こんにちは
上馬店より一周です。
今日もBlackMountainCyclesのバイクチェックをしていきます。
もう少しで同ブランドのmonstercrossとMod zeroの新ロットが到着するブログをつい先日書いたんですけども、
(今のところmonstecrossはセージ人気、Modzeroは人気が二分している印象)
今回は個人的に乗っているBlackMountainCycles Roadについて。(これは組み立てほやほやの時)
パイセンメカニックのデジさん、グローバル部門ウエンツ氏と一緒に昨年からやりはじめたロングライドイベントである”ブルベ”を走ってきたブログです。
いつかは書こうと思っていたのですが、区切りっちゃ区切りになるようなタイミングかな?と思い書いてみようかと思います。

ブルベは原則運営側からのサポート等はなく文字通り全てを”自分の責任と判断で行います”。
200km、300km、400km、600km、それ以上、という距離のカテゴリーがあるのですが、今回走ってきた距離は600km(!)。
距離関係なく1時間あたり15kmペースの制限時間がありまして、600kmなら休憩時間も込みで40時間で走り切らないといけません。
40時間!?1日半じゃん!車かよ!って思いますし、「んなもん無理だろ!!笑」、
って出る前は自分も思っていましたがはじめてみるとあれよあれよと「あれ?俺でもいけるんじゃね?」と思わせてくれます。不思議と。

普通の方はなにかあった時のメカトラブルにどう対応するのか、
が大きめのポイントになるのですが我々職業メカニック。
大概の自転車のトラブルに関しては自己対処出来る自信があるのがふつうのサイクリストと大きく異なる点です。

この安心感は大きなメリットと言えます。
いつかなにかのきっかけで他の人を助けられるかもしれないし、そんな状況にいざ出くわしたら解決して差し上げてドヤ顔したい。
昨年は200kmと300kmを無事走り切りまして今回は階段1個飛ばしで600kmにエントリー、

この写真は初回200km、前半100kmはガッツリ雨な上にめちゃくちゃ登らされてちょっとした地獄だったのですが、
走り切った後、現地の方に撮ってもらった集合写真。なんか斜めの写真がオシャレって言ってたから傾いています。
今回の走り切った結果は一番最後で述べるとして、自分はこんな感じの装備で走ってますよ〜なんてブログ。
そもそも数百キロなんていう距離を乗る方がめちゃくちゃ少ないのは百も承知なのですが、ふ〜ん、ブルベってもんがあるんだ〜ってくらいに思って頂けたらこれ幸い。
いつも甘いものばっかり食べてたら、たまには辛いもの食べたくなるでしょ!ということで。
ちなみに昨日の5/31の晩がゴールなので、今この文章を書いている間は完走し切れたかどうかはわからないです。(それは最後に加筆します)
さて、どうなっているのか、、、
一緒に走る(った)デジさんはもともとメッセンジャーとしてバリバリ走ってた期間があったり、
(カスタムペイントのRITCHEY montebelloがマジでイケてる)
同じく色違いのRoadに乗るウエンツ氏。
彼は10代の時にガチでロードレースに勤しんでいたりで、ふたりとも”早く乗る”ことに熱心になっていた時期がある人たち。
言っちゃえば基盤の脚力があります。
いくら自分との戦いで他者と競うイベントではないとはいえ、やはりスピードって大きなメリット。
自分はその昔に日本一周したとはいえ、あくまで”重い自転車を長期間乗る”ことしかしていないので早く走ることはそれまでやってこなかった分野。
地味に力不足を感じながら200km 300kmとそれまで走ってきました。
一緒に走ると二人は早い!と強く感じますね。ここぞのスピードに関してはマジで敵わないなと思うわけですけども。(多少の装備の差はあれど)
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Road (53)
こちら出発前のRoad、本番と全く同じ装備でこんな感じ。
いつも軽装で楽しみたいRoadですが流石に超が付くほどのロングライドとなると、
バイクバッグに必要な装備を突っ込んで、見ての通りモリモリのボリュームになります。
必要不必要をしっかりと区別つけて最低限の荷物で駆けるタイプ、備えあれば憂いなしで荷物パンパンで乗る人と自転車に性格が出ますがどちらかというと自分は後者。
〇〇があれば、、、なんて後悔は絶対にしたくないんですけど!というのは日本一周していた頃から変わらないですね。
他の二人は毎度持ち物少なくてどうなってんだこの人たち、、、って思ってます。
サドルバッグはswift indのolliepack、フレームバッグもこれまたswift hold fast、とmoxie。
それぞれ商品ページの下の方、レビューのページでどこが良いのか書いているので見ていただけたら。
自分はカラー揃えましたが、わざとマルチカラーにして昔のswiftみたいなカラフルな感じにしたら面白いよなぁ。と今更少し後悔しています。
大きすぎなさがちょうどよくてこんなロングライドでも、日々のライドでも目的別に使い分けしていますがブルベ時は三位一体フル装備。

