こんばんわ谷です。

重ねて告知すみません。明日18日、お昼12時から「Meet The Tomii Cycles」がブルーラグ上馬店で開催されます。

明日のイベントですが、書くのが遅くなっちゃったので(おかげさまで忙しい!ありあとうございます)僕の想いをサササっと書くので読み流してください。
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どなたでもご参加いただけるイベントですので「むむ?」と思ってくれた方ぜひご参加いただきたいのです。

明日お店に来てくれる”Tomii cycles”のナオさん。

彼は”ハンドメイドバイク”のフレームビルダーです。そのビルダーがバイクショップに来て、作ったバイクと並んで本人と話すことができる、それってすごいこと!なのですが、それを伝える僕の言葉が足りません。

普段僕らのお店をご利用いただいているお客様の多くも、ハンドメイドバイク?フレームビルダーってなんなの?そもそも自転車のハンドメイドってなんぞや?って方たくさんいらっしゃると思います。
Canvas build / Shop
ハンドメイドバイクは文字通り、手作りで自転車のフレームを作ってしまう人のこと。SURLYや RIVENDELLは、設計やデザインする人がいて、生産は別のところでやっていて(ブルーラグで扱っていない有名なスポーツ競技メーカーの大半もそう)、ハンドメイドフレームビルダーは主に個人でオーダーを受け、設計して、その人のために一本からフレームを作る、ということをします。

量産とハンドメイドこれはどっちが良い、ということはないし僕なんかには答えは出せないのですが、僕が思うのは”個人のために図面も引いて溶接もして”ってバイクは、普段僕らが組むようなカスタムバイクや僕が自転車にのめり込んだきっかけのピストバイクにも通ずる、「その人のためだけのバイク」ってテーマの上では究極だと思っています。
Canvas build / Shop
(日本だと競輪ビルダーさんたちがそれに近いです、競技・競技者のためだけってことはないのが違うのかもですが)

僕にはこのシーン、世界観を知った時の衝撃は、初めてピストバイクを知った時の衝撃、初めてMASHのビデオを見たとき、もしくはもっと根っこの初めて自転車乗って「やばい気持ちいいな」って思ったとき、それと同じかそれ以上のショックでした。
After
なので僕が受けた衝撃を一人でも多くの、自転車を好きになってしまった人に味わってほしいし(道連れにしたい)少しでも興味を持ってくれたら嬉しいなーと思います。
Paint idea
(このスケッチが)
Ross' Road Frame
(実際に人の手に渡って走り回るなんて!)
No bunny ears today
明日のイベントで、”ハンドメイドバイク”に興味を持ってくれる人が一人でも多くいたら嬉しいです。僕のこの投稿が遅すぎて明日来れないのなら、頭の片隅にこういう職人さんが世界中に少しだけいて、そのフレームを手にして幸せになってる変人たちが少しだけいるっていうのを覚えていただけたら幸いです。
Smiles for miles! Photo by Haruo Kotera.
今回来てくれるTomii cyclesのナオさんをはじめ、他にもいろいろなハンドメイドビルダーがいます。ブルーラグ上馬は彼らが作ったバイクが見れる場所であり、「いつかはきっと乗りたいな」と来てくれた方に思ってもらえる場所にしたいのです。
All the pre-order Tomii x Rothera Watermelon caps are ready to ship today! Thank you for waiting!
(パパのデザインしたサイクルキャップをかぶる愛娘。そのキャップ、日本でかぶって自転車乗って幸せになる人がいるんだよ!)

明日お昼、ご予定あればぜひお店にお越しくださいなー