nbです。
少し前の話ですが今年もRapha Supercross Nobeyamaに参戦してきました。
僕がシクロクロスにハマるきっかけとなった初レースがまさにこの野辺山シクロクロスでそれっていつだったかなー?なんて調べてみたらもうなんと6年前の第2回大会。
早いものですね。
それ以来ずっと走っているので今シーズンで7シーズン目、こんなにどっぷりとシクロクロスにハマるとは想像もできなかったです。
そんな訳で毎年絶対に欠かせないイベントの一つなのがこのレース。
毎年何かしら面白い出来事や嬉しい事が起きる場所でもあるのですが今年は特に多かった!
その中で一番嬉しい事と言えば我らがTeam Blue Lugに最高のライバルが現れた事。
そのライバルとはSimworks CX Racing。
初日一発目のレースであるC4からTeam Blue Lugのプサン選手とSimworks CX Racingのエビちゃんことエビコ選手との熱いバトルが繰り広げられたのです。
まだ会場に到着して間もないけれど参加したメンバーは大盛り上がり。
序盤からこの二人がトップ集団でレースを進め抜きつ抜かれつを繰り返す展開。
みんなで会場を走り回って応援をしまくる。
二人とも熱い走りを魅せるからもちろん両方に応援する。
トップとはちょっと差がついたけど最終周回までプサン選手とエビコ選手の2位争いは続き勝負の行方はゴールスプリントで決まる展開。
熱すぎる!
前橋シクロクロスで抜群のスプリント力をみせたプサン選手が行くか!
と思われましたが惜しくも届かず3位でフィニッシュ。
一発目のレースから本当に良い勝負を見ることが出来て応援する側の僕らもめちゃくちゃ楽しかった。
シクロクロスってレースを走るのももちろん楽しいんだけど、こうして仲間や知った人たちそれぞれで繰り広げられるレースを見られるのも楽しさの一つ。
コースも周回コースなので先回りしていろんな場所から応援することもできるしね。
この見る楽しさもこの野辺山で教えてもらったのだ。
レースで出し切った二人はお互いを称えあい表彰台へ。
90人ほど出走しているこの大舞台で表彰台に乗るのは本当に凄い!おめでとうプサンさん、エビちゃん!
これでC3へ昇格したので更なるバトルが楽しみな二人です。
C4のレースが面白すぎて他のメンバーはもう出し切った感がありましたがその後はC2とシングルスピード選手権のレースが続きます。
C2には僕とカジさんの二人が出走。
C2でもSimworks CX Racingとのバトルがあるのだ。
僕、カジさん、ギシ君、ジャスミンと4人で仲良くこの日は最後尾スタート。
最後尾なのでガンガン上げていくのみ!
結構頑張ったけど14位という何とも言えない順位でフィニッシュでした。
それでもコース脇からめちゃくちゃ沢山の応援を貰って楽しく走ることが出来ました。
シングルスピードヘはシュガー君、ゼッキーさん、そして野辺山初参加のブヒマル君と木村さんの4人が出走。
チームきってのSSCX乗りのゼッキーさんは流石の強さで8位フィニッシュ。
シュガー君は念願の野辺山で彼のドリームバイクであるベルトドライブのSSCXでこのレースを走ることができて感無量だったようです。
そしてこの日のトリであるUCIエリートのレースに先日の飯山でC1へ昇格したTeam Blue Lugのエース、ソウヤが出走。
初めてのC1レースでこの大舞台。
日本で一番レベルの高いレースなのでかなりキツいレースとなるのは分かっていたけれどその中でも持ち前の強さで熱い走りを魅せてくれた。
数十分でレースを降ろされてしまったけどいい経験になったようでさらに強くなってくれる予感がしました。
あと仲間がこうして最高峰カテゴリーのレースを走っているというのは本当に嬉しいし、自分もかつてはこの舞台で走っていたのだと思うとまたこの場に立ちたいなとも思わせてくれた。
初日のレースはこんな感じで終了。
でもこれで初日が終わりではありません。
今年も僕主催で会場近くの八ヶ岳ふれあい公園にてナイトクロスレースを開催させてもらいました。
僕の好き勝手やる怪しいレースにも関わらずレーサーと観客合わせて40人近く集まってくれました。
Simworks CX Racingの皆にAll Cityのコッシー、そして毎年参加してくれるレジェンドTim Johnson氏も!
