今日の上馬日記ですー
ゴールデンウィークを経て繁忙期に突入、おかげさまでピットフル稼働でいただいたオーダーを遂行する日々です。
うれしい悲鳴、この忙しさを表現するために、iPhoneのパノラマ撮影機能を使ってピットの慌ただしさを表現してみました。
カメラを平行に回転させていくパノラマ撮影中に、カメラとは逆方向に高速移動して一枚に何度も映り込む技法。忙しく働くコンノボーイとダンカン君が影分身のように何人も写っていてその慌ただしさを表現したかったのですが、
よく見てみてください、
こいつ。このコンノボーイ。「働いている感を出して」というオーダーだったのですがこの人だけ何をしているところ一切わかりません。
比べて右端、
右の二人は働いています。右コンノもかろうじてポンプで仕事感出せていますね。
打って変わって中央コンノ、拡大します、
こいつです。何をしているところなのか不明だし、表情も不気味です。
現在オーバーホールのご要望でお預かりしているバイクをご紹介します。
*SURLY* long haul trucker
オーバーホール直後の写真です。ピカピカにしました。
納車して2年ほど経ったのでしょうか。。たくさん乗っていただいて、この度オーバーホールのご依頼でピットに戻ってきました。溢れ出す思い出、嬉しいです。
オーバーホールの内容はまた次回書くとして、今日はそのことじゃなくて、
これが2年前の写真、納車直後の写真です。納車直後と2年後、時空を超えたビフォーアフターをみてください。
そしてこれが現在。リアキャリア、フェンダー、この2年間で乗り手がどんな風に乗ってどんな変化が必要だったか想像できます。
納車までに、なるべくオーナーの理想に近づけるようにするのはもちろんです。でも意外と世の中には知られていないのかもですが、自転車は乗りながらもっともっと自分に近づけていくことができます。
乗って使っていくうちに姿を変えることができます。
納車したての新品自転車も格好いいですが、乗りながら”必要”にアジャストされていった自転車のリアルな格好よさ、それもまたよし。組む前には想像できない構築がそこにはある。
レザーサドルの表情も違っていますねー
それはポジション(乗車姿勢)かもしれないし、荷物が多い人はラックやキャリア、雨の中乗る人にはフェンダーなどの機能の拡張なのかもしれないです。
そして納車直後の写真は撮っておいてよかった!と思います。自身の愛車も時が経って思い返せるのはすごくいいですよ!これは弊社バイクカタログのなせる技。(本日は代々木公園店がバイクカタログを更新しています。納車したてのバイク達をみてみてください)
納車したっきり、バイクを何も変化させずに乗っている方いませんかー??もしかしたらもっともっと乗りやすく、あなたらしくできる要素が眠っているかもしれません。
思い当たる方は是非愛車をピットインしてくださいな。一緒に愛車のどこにその芽があるか考えましょう。