本題の前に自分の車の話をば。
“HONDA CR-V rd1”
消耗しきっててちょいアブなかったタイヤを交換したら雰囲気も変わり、今はサイクルキャリアをいい加減付けようかと各社吟味している所です。
(RADAVISTに出てた「1UP」超かっこよくて付けたいけど流石に実物見たい!!)
出会って3年目。最初は衝動で乗り始めたクルマですがいざ手にすると歴史を掘りたくなってしまうのは自動車だって同じ。
「クリエイティブムーバー」という当時ホンダが提唱していた自動車の新しいあり方。そのシリーズの中にいたのがCR-Vだったそう。
90年代の車の流行でRV車が流行っていた中、
(RV=レクリエーショナルビークルの略、4wdのアウトドア車って事。パジェロとかランクルなどが人気車だったみたいです。)
燃費良くてイカツくなくて、シティユースにも使えるけどアウトドアでもアクティブ。
そんな車を意識して作られたCR-Vは、これまでのRV車はうーん、って人達の心を掴み、一躍時の車になったそうです。
足りない部分もあったけど、改良やモデルチェンジを経て、今でもCR-Vの名前はそのままに受け継がれています。(今は欧州のみのラインナップのようですが…。)
そんな事を調べたあとで乗りながらふと思いました。
「オールマイティ」を造るって結構難しい。でもそれを完成出来たら、時代が変わるぐらい素晴らしいものが出来上がるんだなって事を。
まさか令和の時代に99年製のCR-Vにこんな事思わされるなんて思ってもいなかった。
アウトドアなアクティビティと都市部に居を持つ自分が、この車に足りない部分を感じずにむしろ丁度良いなと思える事。
現代の車の洗練されたルックスや環境性能とか乗り心地とかも大切かもだけど、
ちょっと道具っぽさを感じる絶妙な雑さがあって欲しい自分にとっては、
ある種の居心地の良さを感じさせるこの車。ヤバいぜ初代CR-V。
お前プロダクトとして完成されててすごいよって愛が深まりました。
なんでこんな話をしてるかというと、
CROSS CHECKがとうとう廃盤になってしまうわけで。
そのアナウンスは結構前にしていましたが、じわじわと実感が湧いている今日この頃です。
SURLYの初代オールマイティなモデルの歴史が終わるというけれど、そいつは充分に良いものだったという実感と実績があります。
しかしあの頃はこれ(CROSS CHECK)で充分だった事も、時代の流れと共にそれでは満足出来ないライダーが増えたり、
自転車のより良い進化の為に新しくなる規格。それに伴い旧式のパーツが徐々に姿を消していく事など。
今はまだ良くても、必ず来る遠くない未来の為にしたSURLYの判断なのだなと思っています。
タイミング良いのか悪いのか、クロスチェックの二十数年の歴史が幕を閉じるニュースと共にヌルっと現れた新しいモデル
“PREAMBLE”(プリアンブルと読みます)
「前文」とか、「予告」とかって意味の言葉を冠した、NEXTオールマイティなSURLYのPAVEMENT(舗装路寄り)バイクです。
パーツ規格は現役で活躍しているストラグラーと同じ、ISディスクブレーキにクイックリリースハブが使用できる仕様。
唯一大きな違いといえばエンド形状。ストラグラーはシングルギアにも対応できるという点。
はっきり言ってストラグラーの方が良いじゃん…と複雑な気持ちになりながらも、
彼らのPREAMBLEの説明に目を通した時、あああ、なるほど…?と彼らなりの原点回帰が匂ってきて腑に落ちました。
本国サイトの説明を僕なりに解釈して今回はお届けします。うまく説明できるか不安ですがどうぞお付き合いください。
そもそもPREAMBLEはどういったバイクなのか。SURLYの説明だとこうあります。
“Preamble is a hard-boiled steel commuter built for comfort, durability, and buffoonery on pavement and gravel.”
