上馬店のタニです。
通勤でRivendellばっかり乗ってた最近なので、
暖かくなって休日ラカブラで遊ぶのにまたハマっています。このフレームまじ楽しい。
先日の日帰りツーリング。木漏れ日がきんもちいかったです。速い系のストイックなグラベルバイクは世の中数あれど、僕の「遊びバイク」で最強なのはやはりこのフレーム。
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* La Cabra
”ドロップバーマウンテンバイク”、なんて肩書きだけど、僕の中では”林道ガレ道探索グラベルバイク”という位置づけです。
組み付けた時より少し弄りました。当初仕込んだドロッパーポストはよく行く林道ではあまり使わないことが判明したのでオミット(他のバイクに移した)。
WHITEのクランクはQファクターが気になってSHIMANOのXTに変更。あとビンディングペダルをやめて、ピン付きプラペにVANSで乗ります。
タイヤクリアランスやそのルックスから、鈍重なイメージを持ってる方もいるかと思うのですが、上馬店の試乗車ぜひ乗ってみてください。ギュッと詰まったリアバック、漕ぎ出しの軽さと反応のよさ。
こんなルックスなのにキビキビで、700x40cグラベルバイクで怖いガレガレの道も、べチャベチャな泥道も、気にせずドカーンと越えていけます。
フロントチェーンリングは僕の遊び方だと小さめ32Tがどうやらちょうど良いみたい。タイヤは29×2.25です。
(この日のゲストはCRUST Scapegoatで駆け回っていました。こちらもピュアなグラベルバイクでもMTBではなくって、太いタイヤと”ツーリングニュアンス”のジオメトリーがキーワードのフレームです)
僕もそうですが、暖かくなってライド日和が続くと、街乗りだけじゃなくちょっと足を伸ばした先でも遊べるこういうバイクが皆さん気になっていると思うので、僕の推しはダントツこの「BMC La Cabra」です。
ここで過去組ませていただいたお客様のLa cabraも見てください。
*BLACK MOUNTAIN CYCLES* La Cabra (15″)
アウトドアやラン、アクティブな趣味を持つオーナーに組ませていただいたLa Cabra。
オフロード遊びだけじゃなくてロングツーリングや林道ライド、未来どんな遊びに挑戦したいかってお話をオーナーに聞かせてもらって、ご自身も目をつけていたというこのフレームに決めてもらいました。用途にピッタリだと思ったので僕も背中押し。
幅広ドロップハンドルは、舗装路の高速巡航っていうのは捨てて、オフロードでの操作性、辛い上り坂の立ち漕ぎ、そしてSWIFTのバッグがすっぽり収まる積載性から。
そしてこのバイクのハイライト。カスタムオーダーのフレームバッグ。
選んだ愛車の前三角にピッタリ収まるワンオフのフレームバッグを制作。(↓こんなふうに作られます)
ラカブラのように後ろ下がりのジオメトリーには特に、量産のバッグだとピタッとこなくて無駄が出ちゃうし効率的に積載量を稼ぐなら、カスタムオーダーで作るのが見た目も機能も最強です。
これで計画されているツーリングもバッチリじゃないでしょうか。
ドライブ駆動系は、GRXリミテッド合わせてWHITE INDのハブ、ヘッドもシルバーにて。
マックロケのパーツ構成にするよりチョコンチョコンとシルバーパーツ混ぜて組むと立体感出て好きです。このバイクはスポークもシルバーにしました。
ナリと用途は”クロス”で”グラベル”なラカブラですが、フレーム自体はMTBのBoost規格。クランクはGRXが使えないので(チェーンリングも40だと大きいと思うので)うまくXTとGRXを混ぜての組み方がお勧めです。
きっとオーナーの遊び方にピッタリという事が納車前からビンビン感じられて、「遊んだるぞ!」とオーナーの意気込みがカタチになったようなバイクで、とても楽しい組み付けでした。
ブルーラグにはいろんなフレームがあるので迷わせてしまうと思いますが、もしも普段使いだけでなく、休日遊びのために自然の中に持ち出せる「遊びバイク」をお探しだったら、ぜひラカブラを候補の一つに入れてください。そしてぜひ試乗車乗りにきてください。
【追記】
昨日もまたLa cabraで遊んできました。上りのグイグイ感、下りの安定感、「俺のラカブラ調子良い」とニンマリライドでした。
長々と読んでくれてありがとうございます、タニでした。