こんにちは
上馬店より一周です。
先日のブログの文末でも触れていた、
Black Mountain Cyclesのラカブラを手に入れた話をします。
それまでラカブラ2台持ちだった弊社youtube担当サブちゃん。
カリフォルニアゴールドのブルーラグ初回着弾分を手に入れて、
しばし乗っていたところに新ロットのマイナーチェンジされたラカブラを手に入れて載せ替え、
前傾姿勢好む民なサブちゃんはより前傾姿勢取り易い新ロットのラカブラを好んで乗っていました。
ファーストバイクのラカブラはというとCRUSTのカーゴフォークを挿して、日々の撮影機材運搬号として乗っていたのですが、、、
ラカブラ乗りたいなぁ、、、乗りたいなぁ、、、
と毎週土曜日にヘルプに来るサブちゃんに口癖のように言っている、自分のワガママに折れて頂いて譲ってもらったというわけです。
(サブちゃんはサブちゃんでカーゴフォーク用のバイクを現在鋭意進行中なのでそちらも楽しみ)
La cabra (16:旧)
というわけでラカブラを手に入れました。
これでBlackMountainCyclesのバイクはコンプリート。
僕らが愛するシーンの生き字引であるマイクさんがデザインするバイクとあらば、所有して乗ってみたくなるのですな。
車輪サイズは大きい方29erと小さい方27.5の2択なラカブラ。
わりかし少数派の小さい方で組んでいます。舗装路比率の多い都市で暮らす身として、
舗装路でもぐんぐんと進んでくれる良さを活かすべく大きい方の29erで組むことがそれまでは多かったのですけども。
が、自分の場合はその舗装路と未舗装路のバランス型としてはmonstercrossやmod zeroがあるわけでして。
今回はより激しい路面であるトレイル特化形として乗りたいなと27.5にしています。
とはいえタイヤが太すぎるとなんだかんだでそれなりに走らなければならないアスファルトの上はなかなか大変なので、
タイヤクリアランスのいっぱいいっぱい2.8インチよりかは少し細め、2.6インチに。
TERAVAILのHONCHOであればトレイル寄りのパターンの中では比較的転がってくれるタイヤなので、自分なりにちょうど良いバランスなのかなと思っています。
これより太いと輪行のスタート駅までの道のりがキチい、、、かも。

と思いつつもこのタイヤで味わったシェイクダウンでのトレイルでの調子の良さが爆発的で、
もっと太いタイヤでコイツを堪能してみたいなぁとも思っています。
ホイールはそれまでMod zeroやmidnightのビルドでも使ってきたASTRALのOUTBACKカーボンリムとCHRIS KINGのMTBハブの組み合わせで。
タイヤがそれなりに太いからこそ車輪周りは少し軽量めなものをチョイスして、走りの抵抗の重さを打ち消している。つもりです。
ASTRALのカーボンリムの何がいいって、僕らがスタンダードに車輪を形作っている”手組み”のホイールでも組み合わせの選択肢の多い”スポーク本数32本”のラインナップがあるってこと。
ハブ規格を変えての組み直しの際に苦労することが無いのは一般的なカーボンリムにはないとても大きなメリットですね。

ついでにチューブはシュワルベの軽量でしなやか〜なもの(左上のFREE RIDEってのがそういうモデル)にして使っているのですが、
ボリュームタイヤのしなやかさとエアボリュームを体感できる非常に有用な選択肢として皆さんに布教しておきます。これめっちゃいい。
チューブレスタイヤはなんだかんだ維持管理が面倒に感じてしまうのと、
よほど頻繁にトレイルやコース行く方でなければ管理の煩わしさのデメリットが、タイヤの性能を押し広げるメリットを上回ってしまうと思っているクチです。
レース等での瞬間的な性能を求めないのであればチューブ入れておいた方がトータル良いと思っていただける方の方が多いはず。
チューブレスを否定したいわけではないです。
あくまで自分の使い方であればチューブを使った方が合っているという話。。。
詳しくはこちらの過去の動画で解説しているのでチューブレスにしようと思っている方はする前に目を通して頂けるといいと思います。
ハブと合わせてヘッドセットもCHRIS KINGのシルバーに。
昨今のモダンバイクの太めのそれとは異なる細身のヘッドチューブとの組み合わせが、ボリュームタイヤとのギャップがあってうおおってなっちゃう個人的なポイント。
ヘッドセットは巡り巡って日本一周の時に使ってたやつで少し思い入れがある個体。
バイクを変えて10年目ですが1度だけグリスアップしたけどまだまだ壊れない。ヘッドセットのKINGの名は伊達じゃないですね。