「プリアンブルは、快適性、耐性、そして舗装路や砂利道でのおどけた走りのために作られたハードボイルドなスチール製コミューターだ。」
毎度SURLYらしい言葉遣いで翻訳しても伝わりづらいよ…。とりあえず“buffoonery”という言葉が初耳だったので調べてみると、
「道化のようにふるまう」事の様子。だからおどけるか。続きにはこうあります。
Nothing More is Needed. Nothing Less Will Do.
The challenge was thus: Build a serious steel bike and give it only the attributes that matter most. Make it quick and comfortable on pavement, as well as confident and compliant on degraded surfaces. What the Enginerds put forth is Preamble, a pavement and gravel utility worker that proves you don’t need to cut corners or clip coupons to make a more affordable steel bike. You just need to keep shit simple.
Preamble can run racks and fenders and carry a couple water bottles. Surly was raised on stealing basic cable, after all. Smooth and efficient on asphalt, Preamble’s double-butted main triangle provides a resplendent ride feel and withstands abuse from life’s inevitable potholes. Make it your own with flat bars, drop bars, a basket, or bags. On the road to steel euphoria, Preamble is the gateway drug.
これ以上は必要ない。それ以下は必要ない。
挑戦はこうだった: 本格的なスチールバイクを作り、最も重要な特性だけを持たせること。
舗装路ではクイックで快適で、劣化した路面では自信に満ちていてかつ素直なバイクにすること。
エンジニアたちが発表したPreambleは、舗装路や砂利道でのユーティリティワーカーであり、
より手頃なスチールバイクを作るために手を抜いたり、クーポンを切ったりする必要はないことを証明している。
ただシンプルであればいいのだ。
Preambleはラックとフェンダーを装備し、2本の水筒を運ぶことができる。結局のとこサーリーの基本形から拝借した。
アスファルトの上でもスムーズで効率的なPreambleのダブルバテッド・メイントライアングルは、華麗なライドフィールを提供し、
避けられない落とし穴による酷使も耐える。フラットバー、ドロップバー、
バスケット、バッグなど、自分好みにアレンジしよう。
鋼鉄の陶酔への道において、Preambleはゲートウェイ・ドラッグだ。
ちょっと物騒な表現で締めていますが、要するにこれまでと基本スタンスは変わらない。
結局オールマイティな乗り物を造りたいというのがSURLYという事が読んで分かるはずです。
ではこれまでと何が違うのか。すがたかたちを見ても説明文を読んでも、物欲に至るほどのパッションが得られないのが本音です。
このフレームのブログをひも解いてみたら何か分かるかも。
※翻訳側(私)の嚙み砕き過ぎた表現や推測の文脈も大いにあると思いますが、大目に見てください。
“a preamble to the surly preamble”
Hey. Long time. Hope you are well. Thanks for coming to our site and checking in. We’re good.
やあ、久しぶり。元気でいることを願っているよ。僕らのサイトに来てくれてチェックしてくれてありがとう。僕らも元気だよ。
It is my upmost pleasure to share with you, today, that we are launching a new bike this year.
今日、私たちが今年発売する新しいバイクを皆さんと分かち合えることはこの上ない喜び。どんなバイクだと思う?
Is it a crazy fat bike, with super big tires and self-inflating inner tubes?
No. A super awesome E-Cargo Bike with regenerative braking that powers the drive unit, nope!
超デカいタイヤと全自動圧力調整インナーチューブを備えたクレイジーなファットバイク?違う。
回生ブレーキで駆動ユニットを動かす、超素晴らしいEカーゴバイクか。それも違うぜ。
Enough with all the rambling, just get to it, is hopefully what you’re saying to yourself.
これ以上だらだら書いてもしょうがない。
Without further rambling, here is the new Surly Preamble.
新しいサーリー・プリアンブルを紹介しよう。
It’s a bike.
これは自転車だ。
A road bike.
