どうも縫製チームのジャグです。

怒涛の3RENKYU(3連休)三連発でしたが、みなさん自転車でお出かけしたのでしょうか?
今年の記録的に暑かった夏も気づいたら終わり、自転車乗りに取っては最高の季節に突入しました!
(って書いてても10月で30℃ 超えな日があったりですが、、、)

そこで先日参加したライドに関してのおさらいを少々。

走りやすい季節になってきたし、夜は焚き火なんかして暖をとったら最高な気候。

それではまいりましょう!

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毎月第三火曜日にブルーラグ上馬店スタッフ「ダンカン」「ウエンツ」が主催している「カンパニーライド」
毎回彼らが趣向を凝らして、僕らが扱っているプロダクトを実際に使い、テストしたり、はたまたスタッフ間の結束を高め、と色々な事を行っております。

嬉しい事に今回は僕にもお声がかかりました。

今回のテーマは、、、「輪行キャンプライド(一泊二日)」
キャンプといっても「がっつりキャンプ」ではなく目的地では山小屋に泊まったので装備も比較的軽め。

目的地は山梨県・道志村・久保キャンプ場

京王線・桜上水駅から輪行して、京王線・橋本駅まで。(朝は8時くらいに集合)
そこからは自転車で目的地まで、、、。

ここで今回のブログのタイトル「つらたのしい」なのですが、、、
今回のライドは僕の中では「つらくて」「たのしい」だったわけです。正確には「すんごいつらい」の向こう側に「たのしい」が待っていたような。
(「つらい」ってネガティブな感じに聞こえるかもしれませんが、ココではポジティブに「あー!すんごい疲れたー」って感じです。)

目的地の山梨県・道志村の久保キャンプ場までは基本登り。ひたすらペダルをグルグル。あんなに必死に自転車漕いだ事ないかも。(ココが大変だった部分)
ちょっとランニングに近い感覚だと思いました。考え事するのにちょうどいいかもしれない。

僕の普段の自転車生活といえば、、、おもに移動の足として自転車に乗っています。

普段は信号や周りの交通に気を配りながら自転車に乗りますが、今回のライドではひたすら少し先の地面を見つめながら「ひたすら」軽いギアで上り坂を登りました。
多分速度にして10キロも出てないのかな?ひたすらペダルをグルグル。そしてグルグル。

なんとも不思議な感じ。こういう自転車の乗り方もあるのか!と初めて体感したこの感じにちょっとビックリです。

登ったってことは帰りは下り。信号機のない峠道を下る爽快感は最高でした。
風を感じながら神経研ぎ澄まして自転車をコントロールするのって難しいけど楽しいんですね。知らなかった。
(ココが「たのしい」の部分。そして目的地の久保キャンプ場でのBBQ、焚き火、ドラム缶風呂ももちろん楽しみました。)

この「たのしい」っていうニンジンが目の前にぶら下がってなかったらあんなに頑張れなかったはず。
そして仲間と一緒に走ってなかったらすぐ自転車降りてたかも。

っていうのが正直な感想です。

ここからは僕個人の装備などを見てもらい、自分への備考録+少しでもブログを見ている方へ参考になってもらえたらと。
僕自身今回のライドに向けて「普段の格好+アルファ」といったテーマを設けました。

自転車は先日ブログでも紹介させていただいたベロオレンジ・ポリバレント
変えたところはペダルをビンディングにしたくらいで納車時と全く変わらず。
今回荷物を積んで自転車を漕いで感じたのですが何もストレスを感じませんでした。(自分の体力のなさにガッカリしましたが、、、)
(毎週フットサルをしているので「なんとかなるっしょっ」て思ってたけど、、、持久力がないみたい)
っていうことは、、、この自転車に装備を取り付けても気持ちよく走る事ができる優秀なフレームだって事なんですかね?
ちょこっとですがこの自転車を理解できた気がします。

そして、この自転車にフェアウェザー・シートバッグを付けて、
前のカゴにはブルーラグオリジナルのデイパックを置いてバスケットネットで固定。

荷物はそれくらい。

デイパックは普段から背負っているので使い勝手が分かっている事も大きかったかと。

今回は桜上水駅から輪行して橋本駅まで向かったので、輪行時にささっと背負う事が出来たのでその点も◎
この自転車みたいにハンドルとカゴの間にスペースが大きくあるのならば「デイパック乗せ」も良いんじゃないでしょうか。

ここで装備を紹介

>>デイパック<<

・メインスペース
クッカーセット(鍋、ヤカン、カトラリー、お皿、コーヒードリッパー
防寒着(ジャケット)
着替え(長袖、長ズボン)
コーヒー
ボトル(ナルゲン1L)
メガネ
輪行バッグ(バスケットをつけた状態でもかるーく飲み込んでくれるFAIRWEATHERの輪行バッグは頼もしい!)

・ポケット
スマホ
財布
お菓子
虫除け・ムヒ
トランプ

>>シートバッグ<<

スリーピングマット
ソーヤー浄水器
スリーピング・インナー(当時の夜の気温15℃、これだけだと寒かったです)
エマージェンシーシート(夜寒かったのでこれを掛けて寝たのですが、外気との温度差がひどく、内側が結露してしまいました、、、)(勉強になった、、、。)
タオル(速乾性のあるやつ)
サンダル

そして、、、デイパック、シートバッグの空いたスペースには途中で夕飯の買い出しをした食材を入れました。

シートバッグの中のモノは目的地まで使わないものを入れ、適度にアクセスするモノは前カゴのデイパックの中に。
強いて言えばステムバッグがあったらもっと快適だったのかもしれない。今度はステムバッグを付けて出かけたい。

着ていったモノでよかったものはというと、、、

今回のライドではがっつり汗をかいたのですが、Tシャツ・靴下・パンツを全てメリノウールの製品で揃えました。
着替えの下着なしで挑んだのですが、汗が乾いても不快じゃなかったので荷物を減らす意味でも1泊・2泊程度なら着ていった下着のみで大丈夫そう。
(しっかり上に羽織っていたシャツは乾いた汗で白く塩ふいてました、、、)

ここで輪行時に気になった事を、、、

僕の自転車の場合、輪行時に前輪を外してハンドルを右側にきって固定したのですが、
前日に予行演習した時にはブレーキレバーがトップチューブに当たる事が分かったのでウエスを当て布として用意しました。
そしていざ当日輪行準備をしていたらダウンチューブに取り付けたボトルのおかげでブレーキレバーとトップチューブが当たらない事が判明。

そう、嬉しい誤算。

これからはボトルを取り付けた状態で常に輪行する!と心に誓いました。

そしてカゴがあるおかげで脱いだヘルメットをそのままポイっとできるのも意外と便利。

こんな「へなちょこ」な自分でも40キロくらい走れたので、
ちょっと長距離走ってみようかな?とかキャンプ行ってみようかなー?ってお考えの方の背中を押すキッカケになったら本望であります。

中学生の時に初めて見てからマイベストムービーの上位にいる名作「STAND BY ME」が頭の中に浮かんできた今回のライドでした。いい歳した大人ですが男子だったら幾つになってもこんな旅に憧れるはず。