暑い日が続く、夏!真っ只中ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。

猛暑の中で漕ぐチャリンコも悪くない。ぼくはそう思っています。

たくさん漕いで、たくさんいい汗をかいて、たくさん美味しいもの食べて、飲んで、残りの夏も楽しんで行きましょう!

 

どうも。幡ヶ谷店よりカイセイです。

本日は、ぼくが乗っているSURLYのKARATEMONKEYとの思い出話を記したいと思います。

ぼくがこのフレームを選んだ理由は、先輩達の遊び方を自分も真似したかったから。

その遊び方とは、ゴロゴロした岩をも華麗にかわしたり、めっちゃ泥んこが混じっている水溜りに飛び込んで背中を汚したりして林の道を走る遊びの事です。

(憧れていた遊び方のイメージはこんな感じでした!)

 

そんな様子の写真だったり、放課後トークを聞いたりしていると、’’わっせ’’カッコいい。と、いつの間にか思っていたのでした。

 

欲張りなぼくは、山はもちろん、1wayではなく2way、いや3wayくらいの楽しさを一台に盛り込みたいという密かな思いもあったんです。

(密かな思い:キャンプライドも好きだし、ちょっとした旅みたいな感じで走るややロングなライドも好き。要するに山に行くためだけの一台にはしたくなかったんです。)

次買うなら、みんながよく言うSURLYの自転車を一度は体験してみた方がいいかもなんていう言葉が忘れられなかったぼくは、いつしか《カラテモンキー》のことが気になり始めていました。

山でも遊べて、世界中をも旅が出来る。そんなフレームなのかなと最近は思っています(お店で出会ったカラテモンキーに乗っている人、インターネットに落っこちているカラテユーザーの遊び方などを見てそう感じています)。

そう思い、組み立て始めたのは2023年が始まった3日後のことでした。(1/3)

組み立て直後の試走でぼくが感じたのは『え、めっちゃ走れるじゃん』。この一言に尽きます。

なんでなんだろう。29erにしているのも理由のひとつかと思いますが、それにしても思ってた以上のスピード感でした。

以降、思い出話が続きます。

 

 

①はじめまして、グラベル。

そんなこんなで時間は過ぎていき春最中。

ついに山遊びへ行くこととなります。

はじめて山に行って遊ぶこと (BY BYCYCLE) に少しビビっていたのも帰る頃には忘れ、余韻がヒタヒタ状態。

29erで行ったばっかしにちょっとクイックな動きしたい時、ワンモーション遅れそうで怖い気持ちもありましたが、トップスピードさえ我慢すればなんて事ないかも。

(めっちゃ乗るの上手い人からしたら、”うさぎとかめ” 状態のように見ていて思うかも知れませんが、、、)

 

はじめての山遊びで使ったタイヤは*ULTRADYNAMICO* mars race tireでの参戦。

ぐいっと食い込んでくれるノブ、そしてそれらのトレッドパターンが美しいこちらのタイヤ。

どうも緊張しているぼくを、走り出しはじめてすぐに、安心へと変えてくれるほどの安定感でした。

うぉ、カラテモンキー楽しい、、、。この日、カラテモンキーを組んで良かったと改めて思いました。

はじめましてのグラベルライドは、早く2回目に行きたいと思えたライドとなりました。

(悲願の山遊びである1way目、達成!)

(メンバーは、今野さん、一周さん、サンタくん。最高の遊びに最高のエンディングだった最高の休日となった日でした。)

 

 

②非常に楽しかったSwiftcampout2023

春からいつの間にかワープして夏が本格的に始まりそう直前の夏至の日になりまして。

続きましてのおもひでは、Swiftcampout2023

(ぼくらブルーラグチームの自慢の二日間が集約している素晴らしいページをWEBチームのアサヒパイセンがご用意してくれています。お時間あるタイミングでぜひ!)

 

このライドはどちらかというと、長い距離を自分たちのペースで漕ぐ。かつ、なるべく使う道具たちを自転車に積んだり、パッキングしたりして目的地へと向かうという割とゆったりなライドかと。

①との仕様変更は、ラックを付け、バッグや荷物が加わったこと。あと薪も。

荷物が加わっても、動揺しないのがカラテモンキー。安定感はもちろんの事、荷物を積んでいてもよく走ってくれる。

この二日間、千葉県は房総半島の方でキャンプアウトをしたのですが、海沿いが5割、残りが田んぼ道と林道というコースメイクでした。

ふと現れるポテンシャルの高い林道だって楽しめた。最高。

 

世界中を旅している方々このフレームをチョイスしている理由がほんの、ほんの少しだけわかった気がする。

『え、キャンプライドあっさり大成功じゃん。』と思ってしまった、、、。

大いに二日間を満喫できましたし、皆さんも是非キャンプライドはオススメしたいです(お時間の方が許されるのであれば!)。

Swiftcampoutというイベントに今年も参加できて良かった。

(まさかの密かな思いの中のキャンプライドが成功となってしまう。2way目、達成!)

(メンバーは、クリントパイセン、タクマ。久しぶりにテンション上がってのセルフィー。タイマーは10秒設定。とにかく自然に圧倒され、千葉に魅了された圧巻の二日間でした。)

 

 

③楽し過ぎたレースへの参加。その名もOMM!