ロードバイクで、
A city bike.
シティサイクルで、
A commuter bike.
通勤バイク。
A ride to the park bike. A ride through the park bike.
公園に行く自転車。公園内を走り回る自転車。
Ride to the coffee shop. Ride to work. The Preamble is really at home on a variety of road surfaces and conditions.
喫茶店まで。通勤にも。さまざまな路面やコンディションで威力を発揮するのが、そう、“PREAMBLE”だ。
Why would we make “this bike?”
なぜ “この自転車 “を作るのか?
In a world full of flashy advertising and miracle cures, we were compelled to make a regular bike, at a great price. With a curated selection of features and options because not every bike needs to be everything to everyone.
派手な広告やら、奇跡の治療法なんてのがあふれるこの世界で、我々はフツーのバイクを代償を払ってでも作らざるを得なかった。全てのバイクが、万人にとっての全てである必要はないから、厳選した機能とオプションを用意したやつをね。
Right?
解かる?(↑翻訳しながら理解しようとしましたがムズイ。てか英語の言い回し解らない!!)
That should not be a hard concept to understand. But I fear it may. So… to answer some questions, that may come up; here is a list, in no particular order, of some features of the Preamble and a little ditty about the “why” that went into the “what”.
それは難しいコンセプトではないはず。でもなんかちょっと怖いから、今後出てくるかもしれないいくつかの質問に答えれるよう、順不同でPREAMBLEのいくつかの特徴と「なぜ」「何を」作ったのかについての小話をする。
“Isn’t this just a less feature-rich Bridge Club?” I mean. Sure. If that is the way you want to think about it, sure.
“ブリッジクラブ “の機能が少ない版では?という問い。なるほど、あなたがそう考えるのならそうでしょう。
It’s a less-featured Bridge Club. But if that is an acceptable way to codify a bike. Then aren’t all bikes just detuned versions of the most feature-rich bike ever made. Are all bikes just a less capable Big Fat Dummy? And if that is true – why would you buy any other bike and not the Big Fat Dummy… I’ll wait while you unpack that.
確かに機能の少ないブリッジクラブかもね。でももしその考え方で纏めるなら、すべてのバイクはこれまで作られた中で最も機能が豊富なバイクのデチューン版に過ぎないってことにならない?全部のこれまでのバイクが、性能の低いビッグ・ファット・ダミーに過ぎないのだろうか?(←ここ超極端すぎて笑った。)
もしそうだとしたら、なぜビッグ・ファット・ダミーではなく他のバイクを買うの? あなたがそれを解き明かすまで、私は待つことにしよう。
(超煽り散らかすじゃん今回のSURLYのブログ…。)
On a slightly more serious note. No. it’s not a less capable Bridge Club. But it does share some features, and was developed, philosophically, on a similar path. The Dropouts are similar but different than those found on Bridge Club. The Preamble features a new cast dropout, where the Bridge Club drops are stamped. The frame also uses completely different tubing. The Bridge Club is an off road rated touring bike, and as such has larger diameter tubing and thicker wall profiles. The forks are different as well.
ちょっと真面目な話をするね。ブリッジクラブより性能が劣るということはないよ。
でもいくつかの特徴を共有してるから、哲学的には同じような道筋で作ってある。
ドロップアウトはブリッジクラブと似てるけど、型押しではなく、新しい鋳造ドロップアウトを採用している。
実はフレームも全く異なるチューブを使用している。
ブリッジ・クラブはオフロード仕様のツーリングバイクだから、大径チューブで肉厚のパイプが採用されている。フォークも違うよ。
“Why not just use the same tubing on both bikes?” I mean, we already get accused on the internet of using muffler or car exhaust tubing, so do we really need to feed that fearmonger more and overbuild every bike? No, of course not. We use different tubing in the Preamble (in all of our bikes, honestly) than the Bridge Club, because they are for different purposes. The Preamble is primarily for use on roads, and paths. It is not intended to be as loaded or ridden in as rough terrain as the Bridge Club. Lighter weight and smaller diameter tubing let us tune the ride characteristics and craft a different on-bike experience.
