この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
VELO ORANGEのインスタグラムで見てからずっと頭のどこかで気になってたオールラウンダーpolyvalentのステップスルー(マタギが低い)ver.。
なにやら海外ではもう組まれてるっぽい。
………羨ましい。。僕もpolyvalent組みたいよ!
ってことで、polyvalent (diamondの方)をヨヨコー店頭展示車で組ませて頂いたのでご紹介させて下さい!
今回のカラーはsage metallic(セージメタリック)っていう色です。
とても良色。sageって自転車のカラーでよく出てきますけど、”セージ”という植物(ハーブの一種)からきているらしいです。
最近増えたflickerの縦画像。かっこいい。壁紙にしたい!
今回の変更点として一番大きいのは、スレッド→アヘッドに。この変更、賛否両論ありそうだけれどいいところ多そう。
スレッドのクラシカルな感じもいいけど、アヘッドの剛性バリバリの安心感も捨てがたい。
今回は*NITTO* LOSCO barでクリーンに。テーマはランドナーカスタム。
VELO ORANGEの中でpolyvalentはツーリング車。ランドナーの遺伝子を引き継いでいるフレームなので、ランドナーカスタムも似合います。
VELO ORANGEも『“do-it-all” frameset.』って言ってるくらいなので、割となんでも叶えることができそう。”polyvalent”っていう名前も”多価”、”用途が広い”みたいな意味があるらしくて、組んでみて純粋なオールラウンダーバイクだなと思いました。
スレッドからアヘッドになったのも、もっと幅広く、いろいろな条件下で使ってもらいたいというV.Oプロダクトデザイナークリントさんの優しさなのかなと思うと納得です。彼のナイスガイな性格が滲み出ている気がします。
トップチューブもよく見ると正円じゃなくて楕円の形をしてます。潰しを入れることで縦振動をほんのちょっと和らげてくれるみたい。
ここが1つ僕のお気に入りポイント。NITTO × SIM WORKSの OBENTO RACK。マシカク。マシカク。
これまた名作の*NITTO* M-1B front rack と比べると縦幅:同じ、横幅:左右にちょい広仕様。M-1もそうなんですが、基本的にはもともとバックサポーターなので耐荷重に注意ですが上にバスケットを乗せても良し、フロントバッグを乗せても良しです。
今回はシンプルに。かつ何載せようかなと妄想はかどるノーバスケット、ノーバッグスタイルにて。
天板からフレームに伸びるステーも曲げてます。
ラックを取り付けてもなおあまりあるダボ穴。僕が乗ってるNEUTRINOもそうですけどV.Oのフレームって結構フォークの肩ゴツめ&これでもかってくらいのダボ穴のゴツい感じが個人的には好きです。
横に3発あるとボトルケージもそうですが、*SALSA* anything cage bag kitを使って積載量をグンと増やすこともできるので何かと便利。キャンプツーリング行く方なんかには重宝しそう。
細かいところもこだわって。ディスクブレーキローターの6boltには真鍮のワッシャー付きのものを。
この投稿をInstagramで見る
ブレーキインナーキャップは、これも使ってみたかったFORAGER CYCLESのインナーキャップ。マジでちいちゃいので本当気をつけてください。一回落とすと転がっていって無くなります。。
…ただ、かわいい… 潰してかしめるインナーキャップと違い、ネジを締めてかしめるタイプなので半永久的に使えるのも良いですね。なかなかお客様からご指名いただくことは少ないけど細かいところへの気遣いはモテる男の第一歩。
タイヤはULTRADYNAMICO。このpolyvalent、26inchと650bのコンパチ仕様になっています。
26inchいぶし銀ツーリングバイクアッセンブルで組んでもカッコよさそうですね。。。
今回は、街中使いを想定して650bにて転がりよく。位置高めのプロムナードハンドルなので楽な姿勢で漕いでもスイスイ進む+48bのちょうど良い太さのタイヤで走行中の安心感もバッチリ。
激坂も座って登れるようにフロントはダブル。この辺もオールドスクールな感じを意識して。
実はV.Oに敬意を表してちょこちょこV.Oパーツも織り交ぜながら組んでます。やっぱりバッチリハマるしかっこいい。
*VELO ORANGE* polyvalent (54)
清潔感のある良い色だったので、素直に、こだわって組ませていただきました!
サイズ54ですが、手前に戻ってくるプロムナードバーであれば167cmの僕でも全然乗れるサイズ感です。
今年のpolyvalent、今までよりももっと広い意味での”オールラウンダー”になった気がします。それでいて”ネオクラシック”なVELO ORANGEらしさはしっかりと。
今回はヨヨコー店頭用にバッチリ組ませていただいたpolyvalentのご紹介でした!
ではまた!
クリント