YouTube担当のサブです。

先日世界各地で行われたSwift campout 2022 、サブもBlue Lug伊豆大島チームの動画撮影部隊として参加させてもらいました。

その時の動画がこちらです。もう観てもらえたでしょうか?まだの方は、まず観て下さい!30分ありますけど楽しんでもらえるはず。

さて、「キャンプアウトが最高の旅だった」てことはこの動画に詰め込んだので、ここで多くは語らず、今日は動画撮影部隊としてバイクパッキングし感じた事をお伝えできればと思います。

これが今回の動画撮影部隊の全容です。「部隊」ってのは言いたかっただけでサブ一人です(一部サンタもGoProを回してくれてます)。つまり、この1枚に撮影機材もキャンプギアも全部詰まっていて、展開するとこうなります。

効果音つけるなら「ポンッ」。

正直ハチャメチャに重たかったです。出発前から序盤にかけては「こんなんで山登れんのか!?」ってずっと思いながら走ってたんですけど、結果的には何も問題なかったです。この日の為に新調したCRUST romanceur discが良かったのかもしれません。

バッグはSwiftのjr. ranger pannierをメインにしてサドル下にはzeitgeist。フロントにはREALM wald 137 basket bagを選んだんですけど、パッキングで意識した点は2つです。

「撮影機材をどう安全に運ぶか」と「内容物の把握」。

もっとも重要な機材は、すべてREALM wald 137 basket bagに入れて常に目と手が届くフロント部に集約。予備バッテリーや交換レンズは最速アクセスが必要なのでヒップバッグで携帯してました。メインカメラもヒップバッグにぶら下げてます。

ここで聞こえてくるのが「おい、サブ!Swift キャンプアウトなんだからバスケットバッグはsugarloaf basket bagでしょ!!」

それはホントにそうなんですが、REALM137 basket bagを選んだのには理由があります。

箱型に仕込まれたパッドが全て。REALM137 basket bagは底面側面にクッション性があり幾分でも機材に対して安心感があるから選びました。日常的にはノートPC入れて通勤してたりもします。箱型で型潰れしないので中身が見渡しやすいのも◎。

その他のバッグについても、どこに何が入ってるか把握しておけるためにカテゴリがごっちゃにならないように分別パッキング。

パニア①には調理系ギア。パニア②には宿泊系ギア。zeitgeistには衣類。バスケットバッグには撮影機材ってな感じです。バランス的には完全にフロント荷重。

ズシーン!!前重っ!って感じです

そして、パニアの外ポケットにはサッと出し入れ必要で柔らかい物を入れてます。具体的にはポンチョ、ウィンブレ、輪行袋など。

これは気持ちの問題かもしれませんが、走行中に張り出したパニアをどこかにぶつけたり、横倒しに停車する時にパニアが支点になって負荷がかかりそうなので、クッション代わりになるものを外側に収納したって具合です。

zeitgeist付ける事によって、サドル下に付けれなくなったのGoProはこんな感じのひと工夫。

よく「登り基調ならフロント荷重で積載した方が楽」なんて聞きますが、僕は全く意識せず自然とそうなりました。いわずもがな撮影機材のせいなんですが結果的にやっぱりフロント荷重が良かったのかもしれません。

登りはもちろん、こんな旅では道を間違えてUターンするなんて場面が結構あるんですけど、前が重くてお尻が軽いと前輪を支点にリアを持ち上げてクルっと方向転換できるのがめっちゃ良いやん!って思いました。後ろが重いとヨッコラセってなると思います。

この写真はブログとは全く関係ないんですけど、谷さんが撮ってくれて気に入ってるので入れときます。僕はみんなから抜け出し先回りして待ち構えて撮影するんで、よく自転車を放り投げます。今回は荷物重くてその停車動作がめっちゃ大変でした。

ちょっと脱線しましたが、最後に簡単にですけどロマンサーに荷物をたっぷり載せて走ってみた感想を記して終わります。

Riv Platypus→BMC La Cabra→CRUST BIKES ロマンサーと乗り継いできて、積載なしの裸のロマンサーに乗った時の第一印象はステアリングがヒラヒラするなって感じでした。

それは、乗り慣れたPlatypusやLa Cabraが逆にすごく特徴的だから。車体がとっても長かったりずっしり重かったりする2台のバイクに体が慣れていたから、素直な乗り味のロマンサーに対して逆に違和感を感じたんだと思ってます。

そのヒラヒラするロマンサーにずっしり荷物を積載して走ってみて感じたのは、ピタッとステアリングが安定する感覚。

これがなんだか不思議で、重たいという感じとはまた違って、「安定」って言葉が近いと思います。そんな設計もあるんだろうか?

もちろん、スレッドステムなのでアヘッドと比べると捻じれ感みたいなのはあります。

そして、キャンプアウトから帰ってきて気づいた事なんですけど、睡眠とりにくい環境下での弾丸ツアーでしたが疲れも全く残ってませんでした。比較的華奢な軽量パイプを使ってるロマンサーの柔らかさもあるかもしれないけど、なんなんですかね?

この辺り僕もまだ答えが出てないのでしばらくロマンサーを楽しんじゃいそうです。