上馬店より本日はバイクチェック、すなわちバイクカタログ更新をお届けします。
その行為はお客様のバイクをくまなくチェック、そしてブルーラグ謹製「CUSTOMER’S BIKE CATALOG」にアップしていきます。
前回は普段お店でお組みすることの多いエブリデーバイク、バイクカタログ通常編を書きました。
今回はちょびっと特別で、先日行われたSWIFT CAMPOUTに参加したお客様とスタッフのバイクにフォーカスしたバイクチェックSWIFT編。
週明け7/10に発売を控える『SWIFT INDUSTRIES paloma bar bag BLUE LUG 10th limited』と合わせて、
これを機にSWIFT INDUSTRIESを知らない方も、すでにSWIFTユーザーの方にも、街での日常使いから、とっておきのツーリングやキャンプライドまで幅広く使える彼女らのバッグをもっともっと気にしていただけたら嬉しいです!
ちょっと写真いっぱいで長くなっちゃったけど、格好いいバイクばっかりなので是非最後まで読んでくださいね。
まずはブルーラグのバッグデザイナー、MAX君のバイクから!
*RIVENDELL* joe appaloosa
弊社のバッグを生み出すこの男、自身で作ったFAIRWEATHERのパニアバッグとWALDバスケットの合わせ技。
そしてサドル下に仕込んだ*SWIFT INDUSTRIES* zeitgeist saddle bag 。良い味が出てる。
このツーリングの間、彼のバイクとパッキングスタイルが格好良くて嫉妬しました。。
バイブス高めるネルシャツとバンダナ。補給食は魚肉ソーセージでした。
お次はご夫婦で参加のこちらの2台。
*RIVENDELL* sam hillborne
旦那さんはフロントキャリアに*OCEAN AIR CYCLESとSWIFT INDUSTRIESのコラボdocena demi-porteur bagと、その下に*SWIFT INDUSTRIES* roll topの大容量コンボ。その中に仕込んできてくれたキャンプ飯が絶品でした。
奥さんは*ENE CICLO* sportif KAMIUMA special。昔上馬店でコンセプト的に組んだ展示車を数年前に買ってくれました。そのバイクでcampoutしてくれるなんて超ウレスィ。
奥さんのSWIFTパニアは小さい方、ミニの方です。
普段は横浜から上馬まで自走で踏んできてくれるナイスカップル。この二人は本当絵になるし面白いので好きです。
お次はSURLY長距離特化フレーム。
*SURLY* disc trucker。
ご遠方広島から参加してくれたオーナー。広島の名店GRUMPYさんで組んだバイクに、fairweatherのフレームバッグ、フロントは鉄板SWIFTのパニアとWALDバスケットのコンボ!
こちらもパニアはフロント派。「フロントの方が登り坂楽々説」は本当か否か。ぼくは本当だと思います。輪行が大変だけど!
今回参加のバイクで一番スピーディなバイク。だがしかしシングルスピード!しかもベルトドライブ。
*GEEKHOUSE* Mudville。今回のキャンプでフィッシング担当のオーナー、fairweatherのバイクパッキングフルセット(=ハンドルバッグ+サドルバッグ+フレームバッグ)に釣竿やフィッシングギアを搭載で参加してくれました。
カスタムのフレームバッグはフレーム前三角にピッタンコ。
釣った魚でなめろうとあら汁(絶品!)を作ってくれました。
お次はTEAM BLUE LUGのメンバーとしていつも多方面で活躍してくれる、HOME AND PAWデザイナーしんぺー氏と彼女さんのバイク。
*RIVENDELL* cheviot。
特徴的なミキストフレームをSWIFTのフロントパニアとハンドルバッグ、バスケットに大きなサドルバッグでフルパッキング。釣竿からキャンプギアまで積載。リフレクターやワッペンのDIY。型破りなセンスと美意識。ぼくはこの人を本気で和製ULTRA ROMANCEだと思っています。。
彼女さんは*SURLY*の名車cross check。
今写真見て気づいた。フロントシングルなんですね苦笑。これで女の子なのに登り坂をスイスイ登るのでびっくりしました。。ぼくより全然速いです。大きなパニアは彼氏が持ってるので是後バランス良く積載。
*SWIFT INDUSTRIES* ozette rando bag。
個性的なカスタムペイントに、カラフルなSWIFTのサドルバッグとフロントランドナーバッグ。なのにバランスがとれててすごい。
絵になる二人。自転車持って海外にも行っちゃうような二人なので、規格外です。。
そして大トリ、SWIFT CAMPOUT2017に合わせて組み付けたこのバイク。
*KUMO CYCLES* radonneur
オーストラリアのハンドメイドバイクビルダー、KUMO CYCLES。親日家でもあるビルダーのキースが来日した時にオーナーが直接本人にオーダーをしたとっておきのバイク。このSWIFT CAMPOUT2017がシェイクダウンでした。(ビルダーのキースが来た時の模様は→コチラ)
用途は”ダートツーリング”。乗り手を満たすオフロード走行とツーリングの両立。
そのどちらもこなすフレームにビルダーがつけた名前はランドナーをもじった『radonneur』。
ステンレスのヘッドバッジとPHILWOODのステンレスヘッドセットの鈍い輝きおんマッチング。
COOK PAINT WORKSによるウェットな美しいペイントは、付属のハンドメイドステムともマッチペイントです。
そしてこのフレームの顔、ワンオフのフロントキャリア。フォークに対して完璧な専用設計世界に一つだけ、これもハンドメイドの醍醐味!SCHMIDTのダイナモハブから伸びる電線もガイド付き、ライト台座も完備。
タイヤクリアランスは大きく、フェンダーをつける時はスリックオンロードタイヤ、フェンダーを外せばオフロードタイヤを飲み込める設計。今回の舞台は伊豆大島の砂漠なのでWTBのNANOを。
MTBコンポーネントで幅広いギアレンジを設定しました。キツイ登りや未舗装路、ましてや今回のキャンプライドは砂漠が舞台。どんな所にも”楽しんで”自転車で行ってしまうこのオーナーを象徴するギア比とタイヤクリアランス。こんな乗る人へのピッタンコ感はハンドメイドならでは。
リアハブはPHILWOODを選択して、悪路も積載にも耐えれて何よりフレームとともに永く使う意思を。ブレーキはPAULのklamper disc calliper。美しい見た目だけじゃなくてその調整のしやすさ、カチッと聞くなめらかなタッチ、もちろん制動力ともに最高のブレーキです。
丁寧で美しい溶接、ビルダーがオーナーのために詰めたアイデア。誰でも乗ることができる買うことができるフレームではないし、カタログがあって量産される普通のバイクとは値段も納期も大きく変わってしまうけど、もし自転車が好きになってしまったら、頭の片隅に「いつかはきっと!」と思ってもらえたら嬉しいです。
・・・と今回は先日のSWIFT CAMPOUTになぞらえて、キャンプな装備のバイクに偏ってお送りしました。この夏SWIFTのバッグを愛車につけて、お出かけしませんか??
そして加えておきたいのは、SWIFTのバッグたちは、こういう生活圏外に飛び出すライドだけじゃなくて、日々の通勤や休日のショッピング、日常の自転車生活にも使えるものである、ということ。滅多に使わない”ギア”ではなく、あなたの自転車とともに、毎日使って欲しいもの、です。
SWIFTINDUSTRIESのバッグたち、そして7/10にリリースするblue lug10thのリミテッド、共に気に入ってくれたら嬉しいです!
合わせてCUSTOMER’S BIKE CATALOGも、チェックしてみてくださいなー