こんばんは!
最近はすっかりと寒くなって上着なしだと夜寒い感じになりましたね。
暑くないのなんか寂しいのですが、今くらいの季節は自転車乗るの最高なのでみんなジャンジャン乗りましょう!
で、今日はちょっと寒くなった今にピッタリの国から新入荷のお知らせ!
日頃オンラインストアを見ていただいている方はもしかしたらお気づきかもしれませんが改めて。
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本国Instagramの更新が1ヶ月ちょっと前にありました。
やっとBLUELUGにも到着して、準備が整ったのでご紹介させていただきます。
STRIDSLANDよりNew Frame!🇩🇰
その名もBeachComber “Ti”
前回Crmoモデルで入荷したBeachcomberの(Ti)チタニウムモデルです!
そもそもBeachComberってのは26+(26インチプラス)規格のフレーム。
Matias(ブランドのオーナーさんの名前)さんはこのフレームをMTBMXというジャンルのバイクだと言っています。
攻めた乗り方しても安心なガゼット補強やたっっかいBBハイトの設定、そして極太26×2.8inch(27.5×2.6inch)を飲み込むタイヤクリアランスに各所に見られる無数のダボ。特殊なことをせずにシングルスピードとして組むことができるロッカードロップアウトの採用。
街中でもトレイルで自然と攻めたライディングをしたくなるような攻めた設計からくる乗り味に加えて、無数にダボ生かしてハードなバイクパッキングもなんのその、フェンダー取り付けてエブリデイバイク&週末の遊び道具って組み方もバッチリ。
Matiasさんのバックボーンが色濃く反映されていて、本当個性的でかっこいいブランドだなとフレームを通して再確認することができます。
で、ややこしいのですがフレームフォークともにTiバージョン(今後Ti/Tiと呼びます)と、フレームTi/フォークCrmoバージョン(今後Ti/Crmoと呼びます)の2種類あって、両方極少数のみ入荷しています。
上の写真はTi/Ti
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上のがTi/Crmo になります。フォークは単体でも販売のあるBarnacle”Lite”Forkが使われています。
ちょっとこちらのフレームのご紹介の前に、まずはおさらいから。
先日入荷したCrmoバージョンのフレーム(今後Crmo/Crmoと呼びます)、BLUELUG店頭でもいくつか組立てさせていただきましたので写真で振り返りを。
それぞれとても目を引くパーツアッセンブルでかっこいいですね。。ちなみに26+を推奨していますが3枚目の車体は27.5inchで組んでいます。
ここからはまだ組んで乗っていないので難しいこともありますが、分かる/想像できる限りの情報を。
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まず数値面から。
本国サイトから引っ張ってきた情報によると各フレームLサイズの重量は、
・Crmo/Crmo:約4500g
・Ti/Ti:約3250g
・Ti/Crmo:約3650g
とのこと。でCrmoのBarnacleLiteフォークが1.35kgなのでまとめると、
・Crmoフレーム:3150g
・Tiフレーム:2300g
・Crmoフォーク:1350g
・Tiフォーク:950g
フレーム、フォーク共になかなかに違いがあることが分かります。
BeachComberはガゼットの補強だったりとても頑丈に作られているので見た目はとってもゴツいのですが、Tiフレーム持ってみるといい意味で見た目とのギャップに驚きます。この見た目でこんな軽いの?!って笑
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次は素材について。
一般的な話として、チタニウムは軽くて丈夫で錆びにくい、いわば最強な素材なわけですが金額が高くなりやすいため、その他のアルミやクロモリを使った自転車が(BLUELUGで取り扱わせていただくようなブランドには)多いわけですが、これはその最強の素材を使っています。
またTiモデルに使われているのは「Grade 9 Ti-3AI-2.5V」というグレードのチタニウム合金。
調べたところ現在のチタニウムフレーム加工技術においては最もポピュラーで扱いやすく、硬さ/弾性/引張り強度などの数値において優秀な素材なんだそう。
そしてフレームの一部はバテッド加工されたチューブを使用して軽量化も測られています。
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そして乗り味について。
Crmoフォークの方が重いですが弾性に優れているため振動吸収性が高く、乗っていて疲れにくいという恩恵がありそうです。
はたまたTiフォークは軽くて硬いです。反応がよくハンドリングもキビキビ、とはいえ本国の説明見ると、ほどよい弾性も感じられて硬いだけじゃない乗り心地に加えフォークはブレーキング時に振動を吸収してくれるとのこと。
それでは細部を改めて写真で見ていきましょう。(写真がホワイトバックばかりですみません。)
ヘッドはいわゆるOS(オーバーサイズ)のヘッドセットの規格。
フロント100x15mm、リア142x12mm、ノンブーストのスルーアクスル。
ヘッドもここにも言えることですが、とてもオーソドックスな規格を採用してくれているためたくさんのブランドから選べますし、載せ替えもしやすい。
Evasionと同じくParagonMachineWorksのロッカードロップアウトを採用していてシングルギアにするのも容易。前後ディスクブレーキはISマウントでポストマウントのキャリパーが使用できます。
ドロッパーポストのワイヤーはフレームの中を通ります。
ダボはもうこれでもか!って感じで。特にダウンチューブの5連もシートステーの3連も非常に珍しいと思います。
パッキングの際にシートステーのダボがめちゃくちゃ使えそうだな〜なんて妄想が捗ります。
そしてこのロゴデザイン。。チタンらしくフェードカラーのアナダイズで入っています。
ちなみにフレームのカラーはマットブラスト仕上げ。
Matiasさんがかつて乗っていた古いチタンフレーム2車種のカラーが元となっています。
(下のMoratiのバイクにはNITTO b903 bullmooseが使われていますね!)
Matiasさん的にマットブラストは傷や汚れ、ストラップのスレなどによる経年変化が楽しめていいんだそう。
この男前カラーに美しいアナダイズロゴがたまりません〜
最後にホワイトバックばかりだとイメージ膨らまないので参考車体を。製品版と仕様違ったりもありますがあくまでもイメージで。
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丁寧にご紹介させていただいたつもりですが、このフレームの魅力はまだまだこんなもんじゃあありません。
てかSTRIDSLANDのこと調べれば調べるだけ面白い情報で続けるのでずっとディグってしまいます。笑
些細なことでもInstagramや公式サイト、Radavistなどに情報を置いてくれていて、Matiasさんおそらくとってもマメで真面目な方だし消費者目線を大事にモノづくりをしてくれているんだな〜ってのが伝わってきて最高なんです本当に。
特にRadavistのこの記事は読んでみてほしい!日本語訳で結構読めちゃいますよ。
あと今は分かりませんがOMNIUMでアルバイトしてるってのも知らなくてびっくりでした。(OMNIUMも同じくデンマークのブランド。)
今は在庫切らしちゃってるHULSROYもですが、今年はデンマークのブランドたくさん取り扱い始めたこともあり北欧の勢いを感じずにはいられません。
ではでは、幡ヶ谷店には両モデル在庫していますので気になる方是非店頭でお話させてくださいね。
ミン