「なんで両方のバイクで同じチューブを使わないの?」
そういえばSURLYのクロモリフレームのパイプの事、やれ車のマフラーだの、
エキゾーストチューブだのとインターネット上で勝手に言ってる奴いるけどそんなことはないからね。
私たちはPreambleで(ていうかすべてのSURLYバイクでも)、車種によって異なるチューブを使用してて、
Preambleは主に舗装路、道路や路地を走るための作りで、Bridge Clubほどの荷物や荒れた路面を走ることとは違う役割を持たせてる。
より軽量で小径のチューブを使うことで乗り心地をチューニング出来るし、乗った感触も体感も全然違うんだよ。
I know. “Fancy colorful language choice, nerd…” but it’s the truth. When we’re working on a bike project, we have many conversations and dialogs about this very topic. We often have conversations like “what if we ran drop bars on that mountin bike?” or “what if we put riser bars on that road bike?”. Or “what if we could build that bike with a lighter tubeset?” All of this to say; we too make comparisons between similar Surly bikes and models. The Preamble is a beast all on it’s own. How it handles, the fit; are unique within the Surly portfolio. Even comparison versus the classic Cross Check or Straggler would be valid. Though Preamble does address some classic “opportunities” that older models like the Cross Check had. Example here: the head tubes are taller. So, your handlebar height (or stack) is higher.
分かってる。「オタクがなんか言ってんな」て具合かい?でも本当。真実。
でも新しい自転車を造る時、多分ドン引きされるくらい色んな事をみんなとめっちゃ話すよ。
「あのマウンテンバイクにドロップバーをつけたらどうだろう」とか、「あのロードバイクにライザーバーをつけたらどうだろう」とか。
“あのバイクをもっと軽いチューブセットで作ったらどうだろう?”とかね。
君達がやるそれを私たちも自分達(SURLY)のバイクやモデルを比較する事もある訳。
Preambleは獣のようなバイク。(←唐突!!)ハンドリングやフィット感は、サーリーのラインナップの中でもユニークだよ。
CLASSIC!!なクロスチェックやストラグラーとの比較もしてみりゃ良い。クロスチェックのような旧モデルが持っている古臭い “機会 “(←分からん。クラシック故のポジションの違いの事?)に、プリアンブルは対処させてるけどね。
例:PREAMBLEはヘッドチューブが高いからハンドルバーの高さ(またはスタック)が高くなるよ。
So. Yes, at first glance it looks a lot like the Bridge Club. Even the initial paint color is similar. (They’re both BLUE! Blue I tell you. BLUE!!!!!!!!). but the Preamble has a distinctly different geometry in the frame and fork, providing different ride and fit qualities. It’s lighter weight, as in the actual bike weight. And also, it feels lighter when you ride it. It’s more responsive to rider input. People who ride primarily on pavement or “roads” want different handling traits than what someone riding mixed surfaces would want (what we solved for on the Bridge Club)
とにかく、一見するとブリッジクラブによーく似てる。 初期の塗装色も似てるし。 (両方とも青。青い!!青いね。)
でもPreambleはフレームとフォークのジオメトリーが明らかに違って、当然乗り心地とフィット感が別物。
完成車重量もより軽量。しかも乗ったときのフィーリングも軽い。
乗り手の操舵に超敏感に反応する。(←これは試走時に超感じた。軽い力で動く。今まで体験したことないような独特の反応の良さでした。)
主に舗装路や “ロード “を走る人が求めるハンドリング特性は、
複合路面を走る人が求めるハンドリング特性(ブリッジクラブで解決したもの)とは違う。(←これなんとなく解かった気がする。)
QR hubs. Ok. This one might get a bit spicy, but I am going to say what needs to be said. There are folks who will ask: “why QR hubs?”. I’ll counter, why thru-axle hubs? Yep. Really. Why? (editor’s note: Atom is clearly being a bit of a devil’s advocate here, but we get to an interesting point, so we left it in) I am not saying that one system is better, or worse. There are no flaws being lobbied. If you’re building a suspension frame, thru-axles are great. On a suspension fork, thru-axles yes please. Measurable improvement. On a wide-hub-spaced fat bike, laced to a big o’ rim and a giant tire, yes, thru-axles have a measured improvement in the bike as a system. And for the experience the rider has. But please, dear reader, if thru-axles are a hot topic for you (as in, you have a bias…), sell me on how they make going for a ride with your family, to the park a better experience. Is there a perceptible improvement in the cornering of your bike as you leisurely roll along the bike path at 8 mph…
QRハブね。 Ok。 ちょっとあれだ。今日こそはっきり言う。 「なぜ QR ハブなのか?」って?
逆に聞くけどじゃあなんでスルーアクスルハブなの? ああ、マジで。なぜ?WHY ?
編集部注:Atomはここで明らかにちょっとダークサイドに片足突っ込んでるけど、興味深い点を突いているし(ちょっと面白いし)そのままにしてみました。)
あるシステムが優れているとか劣っているとかの話じゃないし、欠点が言いたいわけじゃない。
サスペンションフレームを作るならそりゃスルーアクスルはベスト。サスペンション・フォークならスルーアクスルが最高。
最良の手だね。
超ワイドなエンド幅のファットバイクで、巨大なリムと巨大なタイヤだったらスルーアクスルは間違いない。
それだったら乗り手も体感できるし、お陰で命拾いしたことだってあるかもね。
でも、これ読んでるあなた方に問う。
もしスルーアクスルがあなたにとってホットな事で、(あなた様は偏見持ってるのでは…?)
スルーアクスルのバイクで家族みんなで公園へサイクリングに行く道のりで、
明らかに良い体感が出来たんなら是非教えてほしいものだね。
時速12キロでサイクリングロードをのんびり転がしてさ、ムム、スルーはやっぱりコーナリングが違うねとか言える?
(もうこれ以上煽り散らかさないで!!)
Ok. Tire fit: the extra small and small are built around a 650b wheel size. The medium, large, and extra-large are built around 700c. both have a max tire size of 45mm. <<<insert whistle sound>>> “can’t you put 700×47 wheels on the Bridge Club, on all size… what gives???””. Yes. Yes. Yes. Again, you can fit 700c wheels in the Bridge Club; but the fender options are more limited. And yes, we even built Bridge Club bikes with 700×41 wheels. But that platform was primarily designed with 27.5 wheels in mind. The Preamble is primarily built around tires in the 30-45mm space. And the accessory fitment is improved for this focused design choice.
はいよ。タイヤの事ね。XSとSサイズは650bホイール。MとLとXLは700cホイールで作ったよ。
<<ここでホイッスル!!>>
「Bridge Club の全てのサイズで 700x47cのタイヤを装着することできるけど??どゆこと?」はい。それね。
繰り返しますが、700cホイールをブリッジクラブに装着することはできますが、フェンダーのオプションは制限がある。
700c設定の完成車も作ったこともあったね。
でもBridge Clubは主に27.5ホイールをベースで設計したの。700cの細いタイヤ向きでは無いって事。
対してPreambleは主に30~45mmのタイヤを使うのに適して作ったわけで、それによるフェンダー系アクセサリーの装着性が向上したはずよ。
By building the smaller size Preamble bikes on a 650b wheel platform we are able to use ride geometry (angles and offsets) that give it a distinct ride and fit that we would not be able to if we used 700c wheels across all sizes. To fit big wheels on small bikes necessitates slack steering angles and/or large offset forks. For a light handling, responsive, and sporty feeling road bike: using a 650b wheel on the XS/SM bikes lets us use our first choice in terms of head tube angle and fork offset. This further supports our ability to build intentional ride and fit handling in the Preamble frameset.
