バッタバッタと忙しくさせてもらっている代々木公園店です。

本日のお題は、最近代々木公園店でも取り扱いの始まった、イギリスからブロンプトンという小径車のお持ち込みです。

輝くユニオンジャックデカールはお客様のDIY。

3年ほど前に手に入れられてからというもの、サドルやグリップだけ交換して、あとは何をしたら良いかわからず迷子だったところを僕たちのお店に駆け込んできて頂きました。

任せて!そういうの得意です!

 

頑張ってやっちゃいましょう。

 

まずは定番のカスタムになりつつあるマッドフラップのご交換。

純正品はこれ↑柔らかい昆布みたいなのが付いてくるのです。

今回はBROOKSのものでご用意させて頂きました。

純正のマッドフラップがちょっと残念なので、ブロンプトンユーザーさんはここ絶対変えたほうが良いですよ。

 

お話を色々と重ねていく中でこちらもしっかり抑えて頂きました。

今回の大トリ。

Chriskingのヘッドセットへの換装。

もう説明不要な同ブランドの高パフォーマンスヘッドセット、実はブロンプトンサイズも在庫してあります。

ハンドリングが劇的に変わるとかではないんですけど、壊れないための準備という点では最強の選択かと思います。

『KING』のロゴを見るだけで安心感を得るのは、もはや母を見つけた子供のよう。

いや例えがわっけわかんない。

純正のヘッドセットは値頃なものが付いてくるので、よきタイミングで交換をオススメしています。

ステムが固着していて焦りましたが、なんとか外せてここまでたどり着くのに結構時間がかかりました。

ここも固着しやすい箇所なんで注意が必要です。適度なグリスアップを。

3年の使用を物語るヘッドセットの状態。グリスも抜けきり、良いタイミングだったかもしれませんね。

取り付けの前に表面処理も忘れずに。

完成車あるあるの全く面出しがされていませんでしたので、丁寧に下処理を行います。

ここからは圧入作業!

良いじゃないか。

色も勇気持ってブルーにしてもらって正解だとおもう。

フレームカラーも手伝って、よりブリティッシュな配色に。

見た目がめっちゃ変わるという訳ではないけれど、そしてささやかな場所だけど、確実に素敵に変身しました。

 

僕も今までとは少し毛色の違う作業が純粋に楽しいです。

ありがとうございます。

 

小径車取り扱いでピットサービスの間口が少し広がった代々木公園メカニックメンバーでありますが、今まで以上にジャンルレスに頑張ります!って気持ちが伝われば嬉しいです。

 

それではまたー。