こんにちわ谷です。
先日行われたMKSさんとおしゃべりする会。
たくさんのユーザーが作り手さんと交われる貴重な時間でした。「へー!!」の連続でお話も楽しかったし、知らないことだらけでした。調整組み付けの実演も感動しました。。もう虜じゃい。
イベントは終わってしまったけど、インスタグラムであなたの三ヶ島ペタルをアップするフォトコンテスト、「#mymks」は、3/20(月)いっぱいまでやります!
あなたの三ヶ島ペタルをパシャッと撮って是非ご参加下さいな。
大賞は三ヶ島さんより最高級ペダル!
副賞としてブルーラグ賞もご用意しているので、滑り込みエントリーお待ちしております。特に大賞は三ヶ島さん直々に選んでいただくので、いかに三ヶ島さんにペダル愛を伝えるかがポイントになってきますな。
万が一、万が一があるんじゃないかと僕もシレッとエントリーしました。
https://www.instagram.com/p/BRTMYQcg5Vb/?taken-by=akimasa_tani
なんかの手違いで選ばれないかな〜(無理) SUPEREMEペダル欲しい。
このペダルを付けている、引っ張りすぎの僕のSURLY steamroller、完成したのでNB軍曹に写真を撮ってもらいました。なのでスチームローラーくくりで今日はバイクチェックしてみます。
と、その前に、この前のカネヤンのスチームローラーブログ、読みましたか?彼らしくてめちゃんこ格好いい。バチッとハマった時の彼には何しても敵わないですね。。
まずは彼のスチームローラーから行きます。他の誰にも組めないスチームローラー。
*SURLY* KANEYAN’s steamroller
詳しいバイクチェックは彼のエントリーを読んでください。
ビンテージパーツやジャンクパーツ使っているのに懐古じゃなくて、モザイクのようだけど引きでバランスが必ず取れている、っていうのがカネヤンの組むバイク、だと僕は思ってます。
うーんジェラシー。スタイルでまくり。まあ僕が乗っても似合わないだろう。
僕は自転車一夫多妻制推進派なので、カネヤンのピュアというかもはや純愛とも言えるスチームローラーとは全く別物ですが、乗る人を濃く反映してその人の生き写しのようになるのがスチームローラーなんだな、とも思います。
*SURLY* タニ’s steamroller
地味色のフレームが好きなのでCOOK PAINT WORKSで「半お任せ」で塗ってもらったグレーが気に入っています。「青みがかったグレーで!文句言いません!」ってお願いしました。
KINGのヘッドセットもフレームと同じく当時使っていたもの。本当に壊れない。
ハンドルはSYCIP J.B.bar。これも当時憧れていたハンドル。今はSIM WORKSさんが日東製作ってくれているので手に入る。幸せー
左右非対称のバーテープとPAULのブレーキアジャスターは美しい魔闘家鈴木をイメージしています(嘘)
当時このPAULのブレーキを初めて見た時に衝撃が凄くて、付けたくてたまらなくて。それまで中古の競輪やビンテージ車ばっか興味を持っていた自分に太いタイヤやPAULやPHILといったアメリカンパーツに、後のギア付きのバイク達への赤い実が弾けるきっかけになりました。
なのでPAULのブレーキは自分の中で特別。
PHILのハブは皆にもらった宝物。組みたいトラックフレームが現れるまで温めていたら何年も経ってしまったけど、結局あの時のフレームに使うことになるとは。
ピュアなピストと違って、良くも悪くもなんでもあり。余ってるパーツ、自分の趣向をたっぷり吸い込ませて組むのが楽しいのがスチームローラー。当時の自分と組み方は全然違うし、10年後組みなおしたらまた全然違うんだろうな。
人と違う自由さで、シングルスピードのバイクが欲しい、って方は是非このフレームを組んで欲しいです。自己表現!なんて言ったら大げさですが、組むのも乗るのも楽しいです。
そしてもう一台。自分のスチームローラーは伸び伸び自由に組んだので、それと対で店頭展示車としても組んでみました。
*SURLY* steamroller 上馬SP
部品単体の状態だとイメージしにくくても、自転車に組みついた時に見た人が「!!」ってなって欲しいパーツ達、をテーマに組みました。
ニュルッとフィレット溶接、斜めに入ったクランプMT-31ステム。ヒゲ型のマスターシュバーは実際に握って欲しいハンドル。
ハンドメイドinポートランド、Sykesのウッドフェンダー。シンプルなバイクにポイーンとつけるのが好きです。仕上げも美しく、泥除け苦手な人も「おお、これなら!」って思ってもらえたら嬉しい。
シングルフリーコグはWHITE INDUSTRIES。病みつきになるラチェット音を店頭で聞いて欲しいです。
広いタイヤクリアランスも、乗る人の用途や道に合わせられるのもこのフレームのハイライト。
まったりハンドルにバスケットが付いているピスト、細すぎるタイヤにクイックなハンドリングはどこか矛盾しています。
カキンカキンのトラックレーサーにはならないですが、遊び用や通勤用、日常乗るのに当たってどんな人にも必ずハマる組み方がある懐の広さ。
ブルーラグで扱うトラックフレームの中ではかなり特殊でヘソ曲がりですが、そんなとこにビビっと来てくれる方、是非STEAMROLLERを選択肢に入れてくださいなー