コックピット周りはマウンテンバイクの歴史とともにブランドを歩んできたRITCHEYで固める形に。
ハンドルは少し不思議なドロップバーであるCorralitos(トム・リッチーのお気に入りのライドルートが由来だそう)。
ステムの固定部分から持つ位置がムニュっと怒り肩に曲られていて、少し高めのポジションを作ることが可能です。
前傾姿勢好む民のサブちゃんはコラムをビタでカットしていて、ステムの高低位置の”高さ”の余白が無かったので、
ステムを上向きの位置にするのと合わせてこのアップライズなポジションを実現する、
ハンドルの組み合わせで高いポジションをどうにか捻り出しています。
サドルに対してハンドルの位置の方が少し高いかな〜という塩梅、ぱっと見乗りづらいんじゃ?と思う方もいるかもしれませんし。
自分もはじめは流石に高すぎないか、、、、と思っていたのですが。
これが不思議なものでむしろ高くないと乗り辛いという現象が起きてしまい、はじめに乗っていた位置から高くしたくなりました。
(ウィリーもし易いしね)
はじめはいつものドロップバーグラベルバイクくらいの、サドルに対してハンドルが低めのポジションを作って乗っていたのですが、
ダートに入った瞬間に「うわ低い!」と本能的に感じてしまいました。
いつも乗っているトラックバイクやロードバイクはこれだけサドルとハンドルとの落差があるのですが、
同じドロップバーを用いるバイクとはいえLa cabraのようなトレイルバイクに関しては、
比較的高めのポジションになっていないと太いタイヤの良さを活かし切る、ハンドリングをする為の腕周りの余裕が無く活かしきれないのですな。
なので新たに組む方はサドル座面よりちょい上に普段握る位置をセッティングするのが個人的にはおすすめですね。
ただ舗装路でもある程度スピード感を持ってライディングしたい方に関しては多少の落差は必要と思うので、お好みを見定めて頂けたらなと。
あとはこのハンドル、かなりバーエンド部分の尻尾が長いです。
人によってはこのマルチポジションを生み出す部分が活きてくる人もいるのでしょうが、個人的には不要と判断して3cm程度カットしています。
アメリカの大地くらい広大でグラベルのロングコースとかならこの”尾”の部分は活きてくるんでしょうか。
バーテープはMod zeroから継続しているwolf toothのsupple bar taple。
シリコン製でゴン太きしめんバーテープなんですが、グリップでも定評のある衝撃の吸収性が非常に優れていて、
荒れた路面のライドで手の疲れづらさに一役買うので継続して。結構お気に入りです。
ぶっちゃけコスト的にはお求め易いかというとそうではないのですが、唯一手が触れる部分ですからね。
ギア周りはSHIMANOのGRX。後ろのカセットは現代マウンテンバイクのモダンなもの。
後ろのギアは小顔な人の顔くらいの大きいサイズ、前ギアは手のひらサイズほどの小ささで軽いギアの帯域が鬼広く、
どんな激坂の荒れた道でも登れるようにこれにしています。
完全トレイル特化にしたので自分の場合はこんな大きさのギアですが、普通の方はこのサイズバランスでなくても良いと思います。
が、トレイルコースでの使途に寄せたい方はそんな選択肢もありますよってお話し。。。
モダンマウンテンバイクの必須装備ともいえるドロッパーシートポストにはしていません。
他の箇所にコストをかけすぎてドロッパーポストを入れる余裕がなかったから、という悲しい現実なのですが、、、
次回の給料日には絶対に組み込もうと、もやしを毎日齧りつつ歯を食いしばっています。
山に行くとドロッパーシートポストの有り難みを嫌というほど感じるので、
自分のような乗るのがへたっぴな人は絶対にあった方が楽しいですし、なによりも荒れた道の下り坂で無理なく安全です。
ドロッパーポストを入れられるようにとシートチューブはかなり短めに設計されているラカブラ、そのおかげでフレームの前三角部分の空白はかなりタイトめになっています。
三角スペース存分に活かすべくwolf toothのB-radマウントでケージ類を2つつけられるようにカスタムしています。
(このmonstercross乗りのアイディアが良いなと思って真似しました)
下側のwidefootのmini cage mountには、タイヤサイズ的に大きくてバッグの中に入れるとどうにも嵩張るチューブを。
ABC cageのようにサイズ調整出来るボトルケージにFairweatherの輪行袋を入れっぱなしにしています。
ある程度トレイルでアクティブに乗りたいなと思う1台なので、なるたけ身体と自転車両方ともに装備は最低限に身軽にしたいと思っています。
トレイル特化を狙ってかなり太めのタイヤを履かせながらも、そもそもグンと進む特性であるラカブラ。
このチャビーなタイヤの出立ちながらも結構早い1台なので、家から輪行の始発駅までの道のりが思いのほか苦じゃなくてなかなかにハッピー。
ピュアにMTBだとその道のりが少し大変に感じてしまうのですが、やはりドロップバーの恩恵はそんなところにもあるんだろうなと。
(しかしこのワイドなセグメンタルフォーク、クソかっけーな)
いよいよ乗り易い季節になってダートのシーンで楽しむならとてもオススメの1台になっています。
自分が乗っている旧ロットは1個下のサイズである最小の15インチのみ、新ロットは16インチと18インチがご用意あります。
荒れた路面を楽しみたいけれど、ピュアなMTBほどのものは不要と感じている方には自信持ってオススメします。
上馬店には展示車も含めて数台置いてありますし、
谷さんの29er Lacabraと乗り比べてどう組むか妄想してみるのも面白いと思います。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう




























