YouTube担当サブです。たかが1 inchされど1 inch の話し。
Black Mountain CyclesのLa Cabra 2024 入荷したての新色を組みました。正しくは、既に所有してたLa Cabraから丸っと“載せ替え”ました。
Why?
なぜ同じLa CabraからLa Cabraへと載せ替えるんだ?そんな無駄なことを。そんなに新色が気に入ったの?
いいえ、違います。
正直、色は以前のカリフォルニアイエローも気に入ってます。今は無き希少性もあるし(ピーナッツバターも然り)。
では、なぜ?
百聞は一見に如かず。次の写真を見て下さい。載せ換え前のサブLa Cabra初号機がこちら↓。
1枚目と見比べて分かりますか?
色とかドロッパ―ポストとかは関係ないです。ジオメトリー(≒シルエット)の変更がなされ、1枚目のグレーの方が絶妙なバランスで格好良くなってます。
合成するとより分かり易いので、どぞ。
新ロットはシートチューブが1 inch延長され、スローピングが緩やかになっています。
(※この画像では分かりませんがヘッドチューブも1㎝短くなってハンドルポジションも少し低くなってます。)
この1 inchの為に“載せ替え”ました。
人類の99.999%の人にとっては、どうでもいい1 inchかもしれません。それは否定しない。でも僕にとってはこの1 inchがめちゃくちゃ大切なのです。わざわざ載せ替える理由となるのです。
ここに拘りきるかどうかが、今後の格好良い自転車ライフに大きく影響してきます(これは自己満でもあり真理?)。
※因みに、今回ジオメトリーの変更があったのは小さな2サイズだけ。15が16inchになり、16が17inchになってます。サブは身長172㎝で17inch。
間違っても18以上のサイズの方は載せ替えしないでください、同じなので(汗)。
さて、なぜ「小さいサイズにだけ変更があったのか?」は動画で説明してるので見て頂くとして。
組み換えに伴って、もう一つどうしてもやりたかったことがありました。
それはドロッパ―ポストの導入。
サブとドロッパ―ポストの出会いは、CRUST BIKES alumalithに使って以来。ドロッパ―ポストを導入するとガレ場のダウンヒルの恐怖心が3割減することを体感し、La Cabraにも「いつかは!」と思ってました。
そして、載せ換えるならこのタイミングだなとLa Cabraにもドロッパ―を導入。先の動画の中で上馬店の谷さんが解説してくれている通り、サブの体形(身長172cmサドル高71㎝)でトラベル量125㎜を入れてピタリです!
ドロッパ―ポストの出しろ加減もジオメトリー変更の甲斐あっていい塩梅ですよね。ニョロっと出過ぎ感もなく。
因みに今回導入したドロッパーはx-fusion MANIC 。実は今回La Cabra載せ替えに際して新たに取り扱いを始めた新規ブランド。
上馬店の放課後。。
「Black Mountain Cyclesに似合うドロッパーないですかね~?THOMSON以外も使ってみたくって」と谷さんに相談し、浮上した選択肢。
2000年ごろに誕生した米サスペンションフォークブランドで、Hunter CyclesやSOIULCRAFTなどのハンドメイドバイクにもしばしば組み込まれているブランドです。
製造は台湾、導入しやすい価格帯とギラギラし過ぎないイナタさ加減がBMCにしっくりマッチ。
充分信頼性もありますが、初めての取り扱いなので、店舗のみで少量から在庫してます。このシートポストについては、しばらく使い込んだらまた詳しく。
そんなこんなで、このドロッパ―ポストのインストールをもってサブLa Cabraはいったんの完成です。ジャーン!嬉しー!!!