小さいサイズのPreambleを650bホイール設計で作ることで、
すべてのフレームサイズで700cホイールを使用した場合(←クロスチェックがそうだった)では難しかった、
その人それぞれの特別な乗り心地とフィット感をもたらすジオメトリー(アングルとオフセット)を得る事が出来たはず。
小さなバイクに大きなホイールを装着すると、フレームやフォークで角度をいじくっても無理がある設計になることがしばしばあって、
軽快なハンドリング、レスポンス、スポーティなフィーリングを足並み揃える為にXS、Sサイズは650bホイールを使用することで、
無理のない角度やオフセットを作れる事でSURLYが提唱する乗り心地を胸張ってお届けできるって事。
Accessory Mounts: we included some rack and fender, as well as water bottle mounts. Less mounts, certainly, than we have on other models. But a good mix that will give you lots of options. “Why not include them all?”. Well, believe it or not, but each of those mounts directly add a little bit of cost. And also, for each mounting point, we need to consider what will be mounted to it, what that rack (and it’s respective cargo) weigh. How that weight factors into the ride feel of the bike. All of those considerations are factored into frame and fork strength. How we lab and ride test them. And what results we expect from those tests.
アクセサリーマウント。ラック、フェンダー、ウォーターボトルを二個付けれるよ。
ああ、確かに他のモデルに比べてマウント少ないね。 多くの選択肢がある事、それも良い。
「なぜ沢山付けないの? 」
信じられないかもだし考えた事も無いと思うけど、これらのマウントにだってちゃんとお金掛かるんだ。
使わないものの為に掛けるコストのもったいなさってのもあるんだよ。
それと、取り付ける場所によって強度とか重量バランスとかを考慮する必要がある。
それらがバイクの乗り心地にどのように影響するのか、 フレームとフォークの強度に反映される話なんだ。
研究し、それらをテストして、テストから結果を出して…。 そんな感じ。
We go to great lengths to tune how our bikes ride, and take into consideration not only the rider and the trail but the assortment of accessories. By having a focused, refined, curated accessory selection, we can build a bike that has a unique flavor but is well at home in the Surly lineup.
バイクの乗り心地を追求することも努力してるし、付随するアクセサリーの品揃えも考えてる。
集中し洗練して厳選したオプションを備える事で、サーリーのラインナップの中でもユニークなテイストを持った、
しっくり馴染むバイクを作ることができたよ。おかげさまで。
Drop bars or flat bars: both of course, ‘natch. We’re not going to tell you how to road bike. That being said, the fit and ride handling is more aligned to pavement bikes. The flat bar will be pretty upright. This helps folks who may be just getting into their first nice bike (more on this below). But even the drop bar fit is updated from, say, our Cross Check or Straggler. Slightly taller head tubes comparably.
ドロップバーか?フラットバーか?もちろん両方良い感じだよ。
このバイクでロードバイクのイロハを教えるつもりはない。とはいえ、フィット感と乗り心地はペイブメント寄りに違いない。
フラットバーは結構ポジション高めになるかも。これは、初めての素敵なスポーツバイクに乗り始めたばかりの人に役立つはず。(これについてはまた後で話すね。)
ドロップバーのフィット感もクロスチェックやストラグラーからアップデートしている。ヘッドチューブはやや高め。(←これ推し所っぽい。)
Who the “Preamble” is for – if you’re a long time, die hard, I’ve got 13 Surly bikes in the garage, Surly fan; this bike may not be for you. And that’s ok. But for a lot of folks, this might be their first Surly. Heck, it might be their first “nice bike”. And that is awesome. New folks finding out about nice bikes and what they can do for them is great. We welcome all you new folk to the Surly crew. That being the case, I have many Surly bikes, and I dig this bike a lot.