レースの内容については触れませんが今年も最高に楽しい夜となりました!
参加してくれた皆さん、お手伝いしてくれた皆さん本当にありがとうございました!
そしてレースへKNOGとLEZYNEのライトを貸し出してくださったダイアテックプロダクツさんありがとうございました!
とまあ文字通り朝から晩まで遊び倒して終了です!
二日目もC4でやってくれました。
2年ぶりにシクロクロスレースへ復帰したTeam Blue Lugのエース、ソウヤの兄であるタクマがホールショット獲得からのぶっちぎりの独走優勝!
野辺山で表彰台の真ん中を狙うと言っていたのでまさに有言実行。流石!
この日も朝一から熱い展開なので応援する方ももちろん全開だ。
同じレースを走っていた草野君も熱い追い上げを見せ6位でフィニッシュ。
何かを掴んだらしいので表彰台も近い気がする!
この次はC3。
昨日の熱い展開のお陰で一気に層が厚くなってシュガー君、プサンさんにSimworks CX Racingのエビちゃん&しげちゃんが出走。
応援陣も準備を整えて挑みます。
先頭スタートだったシュガー君が良いスタートを切りホールショット獲得し1周回目をトップでスタート。
その後上がってきたSimworks CX Racingしげちゃん、SKRKオグーさんらのパックに。
最後尾スタートだったプサンさんとエビちゃんも良い感じに順位を上げてくる。
後半シュガー君が後退してしまい代わりにNorth Wheelieの羽山君がぐいぐい追い上げていく。
何気にシュガー君、プサンさん、そして羽山君と同じレースでGEEKHOUSEが3台も走っていたのも熱い。
昨日にも増して色んなメンバーで展開があるので目が離せない面白いレースでした。
そして僕の走るC2。
この日は2列目スタートで割と好条件だったのですが痛恨のスタートミス。
初日と同じく前を追っていく展開でスタート。
昨夜遊びすぎた?のかなんともキレがなかったんですが中盤、Simworks CX Raxingのギシ君が上がってきたあたりで火がついてきた。
やっぱり知った顔と勝負できるのは楽しいし気合も入る。
この日はギシ君が強くて負けてしまったけど後半は本当に楽しく走ることが出来ました。
自分たちのレースがすべて終わった後はUCIエリートのレースを観戦。
仲間のレースにもドラマがあるけれどこのトップレーサーのレースにもドラマがある。
やっぱりトップレーサーの走りは迫力が違うし今年も良いものを観ることが出来ました。
レースから観戦、そしてナイトクロスレースの開催など今年もすべてを遊びつくして最高に楽しいRapha Supercross Nobeyamaでした!
主催のRapha Japanの皆さんありがとうございました!
んで今年の野辺山はこれでは終わりません。
今週末同じ場所で全日本選手権が開催されるのです。
この大会でなんと同時に日本初のSSCX選手権も開催されます。
JCF管轄ではないですが実質の全日本SSCX選手権。
こんな熱いレースに出ない理由はない!
ということでギアードだったバイクをPhil Woodの名品Philcentric OBBを使ってシングルスピード化しました。
(Philcentric OBBについてのブログはこちらにあるので是非一読を!僕がPhil Woodのパーツの中で一番好きなやつ!)
バイクはバッチリ、あとは走るだけ!
All Cityのコッシー、Team Tamagawaのネパール君など強豪揃いですが熱い走りぶちかましてこようと思います!