僕のブログで定期的にお届けしてるRITCHEYのお話を今日も。
個人的にも好きなブランドなので頃合い見て、発注担当でもあるチュウヤンさんにおねだりしてお店にラインナップしています。
今回は紹介したい物が沢山なのでチョイ長めですが最後までお付き合い頂いたら嬉しいです。
マウンテンバイクの創始者の一人として有名なトム・リッチーさんですが、そのフレーム作りの始まりはガレージにてお父さん用に作ったロードバイクのフレームだそうです。
トムさん自身もどジュニア時代から大人と対等に走ってた事から「シニア・スレイヤー」という異名を持つほどだったそうです。
10代の頃にはフレームろう付けの技術を身につけてらしいので凄すぎ。
その歴史が現代まで脈々と引き継がれる「Road Logic」がニュカラーで入荷してます。
Sally’s Macarons(サリーのマカロン)というフレームカラーはどことなくクラシックな佇まい。
ロゴカラーもホワイトではなくピンクっぽいのも好印象。
フレームカラーと同色に塗られたオリジナルのカーボンフォークはダンカンさんお墨付きの軽さ。
リッチーのフレームといえばなシートの集合部は現在のフレームでは中々見る事の無いディテールで見所です。
クロモリフレームではありますがオリジナルのバテッドチューブを使う事で軽量に仕上がっています。(是非お店で持ってみて欲しい)
現在のニーズに合わせて30Cまで履けるタイヤクリアランスは快適性の向上は勿論、路面の悪さへの対応も考えてあります。(写真のタイヤは25cです。すみません。)
モダンクラシックを目指して設計されたフレームはいつの時代でもきっと愛されるフレームでしょう。
(因みにこちらは私情車につき試乗車なので気になる方は是非乗ってみて下さい。)
*RITCHEY* road logic disc frame
そんな「Road Logic」ですがリムブレーキだけではなくディスクブレーキverもあるのでこちらもご用意しました。
ロードバイクでもディスクブレーキが主流になった現在にも対応するのがリッチーの良さだと思います。
リムブレーキのものに対してこちらはより現代的。
シマノの最新 Di2セミワイヤレスグループセットに対応してます。勿論機式のグループセットでも問題無く組めるのでご安心を。
特徴的なワンピーストラス設計のフラットマウントは軽量化と剛性を両立した見た目にも楽しめてこのフレームの見所だったりします。
こちらもオリジナルのカーボンフォークとバテッドチューブを使い軽量な仕上がりで機敏さと快適性を備えてます。
SURLYのフレームの様にラックやフェンダー用のダボ穴等が皆無なので汎用性は無く多目的では無いですがスポーツバイクならではのスピード感はロードバイクの楽しさだと思います。
とはいえカーボンやアルミなどのフレームはちょっと、、、って方も多いんじゃ無いでしょうか?僕もそうだったりします。
慣れ親しんだクロモリフレームでしっかり走れるリッチーのロードバイクは結構希少な存在ではないでしょうか?
是非ご相談を。
合わせてパーツも新入荷があるのでご紹介。
*RITCHEY* quick release road set
リッチーのロゴ入りのクイックスキュアーセット。
スルーアクスルのバイクが増えたので必要になる事が少なくなりましたが必要な方もまだまだ多いんじゃないですかね?勿論リッチーのバイク以外にもどうぞ。
意外とハブにスキュアーが付属されない事って結構あるから良かったら。
前後セットの100mm&130mmなんでrivendellだとroadini以外は使えないので注意して下さいね。
リムブレーキのロードバイクにピッタリです。
シンプルなバーエンドバー。
イナたさをバイクにプラス出来ます。
フラットバーのバイクのポジションを増やす事が出来るので快適性向上に一役買ってくれる代物。
ATB的なバイクやそういった感じで組み上げたSURLYなんかに似合うと思うんでどうですか?
個人的熱望だったビンディングペダル。
歴史は長く世界選手権、ワールドカップタイトル、オリンピックメダル獲得にも貢献してきたのがこのRitchey WCS XCペダル。
ブッシュ、ニードル、カードリッジベアリングを採用していて耐久性が期待できます。
そんなスペック面は置いといてリッチーのマークが付いてるだけで購入動機に繋がるのは僕だけじゃないと信じたい。
シマノのSPDのクリートと互換性があるのも地味に嬉しい所。
付属するクリートにもリッチーロゴ入りでありがたみ倍増。
これらは国内ラインナップ外を無理言って揃えたので多くの方には必要無さそうな品揃えですが、必要な少数の方に届いてくれたら嬉しいです。
届け!リッチーラヴァー!
最後にスペシャルなフレームで締めたいと思います。
*RITCHEY* outback tandm frame set
先日のチュウヤンさんのブログの通り、東京都でも7月からタンデムバイクが解禁しましたね。
チュウヤンさんが嬉しそうにHUBBUHUBBUHを組んでる所を今がチャンス!と以前から気になってたこれを相談してみました。
リッチーのブレイクアウェイを搭載した分割タンデム。
多分日本でこれを在庫してるのはBLUELUGだけだと思います。目指せタンデムに優しいお店!
分割出来る事のメリットは小さくする事が出来るので旅行に持って行く事が出来る事です。
(ブレイクアウェイの分割方法は思ってる以上に簡単です。私物バイクで実践済み。)
想像して下さい。例えば夫婦やカップル、パートナーで異国の地を自転車で楽しむ事を。しかもタンデムで。
それぞれ1台ずつ持っていけばいいじゃん。なんて声も聞こえてきそうですが旅行中の観光において会話がし易いタンデムバイクは絶好だと思います。苦楽も一緒ですからね。
先日、フランスに行く際に自転車の持ち込みについて調べましたがエールフランスの説明には「タンデム」とわざわざ表記がある位なのでもしかしたら海外ではタンデムはメジャーなのかしら。
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(実際今年のPBPではタンデムの猛者がいたみたい。しかもchapman!)
トリコカラーに合わせて三分割出来るフレームは付属するトラベルケース2つに収まります。
要確認ですが航空会社の超過手荷物料金を回避できるように作られています。
勿論分割しなくたって楽しいバイクなのは間違い無いですよね。出来る出来ない、やるやらないは置いといても夢広がリングなバイクです。
因みに通常タンデムのスペルはTANDEMな訳ですがこのリッチーのフレームはTandM。
これには理由があってトムさんのTと奥さんのマーサさんのMをとってTandMって名付けたらしいです。何それ。素敵。
お値段もスペシャルなので僕の進退にも大きく関わる(冗談ですよ)ので何卒!!
(実は僕も奥さんに相談済み。場所さえあればもしかして、、、)
ワガママラインナップのご紹介にお付き合い頂いてありがとうございました!
少しでもリッチー好きの方が増えてくれたら嬉しいですねー。
ロードフレームは東京3店舗に並べてあるのでご興味湧いた方は是非〜。
実は店頭でお客様のバイクを組む際にも使用頻度の高いリッチーのパーツ類。
そんなリッチー製品はこちらからまとめてどうぞ!
最後にリッチーブランドのマネージャーで古くからピストとか好きなニッチな方は知ってる方も多いであろうFergus TANAKAさんのFalconerはCalling sick issue7で拝めます。
今年のPBPにも参加してた様でこんな強くてカッコいい人がブランドにいるってだけでも欲しくなる動機の一つでも良いと思うんですよね。
(キャリパーブレーキにライトマウント挟むの真似したい)