こんにちは
上馬店より一周です。
冷えてきてからというもの手肌の乾燥が止まらないです。指関節が割れる割れる。。。
メカニックで普段オイルの類に触れているにも関わらず乾燥していく一方とはこれいかに。耐えかねてお店にユースキンを設置しました。
テクノロジーが進化して手肌の保湿とパーツの油膜保護が同時に出来るケミカルが発明されればいいのに。
Joe Appaloosa (54)
CxC乗りのオーナーさまのセカンドバイク。
シングルで組まれたシンプルな引き算バイクのCxCとは毛色を変えて足し算のバイクへと。
Rivを組むとなると個人的鉄板になりつつあるフロントトリプル。
ギアレンジ的にトゥーマッチなんじゃ!って言い分もわかりますがクラシックなバイクに似合うのもこれまた事実なわけでして。
エルゴノミックなテクいグリップとクラシックオブクラシックB352のマッチングがツボ。
プロムナードバーに相性の良いGC1が最近株価急上昇中です。個人的に使っててマジでフィールグッドなので。
センターのコットンバーテープは黄緑にニスを3重塗りくらいしてます。なんともいえないブラウンみがよき。
このフロントラックがほんと好きなんですよねー。めちゃ贔屓して接客しちゃいます。
Rivデザイン34F。とラック先っちょにSONのダイナモライト。
このピョコのショートステーから伸びるライトがなんとも可愛くないですか?
フロントビューがなんともイケメンですね。。。
沢山乗ってまた初回点検ピットインしてくださいねー
TREK SINGLE TRACK
こちらはOMOCHIKOMIバイク。TREKのOLD MTB。名前とペイントが格好良いですね。
オーナーさんが数十年前にアメリカ現地で手に入れて乗っていたバイクを現行のパーツでリビルドしました。
かなーーーり長いこと放置状態だったのでビフォーは凄惨な状況。チェーンはカチカチに錆び、パーツも各所ボロボロで蜘蛛の巣にホコリまみれ。。。
雨ざらしだった期間もあったようで使えるパーツはほぼ無く、正直新車買われた方が良いんではないかとお話ししましたが、オーナー様の熱意に応えるべくフレーム以外は全てパーツを新調という運びに。
ビフォーがかなりアレ(写真撮っておけばよかった)だったので正直完成のイメージがあまり掴めなかったんですが、
いざバイクの形になったら非常にいい感じに。
オールド規格のニッチなパーツを未だに作ってくれているNITTO、ChrisKingには頭が上がらないですね。
いざレストアするとなった時に格好良いパーツの選択肢がないというのは残念ですから。
フレームがフレームなので極力元の雰囲気は崩したくないなと、街乗りとは仰ってましたがこちらもフロントトリプルで。
このフレームはFD側がインナーでなくアウターでシフトワイヤーを受ける、昔のFDを使う前提の作りになっていました。
現行のインナーで受けるFDを使うにはアウターを受けるダボが1個足らないので一工夫。
本来ブレーキ用のリアハンガーで1度シフトアウターを受けてから、インナーを外付けの滑車→FDへと繋げています。
こういう抜け道的な組み方を見つけちゃうとテンション上がっちゃいますね。
というかこのバイク、シート周りのラグやたら可愛いな。
1台のバイクを直しながら数十年単位で付き合っていくって素敵ですね。
10年間このSURLYに乗っているんですよーって方は実際にチラホラいらっしゃいますし、
Rivendellもそうですが、きちんと作られたクロモリのバイクはぞんざいに扱わなければ数十年単位で付き合っていける良いバイクばかりで、あぁクロモリのバイクがやっぱり好きなんだなぁとジワーっと思いました。
ちなみにお渡し時に聞いたけどこのバイクは1992年に買われたそう。
マジかよ年上じゃん!って心の中で叫んだのでした。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう