今日の上馬日記です。
ブルーラグ上馬店、「週替わり手描き看板」というのがあります。
こういう黒板のやつです。
なんかいつも同じ看板を出すのもアレかなあと思い、ざっくり週替わり、その時思い立った人がチョークで描く、というルールになっています。
チョークなので雨が降れば普通に消える、という防御力の無さは諸行無常であり、気張って描くのは厳禁です。むしろ攻めろ、看板としてのクオリティよりも芸術点、前衛的であればあるほど好ましい、というクライフイズム的風潮でやっています。
過去の名作といえばこちら。
コンノボーイが大胆に描いた、題:「自画像」
なぜ彼がこれを環七沿いに晒したかったか、その心理はわかりませんがこれには驚きました。こいつ半端じゃない、何が狙いなんだ。
そして先日、ジェニーちこが上馬にヘルプに来ました。自分の愛車に「ケツアゴ青ひげイタリア人」とかいう名前を付けていたり、いつも不思議な言動が多いジェニーちこ。
よし、この子に描かせてみよう。頭の中がどうなってるかわかるかもしれないので。
「テーマは特に無い、全て任せるわ」とわざと淡白にオファーしてみたのですが、本人は快諾、迷いなくチョークを握りました。
おいおいおいおい
こいつも半端じゃない
お、恐ろしい・・
今日は女子チャリについて書きます。
代々木公園店のまっちゃんのブログに書いてあってなるほど!と思ったことがありました。
*SURLY*のファットバイクPUGSLEY。アウトドアに持ち出したら最高の遊び道具になる元祖ファットバイクです。
このバイク、女子チャリです。旦那さんも自転車乗りな奥様のニューバイク。メーカー完成車をベースにしてCOOK PAINT WORKSにて、オーナーのお好きな色にカスタムペイントしました。この色絶妙です。
そんでもって「シンプルがいいからデカールはなしで!」のオーダー。
まっちゃんブログの通り、男子が思っているよりも女子は「甘すぎる可愛い色」より「格好いい色や馴染む色、雰囲気のいい色」の方が好きなのかもなあ、と実感しました。。女心は難しい。
PAGSLEYをはじめとしたSURLY、モデルによってXSサイズから設定があるので、小柄な女子もきっと合うサイズを見つけることができます。タイヤが大きなこの手の車種でもサドルはこの通り低く設定でき、サイズが心配な女性にもSURLYはオススメなわけです。
そんでもって、こんなハンドル。
手前にクイっと戻ったFAIRDALEのハンドルバー。ハンドルまでの距離、トップチューブの長さを心配していたのでご提案。
気に入ってもらえたので装着。
グリップは*PDW* のcork chop grips。こういう色合わせは女性はうまいですねー
そしてワンポイント、
SWIFT INDUSTRIESのヘッドバッジを貼りたいとのこと。お、ここは女の子っぽいチョイスじゃな。
と思いきや、
位置はここ!
うーん参りました、これぞ女子のセンス。
先入観にとらわれない、自転車男子の想像を上回るこの選択。我々男子も見習わないといけません。
完成したバイク、撮影できなかったので初回点検時に撮影させてくださいね!
そしてこの方の旦那さんも
現在とっておきのバイク進行中です・・
もともとロードバイク乗りだったご夫婦で、一緒にSURLY乗り回しちゃうなんて超いいと思います。
自転車は性別問わず自分を表現できるツールです。このご夫婦のように乗る前から目一杯楽しんで自転車組んでみませんか?
用途も車種も、なんでもござれでお待ちしておりまーす。