(“3つを揃える”って、どことなくゲートガーディアンを思い出すんだよな)
ブルベにおいて特殊なレギュレーションといえばライト周りでしょう。
街灯が無いようなところで夜間走ることもあるので前後のライトが2つずつ必要です(所属する団体によってレギュレーションは異なる)。
充電にいちいち悩まされるのが嫌なので前後1個ずつは走れば勝手に光るダイナモライトに。
発電してくれるフロントハブはSONのダイナモハブ、ダイナモハブ界全一の存在は質実剛健なドイツ製。
高速域においては他社製のものだと発電抵抗をブブブ…と手に微振動を感じたりもするのですが、
SONは”無”ってのが世界中のランドヌール(ブルベする人)らに愛される小さくない理由のひとつだと思います。
ダイナモライトはもちろん前後ともに光量最強sinewave、
他のダイナモライトに備わっている照らす領域の”絞り”がないので、郊外の夜間では非常〜に心強いところ。
此奴の優秀なもうひとつはやはり自家発電した電力を外付けのモバイルバッテリー等に蓄えておける点。
この機能はあんまり使わないとは思うのですが「万が一の保険がある」心理的な余裕ってこんなライドだと馬鹿に出来ません。
リアのsinewaveは裏技的にシートステーの隙間から顔を出すような形でセッティングしています。
ちょうどここの位置だとswiftのような縦長系のサドルバッグに光りを塞がれないのと、
車体の内側に付くので何かにぶつけたり等、物理的な影響を受け辛いという機能的なところもあります。
Roadの後ろのブレーキワイヤーを通すトンネル形のガイドは少し太めなので、リアダイナモの電線も一緒に通して多少なりともスッキリ感を意識しています。
Paulのステム、BOXCAR専用設計のダイナモライトマウントはPaulと仲良しTylerのBTCHN製。
ちょうどサイクルコンピューターのエリアを確保しつつ、
ダイナモライトのエリアも気持ちよく両立できるのがお気に入りポイント。
この”コックピット感”おわかりいただけるだろうか。(自己満)
レギュレーション外ですが、二夜走るわけなので三角リフレクターもしっかりと。最もいなたいシアスポ製に
充電も不要で軽量と機能的なところでブルベ勢の支持も厚いようで、弊社製のリフレクターをお使い頂いている方をたびたび目にします。
見かけるとホーム感あって妙に嬉しい気分で、少しだけ自分の元気が出るので皆さん付けて欲しい。。。笑
タイヤはULTRA DYNAMICOのCAVA RACE 33C。
もっと物理的にタフなrobusutoもありますが、シチュエーションが鬼ロングとはいえ割り切ってタイヤの性能に振っています。
乗り心地、グリップ感、重量と共に高水準。
強さが売りではないですが自分くらいの標準的な体重且つおしとやかめな乗り方であれば問題ないかなと判断。
こんなシーンでタイヤにコスト割かない理由なんて無いですからね。
ギア周りは特別いじることは無かったのですが(チェーン伸びてたから変えたくらい)、
いつもであれば、ペダルはビンディングとフラットペダルのSHIMANOのハイブリッドタイプを使っています。
ともかくブルベは長距離における小さなストレスをいかに減らしていくかがとても重要、
50km程度じゃ何も感じないところが数百キロ単位になると牙を剥いてきたり、、、なんてことも。
なのでペダルを”ひっくり返す”小さなストレスを潰すべく、両面ビンディングのコンパクトなペダルに交換だけしています。
クラシックスタイルなRoadなのでもちろんリムブレーキ。PaulのRacer Medium(とチドリのmoon unit)を継続して使っています。
削り出しで作られた精度の高いボディに制動力の強いkool stopのシューの組み合わせが非常に心強い。
前回出場の2回は2回とも雨に見舞われるということがあったので、今のところ天気は良いっぽいけど心理的には「どうせ降られるであろう」という心持ち。
