みなさんこんにちは。

上馬店よりサンタがお送りいたします。

 

本日は「勝手に入荷速報」です。

トミーさんが先日紹介していた「ONYX RACING PRODUCT」より、ちょっぴり変わったハブが届きました。

 

それがこちら。

ONYX CLASSIC MFU ISO HGSS HUB

要するに、シングルスピード専用ハブでございやす。
「SS専用」とはどう言うことか?こちらをご覧ください。

ハブボディはこれまで通りのHGボディですが、そのボディ自体の長さに違いがあります。

これがギア付き用ハブで、

こっちがONYX SS HUB。 そう、短いのです。つまり通常の多段ギアは取り付けできない、少々尖った仕様のハブ。

たとえば、Stragglerをシングルスピードで組む際、ほとんどがギアードハブにスペーサーキットを使ってシングル化していたと思います。

*SURLY* straggler (38) こんな感じですね。

ギアードハブにシングルスペーサー。これが基本的なシングルスピード化ですが、

時折、シングルオンリーで乗ると覚悟を決めてシングル専用ハブでビルドする変態の方(褒め言葉)がいらっしゃいます。
*CRUST BIKES* derecho (58)
*CRUST BIKES* derecho (58)
*SURLY* lowside frame set (M) Tani’s
*SURLY* lowside frame set (M) Tani’s

たとえばこの2台。どちらもギアードハブで、シングルスピードにできるフレームですが、PAULのDisk word hub (シングル専用ハブ)を使ってシングルスピードにしています。

ギアードハブを使えば、ギア付きとシングルどちらも対応できるのに、そうはしていません。「どっちもできるならギアードハブの方がお得じゃん?」と声が聞こえてきそうですね。いや、聞こえました。

たしかにそうかもしれません。

しかし、ディスクよりもリムブレーキ。ハイテクシューズよりもローテクシューズ。X-PACよりもワックスコットン。なんでもいいです。どれも好きで使うけど、今回はそうじゃない方がかっこいい。って時ありますよね?

このハブはPaulのWord hubと同じく、そうじゃない時に使ってもらいたいハブです。

限定した用途の物って、なんでこんなにカッコいいのでしょうか?ついつい惹かれてしまいます。

ロードハブでお馴染み、くびれのあるVesper形状ではなく、この樽型を選んだのもタフに乗るバイクには「こっちの方が似合うから」です。

一応オフィシャルでは、

Vesperは軽量モデルで、ロードやグラベル、MTBのなかでもクロスカントリーなど機動力が必要で、比較的軽く組みたい時にお勧め。

Classicはぶっちゃけめちゃくちゃずっしり重たい。なので軽いバイクを作りたいならお勧めしません。タフに乗るバイクやダウンヒル、ぴょんぴょん系のバイクにはもってこいのモデルです。

重量はありますが、それを考慮して軽めのリムで組めば、そこまで重量は気にならないですし、それ以上に無限にかかり続けるギアの恩恵の方が大きいです。

未来ギア付きにしたいという目的があるなら、ギア付きハブにシングルスペーサーキットの従来の組み方のほうが良いと思います。でも、逆にシングルでしか乗らない、用途が決まっている方にぜひお勧めしたいマニアックなハブです。

今回新入荷のHGSS HUBのスペックは以下となります。

・135mm

・10mm ボルトオン

・6ボルトディスクローター

*今回の入荷はリアエンド135mm用のハブですが、もちろん、142mm/148mm もオーダー可能です。ご相談ください。

このハブはフリーコグではなく、これまで通りスペーサーキットを使用します。
カセットコグはフリーコグよりも小さなコグを使用することができ、今使っているフロントチェーンリングに合わせてギア比を作ることができます。

固定部分には細かくローレットが切られているので、ホイールが走行中にずれるストレスも少なくなります。

また固定ボルトの頭は馴染みのある6mmではなく8mmなので、よりしっかり固定できます。

ただ単にフリーボディが小さくて、カセットコグだからギア比の自由度が高い。だけのハブではございません。

ONYXといえばあのテクノロジー。「スプラグクラッチ」ONYX特有の”無音”を作り出す機構です。

何度説明や動画を見ても理解ができないONYX独自のテクノロジー。ライダーがペダルにトルクをかけると瞬時にギアが噛み合う不思議なハブ。どんなにノッチ数が多いハブでも次の溝に爪が引っかかるまでのタイムラグ、いわゆる「遊び」が発生します。それがほぼ0に近い、唯一無二なハブ。

基本、ハブは「ジー」っとラチェット音が鳴る造りになっていますが、ONYXは無音です。トレイル・パークでも一切音が鳴らないので、ライド中に聴こえてくるのは、顔に当たる風の音とズバッとタイヤが地面を噛む音のみです。

フリーギアだけど固定ギアを踏んでるような感覚に陥る、非常に面白い新感覚なハブを是非体験していただきたいです。

 

今回、僕が熱望してラインナップさせていただいたのも「遊び0」が大きな理由です。

トレイルの登り、木の根っこがたくさんある所など「今ここでグッと踏み込みたい」って時に瞬時にトルクをかけられます。

*SURLY* krampus (M)もちろん、僕も実装しております。

わかってはいたけど、パワーロスゼロ。逆に踏む限りトルクがかかるので、いつもと同じギア比でもほんのり重く感じる方もいるかもしれません。そんな時はいつもより1T小さくするくらいがしっくりかもしれないです。

今回入荷したカラーはシルバーとオーラブラックですが、3〜4ヶ月お時間いただくことできればカラーオーダーも可能ですので、是非ご相談ください。

ちなみに、僕はパウダーホワイトにしました。

まずはシングルにもギア付きにもできるフレーム、StragglerやNeutrinoなどを想定していたので、対となるフロントハブは100mm QR仕様です。

*クイックは付属してこないのでご注意ください。

フォークの爪にすっぽりとハマる仕様となっています。

さらに!

*SURLY* krampus (M)

ONYX Classic boost iso ms hub

SurlyのSorceressKarateKrampusLa cabraなどにも使える110x12mm 148x12mm thruのBoost hubも入荷しております。

出番の多いShimanoのMTBコンポですが、スタンダードが12sになりつつあるので「Micro spline」にてご用意しております!

*オーラブラックがご紹介前に売れてしまってBoost hubはシルバーのみとなります。ブラックご希望の方は申し訳ございませんが次回の入荷をお待ちください。

シンプルな見た目のクラシックシリーズですが、剛性と機能面が素晴らしい、まさに質実剛健なハブです。

僕も実装したばかりなので、今まで使っていたDeore XTのHubみたくクタクタになるまで使ってやろうと思います。

 

これから組むニューバイクにはもちろん、これらのハブを使ったホイールカスタムも承りますので、高性能かつタフなホイールで遊びに出かけましょう。

カラーオーダー気になる方は是非店頭でご相談いただければと思います。

 

今日はこの辺で。

それでは!