こんにちは
上馬店より一周です。
先日のBlackMountainCyclesのポストはご覧になりましたでしょうか?
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新ロットのmonstercrossとMod zeroに言及するこちら。
前ロットからmonstercrossは1年ぶり、Mod zeroはなんと3年(!)ぶりの着弾なので今一度どんなバイクなのかおさらいをしたいと思います。
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monstercross (52)
BlackMountainCyclesの象徴的な存在ともいえるモンスタークロス。
設立当初からラインナップされ続けている、ブランドを語る上で欠かせないモデルのひとつです。
“どこのメーカーのどんなバイクだとしても「なんでもできる」ものはありませんが、このバイクは近いです。 クロスフレームはサイクリストが「1台だけ持つなら…」というリストの中に必ず入っています。 このmonstercrossは私の「1台しか持てないなら…」というバイクです。”
1990年にマイクさんが乗っていた1台まで話は遡ります。
悪路を走るとて現代では考えられないような細いタイヤが当時の標準、フレームはもちろんのこと太いタイヤの選択肢自体がそもそも無く。

(最初期プロトのmonstercross)
レースではなくて自転車に乗ることをただ”楽しむ”のであれば、太いタイヤならばもっともっと良いのにな。。。
とマイクさんが長らく思っていたことを基軸として、2007年のBlackMountainCycles発足とともにmonstercrossのデザインがはじまりました。
写真の通り細かなマイナーチェンジはありつつも現ロットでも大きく姿形を変えていません。
当時のドロップバーダートバイクの標準的なブレーキであるカンチブレーキ、
誕生当時としては非常にワイド、
しかし現代になって時代が追いつきスタンダードになった50mmというワイドなタイヤクリアランスを備え、
トップチューブ上にはクラシックダートバイクに見られる象徴的なディティールである3連のワイヤー受けの集合、
そしてシングルスピード化が難なく可能なホリゾンタルドロップアウト。
いちブレーキ性能だけでいえば人によっては「時代遅れ」だなんてうそぶくフレームではあるのですが、
このカンチブレーキのバイクは今なおシーンにおいてカルト的な存在であると共に、僕らのような”生活”に自転車を置く人間にとってはロマンと機能性の最大公約数な1台ともいえます。
ボリュームタイヤを履かせて非日常のフィールドを駆け回る道具としてはもちろんのこと、シングルスピードビルドでラックを奢り日常に寄り添うカスタムも叶える懐の広さ。
またクラシックバイクながらの構造のシンプルさから、自ら工具を手に取って愛着を積み重ねることもし易いのはなによりでしょう。
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毎生産、ユーザーの声を取り入れてマイナーチェンジがされ続けるBlackMountainCyclesのバイク。
monstercrossは昨今のマイナーチェンジの中では大きめの変更がされる予定です。
それまでは50サイズがフレームサイズラインナップの最小でしたが、今ロットから46サイズが新たな最小サイズとして加わります。
monstercross (50)
外国人と比較してどうしても背格好、手脚の長さが異なる僕ら日本人。最小サイズの50サイズがそもそも大きく乗れない、、、
なんてことが少なく無く、泣く泣く50サイズを乗ることを諦めた方達が待望のサイズラインナップ追加となりました。
それまで700x50Cがどのサイズも共通しての対応ホイールサイズでしたが、46サイズに関しては設計のバランスを維持すべく650x50Bが最大タイヤサイズに。
このクリアランスに適合する650x47Bの通称”ROAD PLUS”サイズはタイヤのバリエーションがとても多く、
タイヤ選びの楽しさは46サイズだからこそな大きな特権になるかと思います。

こちらジオメトリ(フレームの設計書)。
46サイズのstandover(跨ぎの高さ、股下よりも低くあるべきところ)は727mmと低めに設定されているので、
日本人体格でいうところの身長160cmくらいの方が下限の体格になるかなと思います。
展示車を用意する予定なのでそれまで諦めていた方達にはマイサイズに乗って、体感して、大いに食らって欲しいところ。
今回のフレームカラーはビンテージランドローバーから着想を経た、セージグリーンとブラックの2色。

