まずは宣伝から失礼します~。
毎週 日曜 夜9時からは、BLUE LUG YouTube LIVE。今週は幡ヶ谷店の当番です。
なんとこの日は、幡ヶ谷店メカニックシャミセンの25回目の誕生日。
いつだって誰にだって優しくて、モンスターショップ幡ヶ谷店を支えてくれてるシャミセンにフューチャーする会。
題して、「シャミセン大誕生祭!!!」
この日ばっかり彼に存分喋り倒して(イジリ倒しましょう)頂きましょう。これまでの自転車遍歴やこれからの事。何やらご機嫌なフレームを手に入れたみたいだから、その辺の話もしてくれるのかな?彼なりの自転車の考えが垣間見れる誰得な30分強。
果たして本当に三味線は弾けるのか?
ご質問や暖かいメッセージ、お祝いの言葉お待ちしてますね。お楽しみに~。
以下本題
個人的疎かにしがちなバイクカタログ。
嬉しい事に今回はご夫婦でオーダーなんて素敵なご依頼だったのでご紹介~。
*RIVENDELL* atlantis (56)
こちらは長身の旦那様のバイク。
最初はSURLYのバイクでお悩みだったんだけど、お友達がCRUSTに乗ってる→ウルトラロマンスを知る→調べる→RIVENDELLのatlantis乗ってるじゃん!という流れ。での男気オーダー。
56サイズの700cモデルはラストだったのでRIVENDELLのフレームは一期一会だなーって、マジで思いました。
ウルトラロマンスのバイクの様なアグレッシッブなドロップハンドルスタイルでは無く、後述の奥様とのライドを楽しんで貰える様に*NITTO* rivendell b910 choco-moose barでゆったり、周りの景色を楽しんで頂ける様に。
僕もこのハンドル使ってますが握りが自然な下がりになってるので腕があがり過ぎず、上り坂でも上から抑える様な感じで力が入るので意外と使いやすい、マルチハンドルだと思います。
先を持つ事もあるだろな&スタイルでバーテープをアドリブで勝手に巻かせて頂きました。(任せて頂いて、巻かせて頂きました。上手い!)
実はずっと使ってみたかった*BLUE LUG* acrylic cloth bar tape の新色。タイダイシリーズ。
これまたハンドル周りが表情豊かになるので、以後お見知りおきを。
今回はノンニスで仕上げましたが、ニスを塗っての変化も見てみたいところ。
RIVENDELLのバイクはこんな風にアートワークでも楽しませてくれるから、所有欲満足度が大変高いです。
ヘッドバッジは帆船でお魚に錨。そんでもってモデル名はアトランティス。男の冒険心を揺さぶります。やばい。欲しい。
RIVENDELLの集合ステーが大好きです。
ラグドフレーム特有のエロティックスさがココに詰まってる気がします。
本人も謎に家にあったっていう、お持込のカンパのシートポストはサイズが合うって奇跡。ていうかなんで家に余らしてたんですかね?とにかく羨しい。
700cモデルとは謳ってますがクリアランス的に29インチ。
RIVENDELLデザインのVELOCITYのatlasにSCHWALBEのタイヤを。
SCHWALBEのラインナップは心強くて、探すと割りと無い29インチのタイヤも他ブランドと比べて手頃なグレードから用意があります。
このクラシックスキンのスマートサムもそのひとつ。かっこよくて安くて調子良いが多いブランド。おススメです。
シンプルにフロントはシングルにて。元のクランクはトリプルなので未来的に増やすも良しですし、ダブル+バッシュガードのスタイルにも対応出来ます。
勿論チェーンリングはフロムマサチューセッツのAARN/アーロンを。
ナローワイドの仕組みによってチェーン落ちを防いでくれます。アトランティスみたいなRIVENDELLのバイクはチェーンステーが長いから、チェーンも長くなり弛みが多くなるのでシングルで組む際は効果大です。
見た目の造形美が一目惚れだったと仰ってたPAULのカンチブレーキ。予習無しでのご来店でしたがココが刺さってしまうオーナーさんの今後のカスタム欲が心配になる一方、そうさせてしまうPAULの魅力を改めて痛感。実際ホイールサイズ大きくなると止まる力も必要になる訳で、ナイスなセレクト。
キャンプツーリングにも興味が、とお話して頂いたので一先ず日常でも活躍間違い無しの52F basket rackを。
