こんにちは
上馬店より一周です。
もう冬間近ですね。というか秋どこいった?
毎年恒例「一年早かったですね」はもうすぐそこなシーズン。そうこう言っているうちにクリスマスも直ぐなんでしょう。
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La cabra(18)
以前展示車として組ませて頂いたla cabraが有り難くもお嫁に行ってしまったので新たにこしらえたのがこちら。
それまで鎮座させていたのは最小サイズの16インチでしたが2段ほどサイズアップしまして、身長170cm後半の方からが適合になる18インチにフレームサイズを変えて装い新たに。
La cabraに限らずですが地味にそれくらいの大きめのサイズの展示車は少なめ(スタッフバイクは一部あるけど)かと思うので高身長の方はここぞとばかりに試乗をば。
いざしっかりとご自身の体格にあったフレームサイズに乗ったらばカミナリ落ちますので⚡️高身長の方は避雷針になって頂けたらと。
“ドロップバーMTB”コンセプトとして生まれたLa cabraですが、こんなTHEマウンテンバイク然とした出立ちなフラットバーで組んでももちよしです。
この大きめのフレームサイズにはやはりしっくりくるワイドなフラットバーであるBARNONE by BlackMountainCycles。
次ロットも鋭意進行中ですので再入荷通知ボタンをポチっと頂けたらと思います。
駆動系統はSIHMANOのコスパに優れるピュアMTB系なDEOREを基調に。ぶっちゃけ仕上げは少しばかりチープではあるのですがむしろそれが気兼ねなく使えていいよねなんて考え方も。
山に入ってもしっかり安心な激軽ワイドレンジなギアはがっつりな上り坂も足をつかずにきっと登れてくれるはず。。。
ホイールサイズ2種選べるLa cabraですが大きい方の29er、29インチで組むことがお客様のバイクでは多いです。
舗装路の割合が多い僕ら日本人においては太いタイヤのボリューム感よりも直径の大きさを活かした走破性、歩調の良さが重視されることが多いからという理由なんですが。
なので逆に展示車はサイズを落として27.5インチの2.8インチという超ボリュームタイヤを履かせています。
リムはWTBのKOMリム幅ワイドなi40、超ボリュームながらも軽くて転がりの良いWTB RANGERタイヤでいいバランスにしている。つもり。
このボリュームタイヤがフワフワの乗り心地とオフロードでの安心感に振っちゃうビルドなんて良いんじゃないでしょうかといういち提案です。
自分自身が身長170cm強と典型的日本人平均体格からするとちょうどもう1個上の18インチから妙にバランス格好良く見えてしまう。
憧れ補正も大いにあるのかもしれませんけどもやはり格好良いのですね。
サイズ感においては身長と股下の2つが大きな決定事項になるので、その辺はスタッフにお声がけ頂けたらば採寸しますので気兼ねなく。
monstercross (53)
同ブランドのROADやMOD ZEROも長らく試乗をしての最終着地はmonstercross、
小径車を長らく楽しまれていたオーナーさんの初の大きな車輪径のバイクとしてモンスタークロスを選んでいただきました。
身長股下共に自分と同体格だったこともあり53サイズ。身長172cm股下80cmでこんな感じです。
組み方の幅広さがウリの1つであるモンクロですが、THE正統派なドロップバーバイク組に。
駆動系統は安定のSHIMANOの11速グループであるGRX。
monstercrossで動かせるクラシックなワイヤー式で構成しようと思うと自然と落ち着くのがこのグレード帯。
このmonstercrossに適合するタイヤに幅にビタっと合うギアード周りはこちらの11速系統のど真ん中系 or、
9速グループを使用してコストを抑える組み方と大きく分けて2種チョイスになるかと思いますがこちらのオーナーは前者に。
ディスクブレーキが採用されているLa cabra、Mod zeroはホイールサイズが2種チョイス出来るのですが、
モンスタークロスに関してはリムブレーキの都合上一択、最大700 x 50Cのタイヤまでリムブレーキの仕様で履かせることが出来るのがキーの1つ。
今回はオーナーの走るコースやダートに入る頻度、見た目のバランスのもろもろを考慮して40CのWTB NANOに。
このブロックパターンの見た目とは裏腹に舗装路上でも進むタイヤであり、シーンのルーツ的なブランドでもありつい個人的に贔屓しちゃうタイヤの1つです。
他ブランドにはない少し赤みがかったタンサイドって妙に格好良く見える。
ブレーキ系統はPaulのカンチブレーキ、通称ミスマッチセッティングなNeo retroとTouring cantiをチョイス。
モンスタークロスに関しては他の部分は多少節約しても良いからブレーキには絶対的にこのセットを使って欲しいですね。
自分の中では外すことの出来ない専用装備感すらあります。
もしタイヤボリュームを50cいっぱいいっぱいに使うのでなければ制動力重視のガツンと効くminimoto(最大45C)を使うのも良し。
こちらのオーナーも途中迷ったところなのですが、後にきっと50c履かせるであろうと前後カンチブレーキに路線変更。
店頭に鎮座させていたマイビルドの展示車のmonstercrossと構成参考にして頂きそっくりなのが、嬉しい一幕でもあり。
はじめはこの展示車でも!!となったのですが、いかんせんサイズが少しばかり小さかったので。
組み方いい感じかと思うので、こちら惹かれた方は即日お持ち帰りも可。いい子なのでお嫁にもらってやってください。
(光の陰影で見え方変わるフレームカラーですが、展示車の写真よりかは紹介しているバイクの写真の色味の方が現物に近いかなと)
うむ、格好良い。
早速納車直後に多摩川沿いのグラベルで泥だらけのライドを楽しんで頂いたそう。
次ピットイン時にはドロ砂まみれの様子を見れると思うと嬉しいですね。
ガンガン乗り倒してくださいませ〜

