今日の上馬日記です。

最近毎週のようにピットにて立て続けにご依頼いただくこと。

「リフレッシュ」&「オーバーホール」

その昔乗っていた自転車、しばらく乗っていなかった自転車。父親からもらった自転車、古くから家にあった自転車、ピストブームのときに買った自転車、しばらくほったらかしの自転車。。

そんなバイク、あなたのところにもありませんか??

生まれ変わらせて、もう一度気持ち良く走らせることができるなら、そのお手伝いをぜひしたい。それがリフレッシュ、オーバーホール!どんなことをするのかお聞きいただくことが多いので、今日は細かくご紹介します。
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この度ピットインしていただいたバイク、koga miyataの古いロードバイク。

なんでも、オーナーと同じ歳の年代物だそう!素敵なカスタムだったので写真を撮らせて頂きました。
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随所にその歴史を感じる味がでています。
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しばらく乗っていなかったそうですが、消えぬ愛着。また再び気持ち良く走らせたい、とオーナーにお持ち頂きました。

オーナーは弊社バイクカタログの中から、完成イメージ図、「こんな風になったらいいなー」って画像をチョイスしていただいてました。
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輪廻転生後のイメージはこんな感じ。ゆったりとマイペースに、景色を見ながら流せるような自転車。

その昔乗っていた時とは気分も違うし、今の自分に合わせてアジャストして、当時のようなお気に入りに戻す、のが目標です。
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中には破損している箇所も。お掃除、調整、組み付けついでに悪いところを見つけていきます。ブレーキのアジャスターは腐食して割れてしまっていました。
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アジャスターは新調。

タイヤチューブやワイヤー、ブレーキ周りの消耗品は交換します。
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どうせ変えるなら、見た目も機能も、これからの好みや用途にぴったりのものに変えちゃいましょう。

もしも当時のように前傾姿勢で乗るのが難しかったら、
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ハンドルを今の気分に合わせて大きくチェンジ。*NITTO* B352 albatross bar、その名の通り、ゆったりと滑空するバイクに変身させることのできる魔法のハンドル。
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ハンドル史上最も美しい、と形容される手前にスイープするシルエット。お尻加重すぎず、適度にハンドルに体重を預けられる名作ハンドル。

ちょっと昔はMX-122のような小ぶりでチープなレバーで組むことが多かったですが、最近はSS-6のような、少ししっかりした、タッチの良いレバーが好みです。今っぽい。ちなみに
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レバーアジャスター部にグリス仕込む派です。ゆくゆくのメンテナンスでここが固着するのが嫌いなので。

そして快適に乗るための必須アイテム。
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ライト。バイクの雰囲気や、必要な明るさを考えて*RINDOW* bullet lightをトッピングします。
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別売りのステーにて、フロントブレーキ、フォークのセンターに仕込むのが今回のポインツ。

完成イメージ図のバイクには
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*SCHMIDT* のライトが付いていたのでこれがソースなのですが、この場合ハブダイナモえフロントホイールを組み替えなきゃいけないので、USBで気軽に明るいRINDOWのライトをお勧めしました。

ブレーキは新品のワイヤーをたっぷりグリスアップ、注油。ホイールはフレ取り。長年で乱れてしまったホイールのセンター、テンションを見直します。おっと!
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よく見たら一本スポーク飛んでる!気付けて良かったです。こういう発見もオーバーホールの途中で見つかれば、工賃込み込みドッキングで作業いたします。
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バラさないとお掃除できないシリーズ筆頭、スプロケット。
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分解してゴシゴシします。スプロケとチェーンが綺麗で良いオイルが入っているだけで、ギア一枚軽くなる!というのは都市伝説。でも快適です。
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徐々に浮かび上がる輪廻転生後のシルエット。オーナーは気に入ってくれるかな、快適に感じていただけるかな。作業する僕らメカニックも高まります。
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コットンバーテープで仕上げます。
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乗り心地も大事だけど見た目も大事。乗れたらいい、楽だったらいい、だったら洋服全部ユニクロになっちゃう。そうはいかんので、どうやったら格好良くなるか、お気に入りになるかオーナーと話し合って決めたバーテープ。

仕上げはこちら。
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ヘンプトゥワイン。麻ひもでフィニッシュ。
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フレーム元々にマッチするって言うのも大事。
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ハンドル周りがバシッと決まったら、試走して変速、ブレーキ、乗って快適かを調整します。

そしてようやく完成!生まれ変わった姿はこちら。
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ででーん オーナー気に入ってくれるかしら。
手前味噌ながら乗った感じも上々。オーナーをびっくりさせるのがモチベーションです。

ビフォーと比較。(チェーンの色がぜんぜんちがう)
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乗り味も、見た目も、そして何より”乗る頻度”が変わった!ってなれば一番嬉しいです。

最後にオーナーと一緒にサドルバッグを選んでフィニッシュ。
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SACKVILLE。Rivendellインスパイアでカスタムした旧車にはRivendellが作るバッグsackvilleが良く合います。

作業する僕らも楽しくなる素敵なオーバーホール、リフレッシュだったのでご紹介しました(ご協力ありがとうございましたー)

あのたのお家にも、リフレッシュを待っているバイクはありませんでしょうか?是非一緒に復活作戦決行しましょー。一緒に考えます。

お見積もりは無料ですのでお気軽に、お店に愛車を持ってきてくださいな。お掃除はついでにするので汚いままでも構いませんよー

そんでもって!この週末は盛りだくさんですね。
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「秋ヶ瀬の森バイクロア」には、ブルーラグブース、LUGブース、cook paintブース。弊社各特殊部隊が潜入しております。ぽっかり週末空いてる人は是非に行ったほうがいいです。早起きして後悔はしないイベントです。

そんでもって同日、
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僕らがリスペクトする名古屋の自転車屋さんcirclesさんのサークルズ10周年祭

先日のブルーラグ10周年パーティにも、颯爽と現れて、公言通り射抜いて行きました
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このフットワークと実行力。本当に頭上がらないです。

どちらも行ける人は絶対に行った方が良いです。思い立ったら、過ぎてしまったら経験できない時間を是非味わいましょう!