どうもサンフランシスコの思い出から抜け出せない上馬店ウエンツです。
先日のブログでTHOMSONのドレスアップキットがかっこいいんではないかと思ってから、普段組ませていただく自転車の中に散りばめられたカラーパーツにより目がいくようになりました。
というわけで今回は最近組ませてもらったの自転車のカラーパーツにフォーカスしてお届けしようと思います。
まずはおなじみクロスチェック。普段使いの強い味方エブリデーバイクからツーリング車にロードバイク、マウンテンバイクみたいにだって、なんでもできちゃうフレームです。今回は街乗りゆったりまったりハンドルで。
ヘッドパーツにシートクランプ、BBはPHILWOODで統一。いい状態が長く続く。壊れない。それって実は毎日使うエブリデーバイクにこそ活きてくることなんじゃないかってことで妥協しませんでした。フレームカラーのグレーとの相性も◎
夜走る際に必ず必要なのがライト。こちらも欠かせません。SCHMIDTのレッドで色合わせ。仕上げにU字ロックに忍者巻きで赤をプラス。統一感を出します。
差し色の赤以外は黒やグレーのパーツでまとめることにより、うるさすぎない上品な仕上がりになっていると思います。
つづいてはこちら
今度はRIVENDELL BICYCLE WOEKSから、Clem SmithJr, L style
こちらは旦那さん、奥さんお二人の兼用号。普段のお買い物から将来的には子供を乗せられるような自転車を。ということでオーダーいただきました。
個人的見解ですが、後ろに子乗せをつける場合このトップチューブが大きく下がったデザイン、いわゆるミキストタイプが遺憾なく効果を発揮すると思います。
ホリゾンタルフレームだと、後ろ子乗せがついている状態、ましてやお子さんが後ろに乗った状態で後ろから足を回して自転車にまたがるのはほぼ不可能ですし、ホリゾンタルのトップチューブをまたぐのも少々無理があるし危険。ではどうしよう。トップチューブが低ければいいんですね。
車種的に当てはまるのは
同じくRIVENDELLのCheviot
または先日ご紹介したCRUST BIKEのEVASION STEP THROUGHです。
この辺が個人的レコメンド。子乗せご検討中の方はチェックしてみてください。
話がちょいとずれましたがここからはカラーパーツにフォーカス。全体的にパーツはシルバーで固めて飽きがこなく時代に左右されない構成に。ハンドルに巻いたコットンテープのオレンジとこちらも先ほどのクロスチェック同様SCHMIDTのダイナモライトを差し色に。クロスチェックとの共通点として、差し色で強めの色を入れる場合は他のパーツはなるべくシンプルにまとめているという点でしょうか。一つ間違うとガチャガチャしがちなカラーパーツを使った組み方の一つのコツかもしれません。
では最後にこちら
こちらはシルバーとブラックのパーツをバランスよく取り入れて構成されている一台。主にシルバーパーツを使い、部分部分でブラックを使う。車体を組み上げる際の最初のイメージの段階でシルバー系のパーツで固めるかブラック系のパーツで固めるかを決めてもらうことがあるのですが、こちらは両方をバランスよく使いましょう!の例です。
その中でカラーモノとして輝いているのがこのPAULのE-Leverです。金子さんのスチームローラーのブログにも登場してましたね。友人から譲ってもらったものでせっかくだから使いたいとチョイスしてくれました。
まさに差し色。シンプルでスッキリしたイメージの中にちょこっとアクセント。ついついレバーに目がいっちゃいます。このくらいさりげなく程度でいいもかもしれません。
リアのリフレクターと図らずもマッチ。ラッキーマッチングです。
今回はカラーパーツについて3台の自転車をご紹介しました。ついついやりすぎちゃうカラーパーツ選び。色遊びの経験に経験を重ねたメカニックたちが過去の成功談、失敗談を含めたアドバイスができると思うので、皆さん是非店頭でスタッフに相談してみてください。面白い提案が帰ってくるかもしれません。
女の子遊びの相談は幡ヶ谷店シャミセンが得意なのでぜひそちらで。
ではまた!
ウエンツ