスベスベしてて引っかからないのもいいっすね」とウエンツくん。いいねナイスコメント。いただくわ。
目が荒いナイロンはブレーキレバーのフードに引っかかったりしてストレスですがそれもない。(あと生地が防水!)
とおさらいコメントをしながら組み立て作業をしていたら、「ちょっと待ってください!いいこと思いつきました!!!」
「もしかして防水の生地だからこうやってかぶったらポンチョになるんじゃないですかね?」
確かにそうだね、防水だしね。緑のポロシャツのおじさんが変な目でみてるからもう帰ろうよ。
ほら不審な目でみられてるよ(帽子のせいもあると思うけど)
「大丈夫、」
「履いてますよ!」
そこは問題じゃない。
徐々に話しが脱線しましたが、僕らが考える理想の輪行バッグ、ちょっぴり自信作なので夏休みの秘密兵器に導入いかがでしょうか?旅行じゃなくても帰省に自転車持ってくだけで行動範囲がブワッと広がります。
特に初めての輪行や、いままでやったけどあんまり良い思いじゃなかった方にぜひ使ってみてほしいです。
おすすめの輪行バッグのご紹介でしたー