最後に直近のマイモンスタークロスをサラッと。光の具合なのか全くもって綺麗に撮れない!なんだこれは
幾つになっても相変わらず朝が弱くて困るので、通勤片道10km弱の道のりをダダっと駆け抜けたいビルド。いわば自分にとってのエブリデイバイクです。

本文であるボリュームタイヤドロップバービルドはもう1台のクランベリーのモンスタークロスに任せています。
(🚨いよいよクランベリーも50/53サイズそれぞれかなり在庫少なくなってきたので気になっている方はご注意をば、年内怪しそうです)

モンスタークロスにしては細めの32Cタイヤ、雨の日でも乗れるようにフルフェンダーを取り付けて乗っています。
フェンダーは機能的な部分もありますが、どうしても細めのタイヤを取り付けた時にフレームとの隙間が大きく空いちゃうのを目立ち辛くしてくれるという美観的なところも副産物としてあります。
でも正直32C細過ぎて取り回ししづらいなぁ、、、とも思っているのでそのうち40C with フェンダーにする予定。。。


(この方のモンスタークロスが理想的なんですな。)

フロントラックはその昔日本一周した時から使っているNITTOのRivendell別注である34Fを改めて。
このラック、鬼格好良くて自分の中で思い出補正もあって唯一神的存在、大好きなラックなんですが数年ぶり?に使いました。
モダンなバイクだとフォーク側の形状の相性で取り付けできないこともままあるのですが、クラシックなモンクロであれば問題なく。

フロントラックだとPASS and STOWも大好きなラックですがこ〜んなホイール運搬が出来るのは34Fのつくりならではかなと。
ホイールは少し上めに付けないと曲がる時に地面とホイール擦るのでご注意を、ってそんなことする人いないか。

シングルスピードにしていますが、ギア比は38/15の2.53。
32Cタイヤ基準で通勤快速号にするならこれくらいが丁度良いかな?
クイックリリースで固定するカセットハブでシングルスピード化するのであれば基本的にはSURLYのテンショナーであるHARDY GURDYの取り付けをお勧めしています。
なしだとちょっちズレやすいのもそうですが、チェーンのテンションが緩くなるのが早かったりと。

自分にとってのmonstercrossは野菜スープだと思うんですよね。味付けでどうとでも変えられる。
カレールーを入れたらばカレーになるし、シチューにも。
本当にいろんなバイクのあるBluelugですが、いろんな姿に変えられるバイクとしては他にあまり代替が無いということが言いたいわけです。
特化型の先天的カレーライスのようなバイクもありますが、彼らは野菜スープベースのカレーに出せない深みを持っています。つまり多彩=良いという図式でもない。
ただカレーライスはあくまでカレーライス、シチューにはどうやっても裏返ることはできません。
何度でも輪廻転生して野菜スープに裏返っては、、、って何を言いたいのかよくわからなくなってきたのでこの辺にしておきます。
つまり迷い箸しちゃう、いろんな味を楽しみたい人にはうってつけなのがmonstercross。
BlackMountainCyclesオーナーのMikeさん自身が「もし1台だけしか所有できないなら、、、」の問いのアンサーでもあるこのバイク。
あなたの候補にも加えて頂けたら嬉しいです。
本日はこの辺で
それではー
いっしゅう





















