先日の定休日。

スタッフ皆で 「RIVENDELL RIDE vol,2」なるもを企んで遊んできました。その模様を書きます。

僕が普段Rivendellのバイクを乗るのはもっぱら生活圏内。
いつもの道、いつもの街をマイペースで流すバイクにRIVENDELLはぴったりくる。

でもこの日ばっかりは、いつもの行動圏を飛び出して、空気の美味しいガタガタ道をいつもの自分のバイクで走ってみたい。

Rivendellのスタッフが休日「HillyBIKE」ってキーワードでそんな遊びをしているのに憧れているっていうのも動機です。

※理想のイメージ

きっとお世辞にも大都会と言えない場所で、田舎道を走ることもできる環境で、街と自然がバランスよくある場所で作られるバイクだから、街でも自然の中でも走れるバイク(走っても不便のないバイク)になるんだと思う。

僕はそんなRivendelの、街乗りに適したバイクなのにオフロードも走れるところ、でもマウンテンバイクやアドベンチャーバイクと違ってオフロードを走らなきゃいけない!オフロード行かないと格好悪い!って陸サーファー的脅迫観念が全く無いところが、ちょうどよくって好きです。

このRIVENDELL RIDE「参加資格はRivに乗ってること」それだけ!スタッフ内にシェアして参戦者を煽ります。ヘッヘッヘ一緒に行きたければ買って組むことだな・・というメカニックパワハラでもあります。

志願者は今回6名。「タイヤだけなるべく太めのものに換装してきてね」とお達しも出しました。

各員の愛車を僕らの巡洋艦「ハイエース(レンタカー)」に搭載していざ出発。都心はワープして美味しいところだけ走ります。Rivは電車輪行なかなか大変です。ラックやバスケットとかついてる人多いし。

男6人、車内のワイ談を加速させます(女子にも乗りやすいのがRivなので女性スタッフ求む。女子さえいたら・・俺らだって本当はワイ談なんてしたくないんだ!)

参加スタッフのRivBikeは後日バイクチェックしますが、特に気になったのが2台、

オンラインストア担当ピークさんのROADINI。Rivの中では細身で速いモデルだけど、35cのWTBのタイヤが入っている!こんな太いのいけるの??というのが一番の発見。

そしてこの日のために夜なべして組み上げたティモ君のCHEVIOT。ミキステ型のフレームの乗り味やいかに。

ストイックなバイクには積めない余計なもの、補給食(ほぼお菓子)スポドリじゃなくてアイスコーヒー。

まったり走り出し。序盤はずっと登り坂ですが、全員Rivだと自然と歩調が合います。速いの格好いい!って価値観はここにはない(そんな脚も僕にはない)舗装された林道も、信号と車少ないだけで気持ちいい。

うお!滝だ!涼しいー!と脚を止めます・・・まだ15分も走ってないんだけど・・

新人スタッフのクリントも頑張って坂を登ります。なかなか大変そうなので

「クリ坊!リアのバスケット何積んでんの?」と聞くと

「水です!2リットルのペットボトルです!」とのこと。

「・・・そりゃ重いやろ」と先輩たちからの愛ある指導が入ります。

晴れてきた(後にこのクリ坊の2リットルに感謝することになる先輩たち)

疲れてくると、車種ごとの長所が目立ってくるのも面白い。

ピークさんはさも井の頭通りを走っているかのような佇まい。オンロードはやはりROADINIスイスイ強し。そしてそのまま皆を置いて真顔で登板していくピークさん。謎多き男です。

いよいよオフロードゾーンに突入。都心ではなかなか出会えない路面、砂利道から水たまり、ガレた岩場もあります。皆のテンションも上がります。

そして先回りしてカメラ向けんのしんどい!ライドの撮影いつもやってくれるチューヤンに感心します。次は全部任せよう。

弊社BAG担当MAX君はJoe Appaloosa。マウンテンバイクくらい太いタイヤが入るのでここから真骨頂か。

同じくJoeを駆る幡ヶ谷メカニックのセント君。彼女のJoeを拝借して参戦。

センちゃんはBMX乗り、乗るの上手くてカメラ向けたらなんかやってくれます。

うお飛んだ!

途中キツそうなクリ坊に対し「サドルの位置があってないんじゃない??」とパイセン達からアドバイスが。

自分でトライ。勉強勉強。

外で使うと携帯工具も良し悪しあって、お客様に何をお勧めするか見えてきます。

途中真っ暗なトンネルがあったので、ダイナモライトの威力を撮りたくてISO感度ビンビンで挑みましたが、

写っちゃいけないものが映るんじゃないかという恐怖心に負けて撮りませんでした。

オフロードを走っていてもう一つ発見。

ティモくん駆るCHEVIOT。ミキステ型でクラシックな印象与える同フレームだけど、

オフロードガンガンいける。後で乗らしてもらったけど硬くて踏めばグンと出る。

乗りながらフレームやパーツの話で盛り上がる。「タイヤのチョイスミスった〜」とか「次ハンドルアレにするわ!」とか。これも自転車の醍醐味、楽しい。

とか言って障害物をピョンと飛ぶセンちゃん見てると「やっぱパーツじゃなくて乗る人なのか」とも思う。僕は機材で解決する派ですが。

休憩ポイントに到着しました。この日は日差しのない曇りだったけど、皆汗だく。

水場でテンション上がる皆。ヘトヘトだったので「絶対に押すなよ?」のくだりはカット。


顔洗って涼とって補給食食べて。しばし休憩。恒例の「ちょっと乗らして」で仲間のバイクの試乗タイム。比較してあーだこーだ。

そして頑張ったご褒美、極上の下りルート。とはいえ皆リムブレーキ、無理せずギャーギャー騒ぎながら下ります。


水たまりがあればフォトスポット。カメラを向けて「回避したらチキンだぞ?」と無言のメッセージでプレッシャーをかけます。


ここまでポーカーフェイスだったピークさんも

ほらちょっと笑ろてる

苦労した登り坂も下れば楽しくてあっという間でした。

人間界に戻ってきました。

参加した皆、楽しんでもらえただろうか。僕はまた行きたい、もう行きたい。

自転車の好きなところ、普段の道具としても、たまにの遊び道具としても使えるところ。スノボは雪が必要だし、サーフィンは海が必要。自転車もこうやって持ち出して遊ぶこともできるのに、特に何もない日常でも乗れるところ。

そんでもって最後は、LUGにて打ち上げて最高の休日は完成。

この日は「TACO LUG」でした。

本当に美味しかった!サボテン初めて食べました。(シェフのHoshiさんも、自転車で繋がったご縁。Riv乗り。変わり種タコスも美味しかったし、お好みでかける選べるサルサソースがどれも超絶美味しかった。。書いていてもう今食いたいです)

過去に自転車組んでいただいた方も、これから自転車組みたいなって方も、日常も非日常も、通勤も休日も、オンオフ両方で楽しんでいただけたら嬉しいな、と思います。

そしてその人に合う自転車はそれぞれですが、Rivendellを候補に入れてくれたら幸いです。