降らないテイでいると降られた時にしんどいですから。マジで雨降らないでよ〜
雨の日はより効くディスクブレーキの方が良いのは揺るぎない事実ですが、リムブレーキでもなんとでもなるし出来てきたのでなんとかします。
メンバーの内デジさんのRITCEHY↑だけ唯一ディスクブレーキ、(カスタムペイントのここの肉抜きの塗り分け格好良い)
余談ですがブルベで最も歴史の深いParis Brest Parisという1200kmを走るブルベは100年以上の歴史を持つイベント。
ということは先人達は現代からすると相当〜〜〜〜クラシックな自転車で走っていたわけで。
リムブレーキとはいえ言い訳なんか出来ませんね。
ハンドルはこれまた毎回言っている気がするNITTO all road bar plus。100回くらいこのハンドルのこと言ってるな。
ドロップハンドルそのものに慣れていない方でも手馴染みよく、また慣れている方でも長距離乗ってもストレスを感じない”ちょうど良さ”。
幅違いで荷物を乗せてのツーリングやグラベルライド、それまでの2回のブルベでも使ってきたのでもはや相棒です。
日本一周の時は谷さんが組んだDISC TRUCKERに道中トラブルなく支えてもらったので、
ブルベの手元くらいは谷さんがデザインしたこのハンドルに支えてもらおうか、という願掛けも少し。
目に見える数字、効率、機能性は自転車を作る上での大きなベースにこそなりますが、
そんなものばかりで溢れている現代、目に見えない情緒で形作られる機能性もあるんだと信じて止みません。
バーテープは新品番のRITCHEYのGAZOS。
今までは同ブランドのPave派だったのですが最近はこっちが気分です。
ロゴがエンボスで目にもしっとりと馴染み易く、ややスウェード感ある仄かにヌメっとそしてサラっともしている絶妙な質感、内側のゲルも相まって握り心地は良好です。
ドロップバーの肩の部分をよく持つので、クッション性はとても重視するポイント。あと格好良い(ここ重要)。
当然ですが食料同様に水分補給も非常に重要なのでボトルは2本。
フレームバッグとの位置の兼ね合いを考えつつも極力大きいボトルをと、RITCHEYの大きいのを使っています。
ボトルケージはwidefootとwolf toothのもの、フレームバッグとの兼ね合い上ボトル位置とのスペースが少々シビアなので、
それぞれ位置を少しだけ上下にスライド出来るものにしています。
自転車人生10年余り経ちますが、このブルベのために人生初のサイクルコンピューターを買いました。
ブルベはルートが曲がり道ひとつ取っても決まっているので、これがないと成立しないと言っても良いと思います。
メジャーなところだとガーミンとか、色々なものがあるのですがこれはCOROS DURA。
ともかく電池持ちが良い!以上!比較対象が無いから細かいことはわからん!
でもなんもわからん自分でも直感的に使えるしいいと思います。
長距離ライドにおける最大の敵は身体へのダメージだと思うんですが、特にあげられるのがお尻の痛みかと思います。
普段のライドでは滅っっっっっっ多に履かないのですが本番ではパッド入りのパンツを流石に履くのと、しっくりくるポジション、それにプラスで慣れたサドルの存在が必要不可欠。
どれかだけでは意味がなくて、この距離感だと全て揃っていないとトラブルに発展しちゃうかと思います。
自分はこのRITCHEYのcabrilloというモデルがとてもしっくりきていて、200kmと300kmではお尻の痛みはゼロでした。
本当にこのサドルは自分用なんじゃないかってくらい調子が良いですね。
ブルベの時は膝の負担を考慮していつもよりほんの少しだけサドルを下げるのも多少なりとも効いているのかな?と思います。
瞬間的な出力よりも長期的に七割のパフォーマンスを発揮出来るようにするのがとても大事なんだろうなと。

