上馬店よりサンタがお送りいたします。




⭐︎月例MTB部訓⭐︎
「仲間が落車したらまずは写真、そのあとに心配と救護を」
と言うイカれ部訓のおかけで落車写真が増えてきました。山の中で転げ回っています。
いつか落車写真集を作ろうねとか言って落車さえも楽しんでいます。
実際のところ、転倒した本人はそれどころではないのでカメラを向けると若干ピリっとすることもあります。たしかに、ゲラゲラ笑いながら一番後輩(僕)がスマホ向けてくるからそりゃそうか。
しかし、部訓なので先輩・後輩関係なく心を鬼にして今後も撮り溜めていきたいです。
あぁ、体はズタボロなのに1週間もすると山に行きたくなる。自転車タノシィ…
余談でした。
今日は少し前にSURLYからリリースされたあのバイクの話です。



1x1、KARATEMONKEY、INSTIGATOR、KRAMPUS、LOWSIDE…
脈々と続くSURLY トレイルバイクの歴史。その中に新しいモデルが追加されました。

「Sorceress」
「ソーサレス」と言います。
これまでのKarate MonkeyやKrampusと違うのは、サスペンションフォーク前提のハードテイルバイクという点です。
これまでのフレームは鉄フォークがデフォルトで、より過酷な地形を楽しく遊べるようにカスタムの一つとしてサスペンションフォークに出来る。でしたが、このフレームはデフォルトでサスペンションフォークが必要となります。
天然のトレイルはもちろん、パークやダウンヒルなどのより本格的な山遊びがもっと楽しくなるように最適化されたフレームです。
このPVがカッコ良すぎて見ると乗りに行きたくなっちゃいます。
主なスペック
・ホイールサイズ XSサイズ:27.5 inch S~XL:29er
・タイヤクリアランス XS:27.5×2.6 S~XL:29×2.6
・リアハブ148mm x 12mm スルー
(マウンテンバイクではお馴染みとなったBoost 規格。フロントはサスペンションフォークになるので基本的には110x12mm スルーのBoostになることがほとんどですが、使うフォークによってはサイズが異なることもあるので要チェックです。)
・73mm BB
・30.9 シートポスト
・推奨最大フロントチェーンリング32T
・130mm~150mmのサスペンションフォークに対応
サスペンションフォーク前提なだけであって、使うパーツはほとんどKarateやKrampusと変わりません。
本格的なマウンテンフレームですが、SurlyのDNAは健在。


近年、Surly のマウンテン系フレームには「Gnot-Boost」と呼ばれるSurly独自の機構が採用されていました。(リアハブが135mm・142mm thru・ 148mm boost 3種類の規格に対応!!)
Sorceressでは新たにSurly “DUH” Dropout Systemという新たな独自機構が採用されています。
「サンタDUHって言ってるけど、UDHじゃね?」って仲間からも言われましたが、
UDHがSramでDUHがSurlyが考えたシステム。
まずはSRAMが開発した「UDH」
ディレイラーハンガーの規格を統一することで、市場に出回っているほとんどのドライブトレインと互換があり、修理がしやすくなった便利な規格。近頃のフレームでは見かけます。
SurlyはそのUDH方式に則りつつ、独自の規格”DUH”を開発。
Gnot-boostのように135mm クイックと142mm thruは使えませんが、UDHタイプハンガーやフルマウントドライブトレインに対応します。
さらに、専用のアタッチメントを組み合わせることでギア付きとシングルスピードの選択を可能にしました。
新たな規格に挑戦しつつシングルギアという選択肢を捨てないところ、ないなら作っちゃおう精神がとてもSurlyらしくてカッコイイです。