“前置き”が長くなったけど、私のガレージには13台のサーリーのバイクが溢れている。
それも良い。それでもいい。でも多くの人にとっては、PREAMBLEが初めての一台のサーリーかもしれない。
そして、初めての “素敵なバイク “かもしれない。そしてそれは素晴らしいことだと思う。
新しい人たちが素敵なバイクとその魅力を知ることは素晴らしく、そして嬉しい。
私たちは、新しくサーリークルーになる皆さんを歓迎するよ。私は気に入ったサーリーのバイクがたくさんあるけど、このバイクもとても好きだ。
Parting thoughts: Do you remember your first bike ride? What about your first time commuting? Were you nervous? “Do I have the right gear?” “Will I get lost?” “Did I remember to pack my lunch?”
おわりに、初めて自転車に乗ったときのことを覚えてる?
初めての通勤はどうだった?緊張した?
「ギアは合っているかな?」
「道に迷わないだろうか?」
「お弁当持ったっけ?」
What about your first big pavement ride? Your first 20 mile ride? what about your first short cut down an ally. Or through a park? Did you have anxiety to overcome? This is a very real challenge many folks deal with. And while Preamble may look like a simplified Surly, it’s certainly going to complicate your life by asking you to ride more. More often. More places. With more people. And more stuff. Commuting, big rides, small rides, and short tours are all on deck for the Preamble.
初めてのオンロードの長距離ライドは?
初めての30キロペースのライドは?
初めての近道は?公園?路地裏?
伴う心配事は乗り越えれそう?悩みは尽きないかもね。とにかく、
Preambleは簡略化されたSurlyのように見えるかもだけど乗りまくって見えてくるものが、あなたの人生を余計複雑にするかも。
とにかく色んな時、場所、人、出来事。思い出が増えていく。それは通勤、ビッグライド、スモールライド、そしてショートツーリングで。
Here at Surly, we are all about making bikes that are super versatile and useful. But they still need focus. And purpose. We need to ask and answer the question – what is best in this bike? Why does this exist? And strive to do that well. The Preamble is a pavement bike for folks who don’t want a narrow answer at what a pavement bike is.
We hope the Preamble will be the first chapter in your next thing. And the thing after that. Whatever that might be.
If someone recommended you get a Surly pavement bike, this may be the one.
サーリーは多目的に使えるバイクを作ることにマジで全力を注いでる。でもそれにはやはり見極めが必要。目的も共に。
このバイクは何がベストか?なぜこれが存在するのか?それは手にしたあなたが身を以て知るしか無い。
Preambleは、スポーツバイクとは何かという狭い答えを求めない人々のためのスポーツバイク。
私たちは、Preambleがあなたのバイク人生の第1章になることを願っています。そしてその次も。それが何であれ。
もしあなたが誰かにSURLYのバイクを薦めるなら、これからはこのバイクを。
おーわーーったあーーーーーーーー。
人のブログを翻訳するの超大変だな…。カーネルのいつもしている苦労を身を以て体感した。
(彼の先日ポストしたブログ超良いんでまだの方は是非読んでみてください。)
20数年の歴史の中で、ターニングポイントがあるとしたらSURLYは今なのかなとなんだか自分は感じます。
こんなにシンプルなフレームをシンプルに突き詰めていった経緯をなんとなく感じ取れたし、
一度出来上がったSURLYのイメージをひっくり返してみよう。新たな人達へ、手に取りやすいように。
そんな気持ちを感じさせるバイクだと思います。
デジが組んでくれた展示車両を一回乗っただけだけど、
その普通な外見からは想像できないくらい研ぎ澄まされた新たな乗り心地の印象を受けました。
スポーツバイクを始めたい人にはうってつけ。
色々乗りすぎて分からなくなった人には特効薬になる予感。
不愛想に磨きの掛かった、SURLYのフレッシュなこいつに是非注目してみてください。
それでは。