ここからは荷物編。これが全部バイクバッグに入っています。
嵩張るところだと上下のレインウェア、何かあった時のエスケープ用の輪行袋、そして上下の着替え1セットの布系。
300kmまではきのみきのままで走り切ったのですが、600kmとなると流石に仮眠の大休憩(といっても3〜4時間くらい)を挟まないと後半は眠気と戦うハメになって流石に危なく、その際のリフレッシュ用として着替えを持っていきました。
衣類系は全てサドルバッグに詰め込む形。上下の着替えのみ別途FairWeatherのドライサックに詰め込んで。
比較的大きさに対しての重量が軽い衣類はサドルバッグに入れておくと乗っている時、左右に振られづらく調子良いです。

そしてモバイルバッテリーやトラブル時の携帯工具やチューブやポンプや鍵であったりと、
衣類と比較して小さくて重い金属系のものは全てトップチューブ下のフレームバッグに。
チェックポイントはスマホでの写真撮影が必須なので、充電系統は重要度が高いです。
フレームバッグの中のバッグインバッグとして防水系のバッグにまとめて入れています。冗談抜きで水没したら詰むので。

携帯工具はそれまで十徳ナイフ形状のものをそれまで使っていたのですが、
最近良いなと思って導入したのがtopeakのこのラチェットロケット。
十徳ナイフタイプとは違ってサイズごとの”ビット”をラチェットのハンドルに取り付ける一手間があるのですが、その手間を打ち消すラチェット機能。

スピーディーにくるくる回したい時に持ち手を捻って、回して、捻って、と大変なので多少嵩張ってでもこのラチェットロケットを選びました。
おそらく後半になったらくると予想しているサドルのちょっとした角度、高さ調整が非常に捗るはず。。。
基本的にトップチューブ上のswift indのタンクバッグmoxieは食料を入れる用のポケットにしています。
信号待ちの時にサッと手を伸ばしやすい部分なのでここに一点集中。
ちいちゃくて軽いモノに関しては必携品であるベストの後ろポケットにという分け方に。
(フレームバッグ系はジッパープルはもとからついてるモノから変えています、変えなくても使い易いんですが変えていると自分のモノ感あってなんか良い気がします)
RITCHEYの看板スタッフであるFergus(写真中央)が一昨年にBluelugに遊びにきてくれて、
ブルベのことについて色々と聞いた時には飲んだり食べたり”し続ける”ことがなによりも大切だと言っていたので、
エネルギーを摂取し続けることに関しては少々シビア。
普段はチョコやグミ等お菓子大好き人間なのですが、自転車に乗る時の補充に関しては米とかパスタとかわりかしガッツリじゃないと補給が追いつかない燃費悪い人間なので600kmは少しだけブルってます。。。
トラックバイクシーンそのものが”シーン”として出来上がる前からトラックバイクに跨って、シーンの変遷をリアルタイムで現地で見てきた生き証人であるファーガス、
トラックバイクから自転車に入った自分が昔からスタイルのあるサイクリストとして認知している人で、
今こうして職業自転車人となってブルベに熱中している今でも、素敵なサイクリストとして認知しているなんてそんな人なかなかいないよなぁ、、、、なんて思ったり。
にしてもファーガスのGarden Cityは鬼カッケーな。
個人的買っとけばよかったなバイク筆頭の1台。
ブルベにおいてファーガスと肩を並べて走るなんてことは脚力的にとてもとても無理だけど、
いつか”同じステージ”に立つことくらいは出来るかな、、、なんて思いつつ。
ん〜、自転車それ以外共に個人的には過不足ない、
いい感じの装備かと思うのだけどどうだろうか?走ってみないと実際のところはわかりませんね。
と、ここまでがスタート前に書き記したブログ。
ここからはブルベ終了後に書いているブログです。。。
、
、、
、、、
結論から言いますと。。。



時間内に600km走り切れました。無事に全員揃って!
スリーショットの道中写真からあれ?と思うかもしれませんが実はmonstercross乗りのお客様も一緒に完走しています。
いつもブルベに付き合ってくださるMさん、本当にありがとうございます!

そしてゴール地点にわざわざ一人来て待ってくれていた弊社カメラマンのまさくんにも大きな感謝を。
スーパービッグありがとうございます。
各店に出入りしているので、見かけたら話しかけてみてくださいね。

最後のチェックポイント認定にお買い物レシートが必要なので、
ノンアルビールで乾杯だ!と買って飲んでいたのですが、まさかのゴールはもう少し先のコンビニということが判明、
最後の最後まで気が抜けないブルベなのでした。

日中30度越えで日差しが強く過酷なブルベだったのが、この日焼け具合からお分かり頂けるのではないかと。
お風呂に浸かれない!!!でも完走できたので大大満足です。
来年は日焼け対策必須ですね。。。(そりゃみんな長袖着るわけだ)

最後にレシートまとめて完走を認定するためのweb手続きを。
完走したらもらえるメダルが毎度嬉しいんですよねぇ。

最後は集合写真で〆!
さて次回はどれに出ましょうか。。。

(帰路の20kmが辛いのなんのって、、、、)
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう
