DUHの詳しい話はSurly公式のブログをどうぞ。
先日Surlyを訪問した際にSulryクルーから聞いた話ですが、
Sorcerressは開発当初、ギア付き専用モデルとして話が進んでいたそうです。ですが、Surlyチームの中にもシングルスピードを愛しているスタッフが多くいて、SSにもできなきゃダメじゃない?って声が上がり、DUHの開発が始まったとも言ってました。
そんでこれがDUH開発のために、エンドだけDUHのプロトエンドにされたKrampus。
SURLYには凄腕のビルダーがいます。
日々Surly だけでなくQBPブランド全てのフレームのプロトを作っているそうです。
プロトタイプだけではなく、空いた時間に「なんか面白そうだな」って思ったものを作っちゃうマッドサイエンティストな要素も持ち合わせた非常に面白い人です。
さっきのプロトのエンドもきっと彼が作ったんではないかと。
溶接・プロトを自社で完結しちゃうSURLYがとてもかっちょいい。
そもそもマウンテンバイクなのにギアなし?と思うかもしれません。僕もそうでした。
僕も初めは11sドライブトレインで、たった1回、地味に転んだだけで変速機が壊れてしまってからはシングルにしました。(RDは思っている以上に脆い…)
実際の所チェーンがバチャバチャ跳ねることもないし、キックバクも起こらない。変速操作もないのでただ乗ることに集中できて、車体もグッと軽くなるし見た目もシンプル。
気がついた時には、僕もシングルスピードマウンテンにすっかり夢中になっていました。
最たる例は元SURLYのボス、ポールさん
ポールさんのKarate Monkeyはシングルスピードハードテイルマウンテン+ノードロッパー。
僕たちがサドル下げたり、ギアを変えたりしてたら、「みんな手元が忙しそうだね!俺のはシンプルだからいいだろ!」って山の頂上で笑ってました。この人はどこまでもカッコイイ人だった。
どっちが正解とかはありません。
トレイルまで自走の距離が長かったり、少し体力に自信がないなあって方はギア付きの方が楽しめます。
逆にそこまで距離は乗らなし基本下ることが多いとかであればSSセッティングも個人的におすすめです。
ー無駄話ZONE突入ー


ミネアポリス ダイジェストブログでも少しだけ触れましたが、Surly、QBPメンバーとMTBライドをしました。
僕と同い年のイアンが大きなバンで僕たち用のSorceressを持ってきてくれて、エンジニアのトールさんはビッグイージーでSorceressを牽引して登場。
トールさんのXL Sorceressがかっこいいんだなコレ。
ミネアポリスには無料のトレイルコース無数にあって、しかも街から非常に近いという最高の環境。
今回MTBライドで連れて行ってくれたトレイルも市内から近く、全部自走で走りきれるトレイルでした。
イアンくんもSorceress
なんせ、みんな乗るのが上手すぎて、心を持ってかれちゃいました。
乗るのも上手いし、自転車で楽しむのも上手い。
僕と同い年のイアンくんも軽々とトリックをかますし、Sorceressの設計をしたトールさんもめっちゃジャンプするしワンフット。そして絵になる。特にこの二人はSurlyクルーの中でも自転車に乗るのが上手だそうです。
Bossのアダムさんなんてバチこりテールウィップかましてる。みんな日頃から自転車で遊んでるんだなと思いました。
そして、トレイルが身近にあることと、みんな自転車に乗ることが好き。だからSorceressが生まれた。と個人的に納得してしまった。
てか、ぶっちゃけ自分たちが欲しくて作ったでしょ?笑。とも思います。そうだったとしても、それがとてもカッコいいと思った次第です。
僕たち月例MTBも彼らのような、年齢に関わらずピュアに自転車を楽しむ集団を目指したいと思いましたね。
余談でした。
さて話を戻します。

SorceressはこれまでのSurlyのコンセプトとは違って、非常に現代的なマウンテンバイクに近づいています。
これまでのKrampus、Karatemonkeyよりもヘッドアングルが65°とかなり寝ていて、コーナーでは車体が地面に張り付くような感覚、下りの場面で安定した走りを魅せます。
見た目はとても現代的なMTBですが、設計上の数値はやりすぎないようにあえて作っています。
例えばボトムブラケット(BB)の高さ。
Sorceressの地面からBBまでの距離は314mm。
飛んだり跳ねたりが得意なバイクは310~320mmほどと、アグレッシブになればなるほど地面からボトムブラケットが遠くなる傾向にあります。
BBが高いとタイトなコーナーで車体を倒しやすかったり、地面から遠くなるのでペダルが石や木の根っこにヒットしずらいというメリットもありますが、逆にハイスピードな場面ではハンドリングが不安定になったり、足つきが悪くなったりと、経験者はともかく、これから始めたい方にとっては慣れるまで時間がかかります。
Sorcerressは飛んだり跳ねたりも得意だけど、そう言ったバイクに比べてはやや控えめ。
(*BBハイトだけで乗り味はきまりませんが、あくまで1例として)
Sorceressはより多くの人に楽しんでもらうため、ビギナーからマスターまで誰が乗っても楽しめるようにバランス良く設計された、トレイル遊びの楽しさを最大限引き出してくれるバイクです。
シートチューブはできるだけ短く。従来のフレームとはドロッパー用ケーブルルーティンを変更し、ダウンチューブに場所を変更することで、最大限シートポストを差し込める=サドルを上下する長さを最大限確保できるようになっています。
これはSorceressがハードテイルバイクであるため、フロントサスペンションでしか衝撃を逃すことができないため、己の膝をリアサスペンション代わりにするために、可能な限りサドルを低くしたいから。
また、ヘッド角は寝ていますが、シートは立っているため、登りの時もフロントホイールが浮きづらく、ダウンヒルコースだけでなく、登りもあるトレイル遊びでも乗りやすい設計になっています。