流石はrivendellデザインなだけあってRIVのバイクに合わせた時の画力がすごい。丁度良い天板の広さはバスケット載せるも、そのまま荷物を載せるもありですね。いざキャンプとなったらラックを追加出来るだけの懐の広さもアトランティスの魅力なので今後の装備も楽しみな所。
やっぱり大きなサイズのフレームってかっこいいなって組みながらニヤニヤしてました。自分が小柄なので憧れ補正もあるのでしょうが。
長年RIVENDELLのラインナップに君臨しているアトランティスだけあって納得な乗り心地。
オールラウンダーなんて呼ばれるけどまさにそれ。オンオフどちらも、普段の通勤もキャンプツーリングも。日常にも冒険にも。
大分自分が欲しくなってます。笑
オーナーさんのキャラクターがこのバイクに似合っていたのでこれまたニヤニヤ見届けました。
沢山乗って長年の相棒にしてくださいね~。
*SURLY* pack rat (38)
そしてこちらは明るくて、優しそうな奥様のバイク。
小柄な女性の強い味方。サーリーのパックラットをご用意させて頂きました。
純正カラーに映える赤いヘッドパーツは今じゃチョットレアなCANECREEK。最上級グレードの110ですが、カラー物あったんですよね。前は。
写真じゃ見えてないけどお馴染みのトカゲマークも気に入って貰えたので安心。
チョット変わったカラーのアウターはニッセンケーブルの物。シルバーなんかは良く使うんだけど、この赤茶?何色これ?は気になってたし絶対に合うと思ったからアドリブで入れさせて頂きました。
前回のtimoさんのブログはチェックして頂けました?
僕はこの存在を心待ちにしてたので嬉しくて使いまくりたい!
やっぱりこうゆう細かい箇所でバイクの表情って変わるから大事。どことなく上品になりますよね。
詳細は是非timoさんのブログをどうぞ。
上品さの理由としてはシルバーパーツの主体で組んだってところもポイントかと。
前述の旦那様のバイクが荒くれ冒険野朗(褒め言葉)な感じなのでそこんとこのギャップを意識しました。旦那さんを包み込む奥様の人柄が表れていてニンマリ。
サイドスキンのタイヤに箱型のポリッシュリムの組み合わせはやっぱり安心感ありますし、どう転んだってかっこいい&かわいい。
この組み合わせってきっと20年後もあるんじゃない?
パックラットは26インチを採用してるんだけど、リムを探すのに苦労してる方もいらっしゃるんじゃないですかね。
VELO ORANGEはいつだって強い味方でいてくれます。
このVOYAGERリムは700C、650b、26インチのスリーサイズのラインナップがあります。
CNC加工はしてないですがリムブレーキ対応。勿論ディスクブレーキでも使えますし、チューブレス対応という願ったり叶ったりのリムなので以後お見知りおきを。
こちらもフロントシングルに。
チェーンリングの交換ではなく、*PAUL* chain keeperを使ってチェーン落ちを防止。
なんでこっちにしたかって話だけど、こちらもパーツに惚れてのチョイス。
こりゃ奥様もカスタム沼にズブズブの予感なのでお待ちしてますね。
壁を作って物理的に落ちを防止する。このローテクが心地良いバイクなんかもありますもんね。
今回はまさにそれ。
初めてのスポーツバイクだけどゆったり乗るよりは、しっかり漕ぎたいって事でしたので手前戻る系じゃなくフラットバーで。
走る楽しさも満喫してもらって、見た目にも拘って。とてもナイスな女子チャリになったんじゃないかと。
パックラットは荷物積んでも調子良いので旦那さんと一緒にキャンプツーリングってのも楽しそうですね。
(お煎餅ごちそうさまでした~!)
実は今回の旦那様は僕の中学校の先輩でした。
今は地元でご夫婦で美容室とトリマーのお店を経営してるそうです。地元におしゃれな先輩がいると嬉しいですね~。
こんな素敵なお二人とバイクが青春を過ごした街を走ってるかと思うとエモい。東京に来た甲斐あったなー。
今度地元の林道も教えて頂けるみたいで楽しみ。
早く遊びに行ける様になるといいなー。
日曜日は誕生日ケーキでも用意しておこうかな?
それでは日曜夜九時にお会いしましょう!(僕の出番あるかな?)
バーイセンキュー。