あっという間にGWも過ぎ去り、気が付けばブルーラグに入社して丸三年が経ちました。
入社した当時はピストしか興味がねぇ!!!!って言うぐらいピストしか乗ってこなかった僕ですが、日々の入荷や接客でギア付きの車体を見たり触ったりしているうちに、興味は湧いてくるものです。
いきなりで恐縮ですが、僕のギア付き自転車変遷にお付き合いいただければと思います。



初めてのロードバイクが*AFFINITY CYCLES* anthem stainless road

 

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その次が*MASH* all road

 

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ギア付きといっても、結局速い自転車が僕は好みの様で
ある日のライドでトレイルに初挑戦した時の事
MASHで行ったんですけど、タイヤの太さに不満を感じたわけです。
もう少し太いのが入れば、、、と。




そしてついに3台目に手を出したわけでありまして、、、
*RITCHEY* outback V2 50th frame
*RITCHEY* outback V2 50th (L)
*RITCHEY* outback V2 50th (L)
*RITCHEY* outback V2 50th (L)
*RITCHEY* outback V2 50th (L)
179㎝でsizeL
9割は載せ替えなので、MASHとパーツ構成はほぼ変わらないのですがフレームの色合いや雰囲気は勿論、ジオメトリーも全然違うものになったので馴染みあるパーツでも新鮮な気持ちになりますね。
MASHに比べるとホイールベースがかなり伸びましたが、全然もっさり感も無く立ち上がりは思いの外しっかりしてました
まさか僕がRITCHEYに乗るなんて、、、


因みに、新しく交換したパーツはクランク以外のコンポ類
ここはULTEGRAだとフレームのポテンシャルを引き出せないのでGRXを贅沢に使用
*RITCHEY* outback V2 50th (L)
*RITCHEY* outback V2 50th (L)
これだけスプロケが大きいと走る場所を選ばないので良いですね
ダウンヒルの時にアウタートップでゴリゴリスピード出した方が気持ちい(オンロードの話)と思ってましたが、実際のライドに行くと上りがきつくて一枚ギヤがあれば、、、って言うシチュエーションの方が圧倒的に多かったんです笑
だからギヤ比は軽さに振り切った自転車にしてやろうということです←これが大正解
*RITCHEY* outback V2 50th (L)
タイヤクリアランスはメーカー公式だと700 x 48mm or 650 x 2.0in
僕は根っからの700c信者なので言わずもがな
小さめのノブが特徴的な*SCHWALBE* g-one rをインストール
太さは45cですが、ワンチャン50cも入るんじゃネ?といった感じのクリアランスでした。
45c以上だと林道&グラベル特化の印象
『オンロード20:オフロード80』の比率で乗るとしたらかなり楽しめると思います。
*RITCHEY* outback V2 50th (L)
フォークダボが付いてるのであれば、有無を言わさず付けるが吉の*WIDEFOOT* cargo mount
実用性はもちろんのこと、ドライサック とストラップを合わせればラック無しでも車体に積載量を与えることが出来ます。



以前デジさんのブログでも書いていた通り
このoutbackは【年間16,000kmを走る(殆どがオフロード)リッチーさんが考えたフレーム】と言われていますが、
ここ日本において、ましてやコンクリートジャングルと言われている東京での日々の移動手段でもある僕のoutbackに期待している事は、オンロードでもしっかり走れるアッセンブルを見つけたい!というのが本音
ここからは、これ一台で日本中走り回れるんじゃないかと期待を含めて2パターンのライドレビューをご紹介。


その①
本来のフレームのポテンシャルを確認するべく、『オンロード50:オフロード50』の割合でレッツライド
距離的にはオンロード30km:グラベル30kmの合計60km


流石に45cもあればグラベルは怖くない!ヒヤッとした場面は何回かありましたけど笑
舗装路大好きマンである僕からすると低圧・太タイヤは独特の浮遊感があってかなりおもしろいッ
路面状況によって自分が走るラインをしっかり考えないと思いもよらぬ方向へ導かれますからね
そんなフワフワとヒヤヒヤのグラベル区間を抜けてオンロードへ舞い降りました


不安定だった路面に慣れたせいなのか、タイヤのグリップ感をしっかり感じ取ることが出来ます←この感覚が個人的にはすごいスキ
だがしかし!!!オンロードがきついったらありゃしない
空気圧は低めなので路面抵抗がすごい笑
踏む足を止めればすぐ減速しちゃうのが悔しい!
帰り道にバッキバキのエアロロードにぶち抜かれたのがこの日のハイライト



そして日が変わり、パターン②
『オンロード80:オフロード20』、、、なんて事は無く
『オンロード100』
今までの過去最長距離の150km弱のロングライド
ロードバイクの練習コースとも言われている都民の森まで行ってきました。
オンロードでもしっかり走れるなんて言ってましたが、そんながっつりオンロードじゃなくてもいいのになぁライドの言い出しっぺは僕

さすがに45cじゃ走り切れないと思ったので、タイヤは個人的お気に入りの*TERAVAIL* cannonball tire 38cに交換していきました。
多摩川を50km程北上して、ようやくスタート地点着
檜原村役場というところからが今回のコースのスタート地点なのですが、そこから約25キロ程登り坂が続きます。控えめに言って地獄です
ダンカンさん、デジさん、ミンミン、僕の4名でツラツラと走ってましたが、ダンカンさんは1人でアタックして遥か彼方へ消えていきました

この道を走るのって2回目なのですが、普段街中で登る坂道なんてくらべものにならないぐらい長い長い坂道なんですよね
「降りたい、帰りたい、止まりたい」の負の感情に惑わされながら、最後の看板が見えました
ゴール地点まで残り1kmの標識
その横にあるのがこの先斜度9%の標識

歩く方が速いんじゃね?ってぐらいのスピードで何とか登りきりました笑
疲れすぎて休憩所に売っている五平餅を無心で頬張って一息(2時間ぐらい滞在してた)



人生と同じく登り坂があれば下り坂もあります
来た道をひたすら下るだけで、さっきまでの辛さが嘘みたい(‘ω’)ラクチンです
ちなみに
・ダンカンさんは愛する息子が家で待っているので早々に下山←速すぎてほぼ一緒に走ってない
・ミンミンは下りでコンタクトが外れたと言い出して武蔵五日市駅から輪行←最初から輪行する気満々やないかい
・デジさんと二人きり←しんどい事が嫌いなので、あらゆるコンビニをはしごして無事帰宅

面白味の無い写真ばっかりなので今度からはしっかり記録するようにしますね苦笑



ライド以外にもいろいろ行ってるのですが
結論から言うとかなり乗りやすいです。
そりゃ勿論ロードバイクに比べれば遅いし、マウンテンバイクみたいに飛んだり跳ねたりは出来ないですが、路面状況問わずにずっと乗り続けることが出来る車体だと再認識
守備範囲広すぎて一番気に入ってる自転車です
フェンダー付けてラック+パニアのスタイルも出来るし、バイクパッキングでソリッドに長距離ライドもお手のもの。
自分の思いつくやってみたいことを全部叶えてくれるよき相棒を見つけたという手ごたえを感じてます。

欠けていた小さめサイズも入荷して、全サイズ若干数あるので、参考になれば!

ほなまた