太いパイプとトランペットチュービングで強度面もバッチリ。
派手な乗り方する人、体格のいい人、誰でもドンと来いなフレーム。

トップチューブバッグ用のダボ。
ダウンチューブにはボトルケージダボが2連と3連でボトルを2本収納化。(*XSは2連のみで1本収納化)
1日トレイルで遊ぶには十分なダボが用意されています。
ツーリング・バイクパッキング・フロントラック・サスペンション・リアラック・日常使いなど、これまで通りのマルチに使えるマウンテンバイクはKrampusやまだ少し在庫が残っているKarate Monkeyが担当。
より、アグレッシブに山を走り周たいとか、本格的なマウンテンコースにもいくかもしれないって人におすすめなのはSorceress。
ちなみに、SURLYクルーとライドした時は Karate,Krampus,Sorceress が満遍なく2:2:2位の割合で各々のライディングスタイルや見た目の好みに応じて選んでるって感じでした。
Sorceressフレームのカラー展開は2色


の2色。
また、ご依頼いただいてからお待たせしないように、あらかじめサスペンションフォークを3種類ほどご用意しております。

Sorceress メーカー完成車と同様のモデルであるSR Suntour のZERON36 150mmでご用意しております。
36mmの太めのインナーチューブでハイエンドモデル並み剛性を持ちながら、コストパフォーマンスに優れた優秀なサスペンションフォーク。
僕が初めて使ったサスペンションフォークよりも数百倍イイ、グレードなので実際に試走しましたが、非常に動きがスムーズなサスペンションです。
そして、サスペンションブランドの2大巨頭と言っても過言ではない、Rockshox とFox racing shox もご用意しました。
Rockshoxはラインナップが豊富で 用途に応じた選択肢が揃っています。
エントリーグレードからハイエンドモデルまで幅広くラインナップされています。
Rockshoxはしっかりとした剛性も兼ね備えつつ、軽さにも定評があります。
月例MTBメンバーの使用率が高いフォークですし、SURLYのボスAdamさんもRockshoxのPike を使っていました。


「Fox racing shox 36 factory grip-x2 29er fork 150mm」
Sorceressをきっかけに取り扱いをスタートしたFox racing shox。
インナーチューブに施されたカシマコートが象徴的で、高い剛性と滑らかな動作と性能を兼ね備えたFox fork。
中でも、トップグレードのFactoryシリーズをご用意しております。

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名だたるハンドメイドバイクにもよく使われていて、
実際にTomが来日した時になんでFoxを使ってるの?って聞いたら、「Fox はいつ使ってもあまり調子が悪いって思ったことないから」って言っていて、僕らで言うグレードの高いハブやヘッドセットのような、いい状態が長く続く安心感とかそんな感じらしい。
パワフルなライディングスタイルのTomが言うなら説得力特大。
早速月例メンバーもインストールしていました。
この数年、隙を見つけては月例MTBメンバーでマウンテンバイクを乗りに行きました。
月例って言いながらひどい時は毎週。
合法で気持ちよく遊べる場所の経験値もかなり増えてきました。マウンテンバイク気になるけど使い切れるか不安だから、、と躊躇していましたらぜひご相談ください。
もちろん日常で使ってもOK。
街乗りバイクに比べたら、ぶっちゃけ重たいしタイヤが太くて抵抗もあります。でも僕は好きなので日常でも乗っています。
僕たち流の遊び方や楽しみ方、乗れる場所、でよければお教えしますし、嫌じゃなければライドも付き合います(転んだら写真撮りますが、、、)
これまでのSurlyのコンセプトからガラッと雰囲気が変わって、用途が遊びに振り切ったSorceress。トレイル、林道、ゲレンデ、バイクパーク、どんな場所でも最高の遊び道具になってくれるはずです。
上馬店に試乗車ございますので、是非実際にフレームの跨って乗り味をお確かめください。
それではまた!










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