Swiftcampoutから早ひと月。もう完全に夏という暑さだった東京を離れて向かったのは、約270km離れた長野県は白馬村。

カラッとしていて、素晴らしい自然と街の中で行われるOMM(Original Mountain Marathon)という山岳レース。

イギリス発祥のイベントで、必要な装備すべてをバックパックで携行してレースを遂行しなければいけないという少しハードそうな大人の遊び。

ぶっちゃけ、絶対にカラテモンキーはみんなの本気具合にはついて行けない。参加する前から何度もそう思っていました。

 

やるからには本気(本気と書いてマジと読む)で挑みたかったぼくらは、点数をたくさん稼ぐために割とスピーディーに走ることを誓いあってレースへ参加しました。

現在所有している車種だと、カラテモンキーが一番なんだかんだ向いてるやん、、、。

不安を抱きながらもこれで参加するしか選択肢はなかったんです。(allcityのスペースホースはホーイル購入待ちでバラシ中、fixed gearで組んでいるaffinity metroporitanでもレースをやり切る自信なんてこれっぽっちもないし、、、)

上に書いた気持ち(本気で参加すること)を維持するために、今自分が出来る最大限の対策はして挑もう。そう考えました。

前向きに今回のレース仕様について考えた結果、チューブレス化とタイヤの変更、踏ん張れるために必要なバーエンドバーの追加、が精一杯のお財布事情でした。

 

タイヤは*ULTRADYNAMICO* mars race tire*SCHWALBE* thunder burt tire へ。

幅は2.25と前回の2.3より少しばかり華奢になったのですが、これがすこぶる調子良かった。おまけにパンクというアクシデントを少しでも回避したかったのでチューブレス仕様に。

(実ははじめてのチューブレス化だったのですが、乗り心地が全然違くて面白いし、何より弾力感がチューブドの感じには味わえない柔らかさでとにかく新感覚!)

 

バーエンドバーは、*CANE CREEK* ergo control bar endsを。

んー、カッコいいですね。(自分で撮った写真なので、暗くてすいません!)

実は疲れたり踏ん張ったりする時にやたらとハンドルの端っこを持ちたがる癖をずっと無視していたのも事実。

そしてついこの間、サブちゃんが作ってくれた動画を見て、初めてその癖を第三者目線で目撃することになってしまいます、、、。

(身体は反射的にバーエンドバーを欲していたのかも知れませんね、、、。)

内心、そこまで期待はしていなかったのですが、これはカスタムして良かったと声を大にして言えます。

上品な渋さを持つこちらのアイテムは、山へ行って遊んだり、ロングツーリングする方にはおすすめなのかなと思います。

ぼくのようについ踏ん張る時なんかにバーエンド部分を握ってしまう方には是非この体験をしていただきたいですね。

レース中は、特に大きな遅れを出す事なく無事に着いて行けて一安心でした。今回のカスタムはONE FOR ALL,ALL FOR ONEの気持ちで居たかったぼくになんの抵抗も感じさせ

ないくらい納得の行くカスタムだったのかなと振り返ります。

目の前に大きな山を見ながら、実際に走っている周りは広大な田んぼたち。OMM、楽しかったな。

(この思いひでが詰まっているぼくらのOMMについてはミンミンさんのブログを是非!)

レースを終え、帰りの道中にふと今までに書いた①~③の遊びが一気に同じ列に並びました。カラテモンキーというフレームを軸に。

(同じフレームでこんなにも遊べる、、、! 予想外の3way目を自分の中で達成する事となったのでした。)

(メンバーは、サブちゃん、ノブくん、カリカリさん、みんみんさん。掛け声は『GO! ガリガリ GO!』でした。ふとカリカリさんが流し始めた久石譲さんの”summer”が似合いすぎた最高の3日間でした。)

 

 

改めて思い出を振り返ってみましたが、今のところぼくのやってみたかったことにとびっきりハマっていてビックリしてます。

山遊びとOMMのレースは似ているので1way目も3way目も同じじゃん!と思うかも知れませんが、ぼくの中では大成功なのでどうかお許しを。

そして今回の内容は山に寄りすぎちゃいましたが、もちろん”街乗り”としても実際に楽しく走れています。(まさかの4way目!?)

籠をつけたり、夢のダイナモ化だったり少しずつカスタムしていって、いつかはコミューターバイクとしても輝かせたい、そう思っています。

このフレームは最高でっせ。その上に、めっちゃ遊べまっせ。

そんな些細なぼくの実体験が少しでも紹介できればと思い言葉にしてみました。

山に行って派手に遊びたい!

ちょっと遠くまでキャンプ道具積んだりしてツーリングしたい!

とにかく色々欲張りたい!

なんてことを思っている方は是非ともこちらSURLY KARATEMONKEYを選択肢のひとつに入れてみてください。

きっと乗り始めたら虜にされるかも知れません。

ぼくもまだ乗り初めてから約半年。コレからもたくさん空手猿に乗って冒険していきたいと思いますー!

それでは、かなり長くなってしまいましたが読んでくれた方、ありがとうございます。

お店の方でもお待ちしております!

暑い夏ですので熱中症には気をつけてチャリンコライフを楽しんでいきましょう!

それではー。

PS.今後のカスタム欲望:ドロッパー化、サスペンションホーク化、27.5化 etc…

やりたいことが止まらない、、、。