はい、セージグリーンのカラーサンプルはこちら。(ブラックがどんな色かは知ってるでしょう?)
ブラックは今回新たにいつものデカールの”ホワイト”のバージョンが初登場。

ルーツであるWTB phoenixのこの感じになるのかしら?う〜む、非常に楽しみです。
当然過去色はいつもながら在庫限りになりますので、残り少ないカーキとクランベリーも合わせて今一度チェック頂けたらなと。
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Mod zero (47)
そして今回同タイミングでモデルゼロも着弾するわけですが、
BlackMountainCyclesハッピーセット過ぎるし、ジャンルの近いこの2択を現物見ながら選べるのは非常に贅沢なタイミングともいえます。

前述のモンスタークロスのディスクブレーキverとして生まれた、
700CホイールのフレームであるMCD (monstercrossDISC)、

そして650Bホイールのディスクフレーム、ROAD PLUSという2台のディスクフレームを統合。
ただ統合するだけでなく、時代の需要に合わせて各所規格のブラッシュアップが施されたのがこのMod zero。
BlackMountainCyclesのラインナップの中では最も近代的なフレームです。
モデルゼロに触れるのであればこのフォークに触れないわけにはいきません。
このニューイングランドのバイクシーンではカルトのひとつとして脈々と受け継がれている”5ピースフォーク”。
5本のパイプを溶接したカクカクっとしたこのフォーク形状はアメリカのバイクシーンの歴史のひとつ。
monstercrossのクラシックなフレーム形状からは少し離れ、上パイプの後ろ下がりは強めな形状のモデルゼロ。
ともかくこのボリュームタイヤの出立ちながら、未舗装路はもちろん舗装路上であってもグンと進むのがなによりも良い!
と、今日まで何回言ったんだ俺、、、ってくらい褒めちぎっている部分なのですが、、、(monstercrossもよく進むのですがそれ以上に)
多くの舗装路とちょぴっとの未舗装路の感じが、マイクさんが普段乗っている土地柄と日本の土地柄がスケールは異なれど似ているようで、
舗装、未舗装をミックスしてそれぞれを密度を高く楽しむとなったらば決定版ともいえる1台になっています。
モデルゼロはmonstercrossとは異なるディスクブレーキでモダンバイクのイメージの色が強いからか、
本文ともいえるドロップバーのバイクの雛形を崩しての組み方がそれまであまり多く無かったのですが、かなりやれることの幅は広い1台です。
ドロップバーの設計ですがフラットバーで組んでももちよしで、monstercross以上にオプションを盛り込むケージマウントは豊富。
ただシングルスピード化は原則不可能になるので、そこが”日常”に沿ったカスタムができるかどうかの分かれ道になるかと思います。
それまでダイナモライトの電線は付属のクリップを用いてフォークに沿わせる形でしたが、
今回のマイナーチェンジでフォーク内部に通せる作りになるそうで、シンプルな見た目へとなる。
はず。


今回のモデルゼロのニューカラーはマイクさんが普段乗っているエリアにいるナメクジがイメージソースのバナナスラッグ、
とマイクさんが普段使っている香辛料からとられたチリフレークの2色。
自分はビンテージカーにあまり明るい方ではないので、オーナーの日常に在るものがカラーソースの方がリアルな感じがして好きです。
う〜む、今回もどれも良いフレームカラー。。。
非日常の枠を超え、
日常をも色濃く落とし込むことが出来るmonstercross、
アドベンチャーを一身に体感出来、よりシリアスなシーンでも活躍してくれるMod zero。
どちらがあなたにフィットするでしょうか?
続報をお待ちくださいませ。
ではでは
いっしゅう















